PROけんたま/KENTAMA
通常は非公開の尼門跡寺院は、南北朝時代の持明院殿の跡地でもあり別名常盤御所とも呼ばれています。こちらには、歴代門跡手植えという樹齢500年とも300年とも言われる五葉松があり見事な枝ぶりを見ることができるのです。
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1、光照院門跡とは?
後伏見天皇の皇女である進子内親王が、剃髪した後本覚尼となり室町通一条北に浄台禅律の四宗兼学道場として創建したのが始まりになります。明治までは禅宗のお寺だったそうで、歴代の皇女が入寺する時に持ってきた道具などが残されているそうです。2、光照院門跡の魅力
通常は非公開の為に3月の「善導忌」にのみ毘沙門堂が公開されます。表門右手の鳥居を抜けていくと奥に毘沙門堂がみえてきます。弁財天、天照大神、猿田彦命と荼枳尼天のお社があり、じっくりと見ることができるのです。その他に特別拝観の日が、不定期にあるのでその時期にしか足を踏み入れることができない場所でもあるのです。3、光照院門跡の見どころ
寺宝が素晴らしい
内親王が入寺されることもあり、雛人形等の人形がこちらに多く残されています。中でも次郎左衛門雛は、中御門天皇内親王「浄明心院宮」が入寺された時のものと伝わります。この他にも多くの人形が残され、寺宝とされているそうです。五葉松
門跡がお手植えしたとされている常磐松で、樹齢は既に500年と伝えられています。この五葉松は、書院前の庭に植えられており手前には緑の苔が美しく、白砂の枯山水庭園に映えるのはため息しかありません。京都の五葉松の中では一番キレイなのですが、枝ぶりが見事で奥が見えないのは残念です。御朱印は予約が必要
本尊は清凉寺式の釈迦如来立像と、恵心僧都作の阿弥陀如来坐像が鎮座しています。折上天井は田能村直外筆の花天井と、本堂は非常に華やかで尼寺らしい優しい雰囲気は残されていますが近年は公開されることが少くなっているので見る機会がないのは残念です。御朱印は1週間前に予約をしておくと、頂きますのでご安心くださいね。4、光照院門跡を訪れた人の声
光照院門跡へ縁あって、伺ってきました。樹齢五百年の五葉松や格天井は、
代々皇女が入寺された尼門跡だけあり、優しいほっとするお寺でした。http://t.co/6wMzRX64RU pic.twitter.com/Wo19w1wF9Q
— きょうとあす (婦人画報の京都サイト) (@tripkyoto) 2015, 6月 12
第51回京都非公開文化財特別公開 10/30~11/8 http://t.co/TBj1hsM9Mh 信行寺若冲花卉図がレア光照院門跡も初めてかもな。あと今回すごいのは、上賀茂神社と下賀茂神社で夜間神楽奉納があります。
— ワタヌキモン (@watanukimon) 2015, 7月 27
光照院門跡ではウグイスが鳴いている
ホーホケキョ
— ナーカムラートールー (@torudosu) 2015, 3月 26
5、光照院門跡詳細
■ 基本情報
- ・名称:光照院門跡
- ・住所:上京区新町通上立売上安楽小路町425
- ・アクセス:地下鉄烏丸線 今出川町下車徒歩5分
- ・拝観時間:非公開
- ・定休日:非公開
- ・電話番号:075-441-2254
- ・料金:非公開
- ・オススメの時期:特別公開時期