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黄檗宗のお寺である、曙寺。伝来が外国であるためか、門や御堂にエキゾチックな味わいがあります。陰陽道において最高位である、衆星の守護を司る神鎮宅霊符神を祀っている御像は一目の価値ありです!お寺の名前の由来にもなった、曙桜がきれいに咲いています。
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1.「曙寺」とは?
曙寺は、総本山が京都府宇治市の萬福寺である、黄檗宗のお寺になります。本尊は釈迦如来です。黄檗山万福寺官長・千呆が開山しました。また、この曙寺という名前の由来は、後水尾上皇が庭に植えた桜を見て、「霞みゆく松は夜ふかき山端の あけぼのいそぐ 花の色かな」と呼んだことから、桜が曙桜と名付けられ、次いでお寺も曙寺となりました。
文化財として、後水尾上皇が自筆した文書、宸翰があります。
2. どんな魅力が?
お豆腐のように白くてかわいい前門をくぐると、前庭には羅漢さま(サンスクリット語で尊敬されるべき修行者)がたくさん。恰好も姿勢も顔もそれぞれで、みなさん豊かな表情をしておられます。御廟には金銅の神像が祀られています。この御像は、「衆星守護をつかさどる神」、鎮宅霊符神像と言います。ちなみに衆星とは星々のことを表し、幾多の星の守護を司る神ということ。陰陽道では最高の神として知られています。かっこいいですね。
3.見どころ・お勧めポイント
天寧寺
天寧寺は曹洞宗に属し、曹洞宗開祖・道元が京都に建設しました。本堂には本尊釈迦如来像が安置されています。墓地には茶の名人として知られ徳川家光にも招かれたことのある金森宗和、示現流の流祖である東郷重位を弟子に取った善吉和尚の墓があります。1788年、天明の大火によって焼失しましたが、1849年には山門を含めてすべての再建が完了しました。
境内にはしだれ桜が咲き、堂々と直立するわらべ地蔵が印象的です。緑に囲まれた稲荷大神の社は、ひょいと御霊様が飛び出してきそう。
本堂は曹洞宗近世寺院建設の特徴がふんだんにちりばめられています。
上善寺
浄土宗のお寺です。円仁が天台密教の道場として創建したといわれています。本尊は阿弥陀坐像です。深泥池地蔵が地蔵堂に収められていて、浄禅寺、地蔵寺、源光寺、上善寺、徳林庵と並び京都六地蔵めぐりのひとつに数えられています。境内には二祖対面の庭、釈迦八相の庭、二河白道の庭、三笑の庭と、4つの庭があります。ちなみに三笑の庭は、楽しげな名前ですがじつは虎渓三笑という、中国の故事をモチーフにして造庭されました。
晋の慧遠法師という方が、決して虎渓を渡るまいと決心して東林寺で修行をしていました。そこに訪れた友人二人を送り、話に夢中になっていたらいつのまにか虎渓を渡っていたことに気づき、三人で笑ったといいます。
西園寺
浄土宗のお寺です。本尊は阿弥陀如来像を祭っています。1220年に藤原公経(のちの西園寺)がこの土地を手に入れ、西園寺を創設しました。藤原公経の子孫、西園寺公望は東洋自由新聞社社長、オーストラリア公使、伊藤博文内閣文相、政友会総裁を歴任しました。また、西園寺公望が筆した本堂正面寺号扁額は文化財に指定されています。
4.口コミ
なかなか、味のあるお顔・お姿をされていますよね 真ん中の人、あい~んしているし
http://blogs.yahoo.co.jp/kyonyanko_kyonezumi/60793572.html
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 閑臥庵(曙寺)
- ・住所: 京都府京都市北区 烏丸通鞍馬口東入ル278
- ・アクセス: 名神京都南、京都東ICより 約25分 地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」下車 1番出口 徒歩3分
- ・営業時間: 13:00-22:00
- ・電話番号:075-256-2480
- ・公式HPURL:http://kangaan.jp/
- ・料金: 普茶料理 5000円 一般拝観500円 お菓子抹茶付1000円
表情豊かな沢山の羅漢様に囲まれているとなんだが元気がでてきそうですね!衆星を司る神、鎮宅霊符神像は一目と言わず繰り返し訪れる価値ありです!