海外に出かけても、すぐに日本の食べ物が恋しくなって帰りたくなるという国仲涼子さん。和食がパワーの源なのは言うまでもない。
いつもはじけるような笑顔の国仲さんは、昨年ご出産され幸せいっぱい。そんな彼女を、さらに幸せにしてくれる行きつけの店をご紹介。
「朝ごはんを食べているときに、もう、昼ごはん何にしようかな……なんて考えてしまうくらい、美味しいものをいただくことが好きなんです」
そう語る国仲涼子さんがおしのびで足繁く通うのが、中目黒にある『日本料理・炭火焼 いふう』。四季折々の食材を職人の技術で創作する日本料理が楽しめる店だ。
「毎回、おまかせのコースをお願いするんですが、旬のお魚の煮付けやお野菜を炊いたものも本当に美味しくて」
その美味しさに全幅の信頼を置く店のようだ。 職業柄、個室利用ができるというのも嬉しいポイントだという。
「落ち着いた空間でじっくり和食と向き合えるのが嬉しいです。和食はいいですよね。こちらに伺うと日本人に生まれてよかった!と、毎回感動してます」
コースの中でも特に国仲さんがお気に入りのメニューが「うにの炊込み御飯」。元々は季節限定だった一品が、あまりの人気に定番メニューに昇格したものだ。
「コースはけっこう量もあって、いつもお腹いっぱい。でも〆にでてくるうに御飯はいくらでも入っちゃうんですよ。土鍋の蓋を開けたらうにとお米の香りがフワ~っと立ち込めて。また食欲が復活します。」
と顔を輝かせて語ってくれる。
「お米の一粒一粒に雲丹の旨味がしみていて、絶品です。お店で食べきれないとおにぎりにしてくださってお土産にできるんです。これもまた本当に美味しくて……私のご褒美ご飯ですね」
このうにの炊込み御飯が、国仲さんの日々の幸せの一端を担っているのは間違いないようだ。
国仲涼子さんが仕事帰りにフラリと立寄る店として挙げてくれたのが、蕎麦屋の『松玄 恵比寿』。ここで必ず注文するというのが「鴨汁」だ。
肉汁があふれだすほどジューシーな鴨肉と抜群の相性を誇るのが、削りたて本節から通常のものより濃厚に仕上げたというそばつゆ。そこに、厳選した北海道産のそば粉を石臼で挽いた手打蕎麦を絡めていただく。
「私が唯一お一人様で入れるお店です。夕食を食べる相手が誰も捕まらなかったときはここ(笑)。麺類だったら最近はお蕎麦が好きですね。お出汁のやさしい味で心が落ち着いて……、なんだかホッとするんですよね。ここの鴨汁は鴨の旨味や脂が濃い目のそばつゆにマッチして、存分に出汁を楽しめます」
囲炉裏を囲んだカウンター席や個室など、客席のバリエーションも豊富な空間は一人客にも居心地がよく、仕事のクールダウンの場所にもなっているとか。
「お店の雰囲気もすごく寛げますね。メニューも豊富だからちょっといろいろつまんで、最後に鴨汁のお蕎麦で〆る。ちょっと仕事で疲れたな……というときでもこれで復活です!」
やはり大人の女性は、自分だけのリフレッシュ法をもっているものだ。
「今一番ハマっているお菓子が蕨(わらび)もちです!」そう言って満面の笑顔を見せてくれる国仲涼子さん。 蕨もちに関してはかなりのお店を食べ歩いたという中から、特に推薦してくれたのが『廚菓子くろぎ』。
なんとこちらの店は東京大学のキャンパス内に店を構えている。ちょっと意外な立地がまた魅力だという。
「美味しい蕨もちがあると友人に聞いて、いても立ってもいられなくなって。話を聞いて、次の日にはもう伺ってました。キャンパス内を少し歩いて行く感じも楽しいですし、なによりお店の建物もカッコよくて。店内の雰囲気も抜群にいいんですよ」
国仲さんがいうこの建築は、同大学の教授で建築家である隈研吾氏が設計したもの。外観は杉板がウロコ状に張り巡らされており、店までの景観も楽しめるようになっている。
「蕨もちは口に入れた瞬間のあのプルプルとした触感がたまらないんですよね。『厨菓子くろぎ』のは特に他にはないつるりとした口当たりで……。そのおもちにきな粉をたっぷり絡めていただきます」
