京都に行くなら絶対押さえておきたい♪「八坂神社」の基礎知識

京都府を代表する神社として、多くの観光客が訪れる八坂神社。
今回は、祇園の街を守る神様として篤く信仰を集めている八坂神社の魅力をご紹介いたします。

1.八坂神社とは？

八坂神社とは、今から約1,400年前に建造された歴史ある神社です。
全国に約2,300社ある八坂神社の総本社としても知られています。

 100万人が参拝する初詣

正月の初詣には、伏見稲荷大社に続いて2位の約100万人が参拝するといわれています。

2.八坂神社が「祇園さん」と呼ばれるわけ

地元では、古くは八坂神社ではなく「祇園社」や「祇園さん」と呼ばれていました。

平安時代、京都では大きな疫病が流行りました。そこで様々な神社や寺院で祈祷などを行ったものの疫病は収まりませんでした。しかし、東山に祠を立てたところ、疫病の流行がピタリとおさまったのです。その後、祠を祇園社として篤く信仰を集めるようになりました。

祇園祭発祥の地

975年、当時の天皇が走馬や勅楽などを祇園社に奉納し、それ以降毎年継続されるようになりました。
これが現在の祇園祭の原点と言われています。そのため八坂神社は、祇園祭のシンボルでもあります。

ダイナミックで荘厳。まさに京都ならではの雅な祭になります。

3.繁華街に近い八坂神社

「京都でのショッピング」といえば、デパートなども立ち並ぶ繁華街四条通ではないでしょうか。
観光客や修学旅行生で賑わう四条通の突き当りに存在するのが、八坂神社です。

京都土産の定番「よーじや 祇園店」や

ペットボトルにもなった人気のお茶屋さん「祇園辻利 本店」もこの通りにあります。
祇園祭のついでに参拝される人も少なくありません。

4.アクセスの良さ

京阪電車の「祇園四条駅」で降りて地上に出ると、鴨川が流れる四条大橋が掛かっています。

西へ少し歩くと四条河原町の繁華街にたどり着きますが、東へまっすぐ歩いていくと10分前後で八坂神社の石段に突き当たります。観光や買い物がてらふらっと立ち寄れる非常に便利な場所に建っています。