飛行機やバスを乗り継いで長門湯本温泉に行ってみる
山口県では最も古い歴史をもつ長門湯本温泉(ながとゆもとおんせん)は、多くの方は自動車で向かうような場所。でも、今回は出張取材のため、レンタカーは使えません。そこで本レポートでは、羽田から飛行機とバスを乗り継いでアクセスするルートをご紹介。
まずは、山口宇部空港からの地図を確認。赤いマークが長門湯本温泉。なるほど、日本海側にあるんだ。青いルートがバスルート。道中には日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」があるようですね。
山口宇部空港到着
羽田をびゅーっと飛び立ち山口宇部空港に到着。まずは、空港内にある券売機で、新山口駅までの切符を購入。片道890円/往復1,600円なので、往復切符を購入。
で、券売機をよく見ると
往復切符は片道切符が2枚出てくる?
発券された切符には往路・復路の区別はなかったので、ふたりで行くなら往復切符を買った方がお得ということですね。推測するに、この券売機は2枚以上まとめて購入することができないタイプであるため、まとめ買いへの配慮でしょうか。宇部市営バス太っ腹~
では、バスに乗り込みます。よっこいしょ。
バスの時刻表は、 宇部市営交通局の公式サイトで確認いただきたいですが、だいたい1日9便。飛行機の到着に合わせて運行しているようで、飛行機が多少遅れても、しばらくは発車を待っていてくれるようです。
とはいえ、預け入れ荷物がある場合は、結構ギリになりそうな感じです。取材日は飛行機の到着が5分遅れ。機内預け入れ無しのため、飛行機が完全停止した後、バス停までは約10分。既にバスはスタンバイしており、7分後ぐらいにバスが発車しました。
バスの中で前日の仕事疲れでウトウトとしていたら、あっという間に新山口駅に到着。所要時間は約35分。
ここから、長門湯本温泉への向かうバスに乗りますが、出発まで1時間ぐらいあるので、土産物屋を物色。
山口はふぐ以外に「ういろう」も有名。新山口駅1階にある 「豆子郎(とうしろう)」が気になりました。写真に写っている茶色い物体は、全て試食用の「ういろう」。やはり、山口は太っ腹です。
では、いただきます!ぱくり。
うまし!
でっち羊羹のようなみずみずしさがありつつ、しっかりと小豆の味がある。あ、でも「ういろう」は小豆入っていないんですよね。小豆がはいっているのは羊羹。ういろうは穀粉に砂糖と湯水を混ぜて蒸したお菓子なんですよね。知ってました?私は知りませんでした。
と、試食しているうちに、長門湯本行きのバスがやってきました。
長門湯本温泉まで片道2,000円です。写真では「送迎バス」となっていますが、2016年3月末までは宿泊者向けの無料送迎バスでしたが、2016年4月からは新山口駅と長門湯本温泉を繋ぐ民間バスとなります。有料にはなりましたが、どなたでも利用できるようになったのです。
所要時間は約80分ですので、お手洗いと飲み物の準備などをお忘れ無く。
※2016年4月6日時点では、民間バスが決定しておりません。ご訪問前に、長門湯本温泉協会公式サイトなどでご確認ください。