相変わらず、焼味(シューメイ/香港式BBQ)に夢中です。ここ最近はステイした街や近所にどんな焼味やさんがあるのかを散歩しながらチェックすることが日課になってしまいました。というわけで、今回お届けするのは・・・恋する焼味の第三弾。
はじめて焼味デビューした「再興燒臘飯店」ですっかり魅せられて以来、「強記飯店」でもまたその奥深さを感じ、勝手に連載企画になっているほんまちゃんの焼味巡り、もちろんこれからも続きます!というわけで今回お届けするのは、上環(Sheung Wan)にある深井陳記焼鵝店です。
キッチン横には下ごしらえ中の焼味がズラリと並びます。圧巻!
新しくオープンしたばかりだという深井陳記焼鵝の支店の上環店。1階がキッチンとテイクアウトの受付になっており、店内で食事をする場合は2階へ。今時らしいシンプルでどことなく洋風な店内は焼味やさんとカフェを足して2で割った感じがする珍しいお店です。
2階の客席へたどり着くまでにはキッチンの横につる下げられたこの子たちを横目に階段を上がるのが醍醐味かと。はじめて訪れると少しびっくりするかもしれませんが、すっかり香港慣れしたワタクシはむしろ「香港に来たぞー!」な気分になっていることに気がつき、自分でもびっくり。
店内は新しいせいもあるかもしれませんが、すべてがピカピカに磨き上げられていて、清潔なキッチン。観光客にとっては嬉しい&安心できるポイントですね。
焼味(シューメイ)やさんにはめずらしいオシャレなランプ。
狭いながらも妙に落ち着く店内は国際色豊かな客層。
店の概観はこんな感じ。素通りしないように気をつけて。
この日私がオーダーしたのは、2種類のお肉の載った焼味ごはんにお茶でHK$60のセット。今まで訪れた焼味とはちょっと違っていて全体的にソフトな焼加減。カリッと系とふんわり系があることもこの日初めて知ったのでした。個人的には両方とも好きで、どちらも魅力的。気分に合わせて選ぶと楽しいかも。
みなさんはカリッと系とふんわり系とどちらが好きですか?そういえば、もうひとつ。この日サービスしてくれたおじちゃんはカタコトのアジア各国の言葉を話し「どこから来たのー?」と陽気に聞いてくれます。「日本からです」と答えると知っているであろう日本語の単語を連呼してくれるとっても楽しいひとでした。
このとき、こんなユニークで面白い店員さんを発掘するのも恋する焼味の裏テーマにしよう、と心に決めたのでした。というわけで、わたしの焼味を巡る冒険はまだまだ始まったばかり。これからも 恋する焼味をどうぞよろしく!もちろんタレコミ情報もお待ちしてます!
深井陳記焼鵝
http://bit.ly/swancbbq
Shop C, G/F, 8 Cleverly Street, Sheung Wan
2217 6686
11:00-21:30
※掲載記事は、取材日の情報に基づいています。
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