蕨もちの話になると説明に力が入る。心の底から薦めてくださっているのがわかる熱心さだ。
「本当は毎日でも食べたいくらいなんですけど、さすがにそれだと太っちゃいますから……。なんとか月1回くらいで我慢してます(笑)」
それ程ハマる蕨もちは仕事現場の差し入れとしても大活躍しているとか。
「この感動をみんなにも知ってもらいたいので!」
あまりの美味しさに、自らがつい広報役を買ってしまいたくなるほどこの品を愛しているのだという。
国仲涼子さんが、家族や仲が良い友人たちとゆっくり語らいたいとき活用するのが赤坂にある『折おり』。本当にゆったり過ごしたい時に足を運ぶという、落ち着いた雰囲気の懐石料理の店だ。
「料理が美味しいのはもちろんですが、席はすべて個室でどこも居心地は抜群。完全にプライベートなモードになれますね」
国仲さんが薦めてくださる店は和食系が多かった。その理由を聞くと、
「もともとは焼肉なども大好きなんですが、いま推薦したい店となると、自然と和食になりましたね。なんだか和食をいただくとホッコリできるんですよね。」とのこと。
海外に出かけても和食が恋しくなって2日と持たず帰りたくなるという、筋金入りの和食好き。
特にお米が大好きで、自宅で炊くときも土鍋で炊くほどのこだわりだ。
「土鍋で炊いた方が簡単だし、味がやっぱり違います。お米って本当に美味しいですよね~。」
と顔をホッコリとほころばせた。
「でも自宅ではとても真似できないな…と思い知らされるのが、『折おり』の土鍋で炊いた鯛めし。海外から帰ってきたら最初にまず食べたくなります。鯛の出汁がたまりません!」
「あとは上品な出汁の染み込んだ京風おでんも! あっ!本当に出汁ばっかりですね……でも美味しいから仕方ないですよね(笑)」
和食をこよなく愛し、日々の食生活を大切に過ごす国仲さんからは、幸せなオーラがたっぷりあふれていた。
【東京カレンダーの関連記事】
いつもはじけるような笑顔の国仲さんは、昨年ご出産され幸せいっぱい。そんな彼女を、さらに幸せにしてくれる行きつけの店をご紹介。
『いふう』の“雲丹ご飯”
中目黒
「朝ごはんを食べているときに、もう、昼ごはん何にしようかな……なんて考えてしまうくらい、美味しいものをいただくことが好きなんです」
そう語る国仲涼子さんがおしのびで足繁く通うのが、中目黒にある『日本料理・炭火焼 いふう』。四季折々の食材を職人の技術で創作する日本料理が楽しめる店だ。
「毎回、おまかせのコースをお願いするんですが、旬のお魚の煮付けやお野菜を炊いたものも本当に美味しくて」
その美味しさに全幅の信頼を置く店のようだ。 職業柄、個室利用ができるというのも嬉しいポイントだという。
「落ち着いた空間でじっくり和食と向き合えるのが嬉しいです。和食はいいですよね。こちらに伺うと日本人に生まれてよかった!と、毎回感動してます」
コースの中でも特に国仲さんがお気に入りのメニューが「うにの炊込み御飯」。元々は季節限定だった一品が、あまりの人気に定番メニューに昇格したものだ。
「コースはけっこう量もあって、いつもお腹いっぱい。でも〆にでてくるうに御飯はいくらでも入っちゃうんですよ。土鍋の蓋を開けたらうにとお米の香りがフワ~っと立ち込めて。また食欲が復活します。」
と顔を輝かせて語ってくれる。
「お米の一粒一粒に雲丹の旨味がしみていて、絶品です。お店で食べきれないとおにぎりにしてくださってお土産にできるんです。これもまた本当に美味しくて……私のご褒美ご飯ですね」
このうにの炊込み御飯が、国仲さんの日々の幸せの一端を担っているのは間違いないようだ。
『松玄 恵比寿』の“鴨汁”
恵比寿
国仲涼子さんが仕事帰りにフラリと立寄る店として挙げてくれたのが、蕎麦屋の『松玄 恵比寿』。ここで必ず注文するというのが「鴨汁」だ。
肉汁があふれだすほどジューシーな鴨肉と抜群の相性を誇るのが、削りたて本節から通常のものより濃厚に仕上げたというそばつゆ。そこに、厳選した北海道産のそば粉を石臼で挽いた手打蕎麦を絡めていただく。
