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横浜金沢文庫にある称名寺は金沢区民の間では桜の名所としても有名なお寺さんです。称名寺を囲むようにある森は市民の森として回れるハイキングコースになっていたり、5月には薪能が演じられたりと隠れた名所となっています。今回はその称名寺をご紹介したいと思います。
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称名寺とは?
金沢北条氏一門の菩提寺、称名寺は13世紀の半ば北条実時によって建立されました。学問に秀でていた実時は1277年、実時は学問を好み集めてきた本や書を集め、境内に金沢文庫を建立しました。これはいわゆる図書館のようなもので、当時の日本の学問の中心地となり多くの学僧が利用しました。称名寺の魅力
阿字ヶ池
阿字ヶ池を中心に中之島・反橋・平橋を配した浄土式庭園が広がります。朱塗りの反橋と平橋が掛かる庭園が美しく、阿字ヶ池のまわりには樹齢800年を超えるイチョウなどの名古木があり、四季折々の風情が楽しめます。桜
称名寺の入り口、称名寺惣門(赤門)をくぐると参道にソメイヨシノの桜並木が出迎えてくれます。その赤門脇にある源平枝垂れ桃は一つの木が紅白に咲き分かれていて、これも見ごたえがあります。正面に巨大な仁王門があり、その先に水を湛える阿字ヶ池が広がり、池の周囲に枝振りの立派な桜が花をつけます。桜まつり期間中はライトアップされ、金沢区内唯一の夜桜スポットででもあります。称名寺の見どころ
神奈川県立金沢文庫
北条実時が、政治や文学・歴史に関連した資料を「金沢文庫」(武家文庫)に集めていたことが始まりとなり今日でも約3万点の蔵書が現存していると言われています。1階の常設展示場では、近代的なシステムで鎌倉時代を様々な角度から学ぶことができ、2階の展示室では、年に数回「特別展示」が催されています。薪能
毎年5月、境内の大きな大きな木の前の能舞台が特設され薪能が演じられます。称名寺の美しい庭園を背景に演じられる幽玄な薪能は毎年チケットがあっという間に完売するほど人気があります。称名寺市民の森
称名寺を取り囲むようにして続く日向山・稲荷山・金沢山に広がる森で1時間ほどのハイキングコースになっています。 金沢山の山頂にある八角堂広場からは、八景島や野島などを見渡せる景色が広がっています。称名寺を訪れた方の声
I’m at 金沢山 称名寺 阿字ヶ池 in 横浜市金沢区, 神奈川県 https://t.co/9L7Gv6rulZ pic.twitter.com/TXdVXCxJkK
— Yoshio Ohhashi (@d0htanuk1) 2015, 5月 4
遅くなりまくったけど称名寺行って桜見てきた(普段から桜見えるところ通ってるけど)
ほとんど散りかけとかだったけど咲いてるところは咲いててよかった pic.twitter.com/Z2hiaHK8b4
— akito@将来とは (@antiquedramatic) 2015, 4月 12
称名寺薪能(5/6)今年は雨の心配をせずにすんでよかった。演目は、狂言「魚説法」、能「楊貴妃」。ライトアップも例年通り↓ pic.twitter.com/QMm1w6b8q8
— emon (@capibaraism) 2015, 5月 7
称名寺の場所
■ 基本情報
- ・名称:称名寺
- ・住所:神奈川県横浜市金沢区金沢町212
- ・アクセス:シーサイドライン「海の公園南口駅」又は「海の公園柴口駅」より徒歩10分
- ・営業時間:常時開門
- ・定休日:なし
- ・電話番号:045-701-9573
- ・料金:境内無料
- ・公式サイトURL:http://www2.tba.t-com.ne.jp/oldyokohama/shomyouji.htm