「私が唯一お一人様で入れるお店です。夕食を食べる相手が誰も捕まらなかったときはここ(笑)。麺類だったら最近はお蕎麦が好きですね。お出汁のやさしい味で心が落ち着いて……、なんだかホッとするんですよね。ここの鴨汁は鴨の旨味や脂が濃い目のそばつゆにマッチして、存分に出汁を楽しめます」
囲炉裏を囲んだカウンター席や個室など、客席のバリエーションも豊富な空間は一人客にも居心地がよく、仕事のクールダウンの場所にもなっているとか。
「お店の雰囲気もすごく寛げますね。メニューも豊富だからちょっといろいろつまんで、最後に鴨汁のお蕎麦で〆る。ちょっと仕事で疲れたな……というときでもこれで復活です!」
やはり大人の女性は、自分だけのリフレッシュ法をもっているものだ。
『廚菓子くろぎ』の“蕨もち”
本郷3丁目
「今一番ハマっているお菓子が蕨(わらび)もちです!」そう言って満面の笑顔を見せてくれる国仲涼子さん。 蕨もちに関してはかなりのお店を食べ歩いたという中から、特に推薦してくれたのが『廚菓子くろぎ』。
なんとこちらの店は東京大学のキャンパス内に店を構えている。ちょっと意外な立地がまた魅力だという。
「美味しい蕨もちがあると友人に聞いて、いても立ってもいられなくなって。話を聞いて、次の日にはもう伺ってました。キャンパス内を少し歩いて行く感じも楽しいですし、なによりお店の建物もカッコよくて。店内の雰囲気も抜群にいいんですよ」
国仲さんがいうこの建築は、同大学の教授で建築家である隈研吾氏が設計したもの。外観は杉板がウロコ状に張り巡らされており、店までの景観も楽しめるようになっている。
「蕨もちは口に入れた瞬間のあのプルプルとした触感がたまらないんですよね。『厨菓子くろぎ』のは特に他にはないつるりとした口当たりで……。そのおもちにきな粉をたっぷり絡めていただきます」
蕨もちの話になると説明に力が入る。心の底から薦めてくださっているのがわかる熱心さだ。
「本当は毎日でも食べたいくらいなんですけど、さすがにそれだと太っちゃいますから……。なんとか月1回くらいで我慢してます(笑)」
それ程ハマる蕨もちは仕事現場の差し入れとしても大活躍しているとか。
「この感動をみんなにも知ってもらいたいので!」
あまりの美味しさに、自らがつい広報役を買ってしまいたくなるほどこの品を愛しているのだという。
『折おり』の“鯛めし”
赤坂
国仲涼子さんが、家族や仲が良い友人たちとゆっくり語らいたいとき活用するのが赤坂にある『折おり』。本当にゆったり過ごしたい時に足を運ぶという、落ち着いた雰囲気の懐石料理の店だ。
「料理が美味しいのはもちろんですが、席はすべて個室でどこも居心地は抜群。完全にプライベートなモードになれますね」
国仲さんが薦めてくださる店は和食系が多かった。その理由を聞くと、
「もともとは焼肉なども大好きなんですが、いま推薦したい店となると、自然と和食になりましたね。なんだか和食をいただくとホッコリできるんですよね。」とのこと。
海外に出かけても和食が恋しくなって2日と持たず帰りたくなるという、筋金入りの和食好き。
特にお米が大好きで、自宅で炊くときも土鍋で炊くほどのこだわりだ。
「土鍋で炊いた方が簡単だし、味がやっぱり違います。お米って本当に美味しいですよね~。」
と顔をホッコリとほころばせた。
「でも自宅ではとても真似できないな…と思い知らされるのが、『折おり』の土鍋で炊いた鯛めし。海外から帰ってきたら最初にまず食べたくなります。鯛の出汁がたまりません!」
「あとは上品な出汁の染み込んだ京風おでんも! あっ!本当に出汁ばっかりですね……でも美味しいから仕方ないですよね(笑)」
和食をこよなく愛し、日々の食生活を大切に過ごす国仲さんからは、幸せなオーラがたっぷりあふれていた。
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