席数20席ほどのスペースとなる物件が多い東銀座エリアには、こぢんまりとしたビストロとトラットリアが実に多い。舌の肥えた銀座の客を相手にしつつ店主が多くをまかなう店の料理は、ベーシックを押さえつつキラリとしたセンスが光る。今回はその中から厳選した4軒を紹介する。
「ポークのロースト ローズマリーの香り”(¥3,800)は50度と180度の温度のオーブンで火を入れ、最後は豚の脂をかけ焼かれている」
温かなサービスと合わせて提供されるのは“シンプルで香りのある料理”。例えば脂身の美味しい栃木・さくら市の豚は、ローストされてからハーブとともに熱々の鉄板で登場する。するとハーブの香りが鉄板上で開き、さらにジュウジュウと音と湯気をたて、食べる前から楽しさが広がる。
「大事にしているのはリアル感」と菊地佑自シェフは言い、確かに写真というより動画を撮りたくなるようなビストロである。
「“岩手サヨリ 甘エビ、根菜のサラダ仕立て”(¥1,500)」
「フランス各地で10年間修業積んだ菊地佑自シェフ」
「仔羊のすね煮込み(¥3,000)は一度煮込んだ仔羊に最後、香味油をかけて仕上げた一品」
目立たぬ狭い路地沿いにありながら、肉好きたちがこぞって通うオアシスがある。店の戸を開けば、カウンターでステーキを食べる女性のひとり客もいれば、仔羊の煮込みをシェアするカップルなどさまざま。
『マルディグラ』で12年間スーシェフを務めた深味雄二さんが肉に火を入れていると聞けば、肉を楽しむ客が多いのも納得だろう。絶妙な火入れはもちろん、スパイスを巧みに使い肉の旨みを引き出すのもお見事。店の穏やかな空気感も美味しさの秘訣だ。
「牛のヒレカツ(¥3,200)は揚げ物なのに衣が極薄でヘルシー。油で煮るように揚げているのでジューシーかつ柔らかい!」
「セルフィーユやディルなど埼玉の自家農園で作った野菜によるサラダ(¥1,080)」
「“クレープの焼き上げ 自家製アイスクリーム添え”(¥972)コースは¥5,000~」
東銀座の奥まったビルに居をかまえる、直球にして王道のフレンチを良心価格でいただける稀有な店。本当のコンソメ、本当の赤ワインソースを知りたい人に訪れてほしい店で、仔羊のロティなどは一見シンプルに見えるけれど実はソース作りを含め3日はかかっている手のこんだ品。
極めつけはクレープで、作りおきが多いなか、焼きたてのクレープに手作りのアイスクリームがのって、その温冷ハーモニーは食後の満足度を一気に上げてくれる忘れられない味。
「しっかりとしたボルドレーズソースを堪能できる“オーストラリア産仔羊 フィレ ロース バラ 肉のロティ”(¥3,672)」
「“青森子持ち小ヤリイカのファルシー”(¥2,808)は卵も入り見た目よりも濃醇な味わい」
「カウンターの目の前で肉が焼かれるのもライブ感があって◎」
下銀座エリアで人気のビストロを数多く手がけるリヨンブルーグループが作った、炭火焼きイタリアン。計16席の店内は、ひとりでビーフやラムの炭火焼きを食べるのも余裕な空気感。
野菜焼きは¥300からあり、それにプラス肉を食べてグラスワインを飲んでもひとり¥4,000ほどでおさまるので、サク飯にも重宝する。実はメニューになくてもその日の食材によるパスタのオーダーも可能なのが嬉しいかぎり!
「門崎牛のランプ(150g ¥2,080)は肉自体が中にソースを秘めているのでシンプルに塩・胡椒だけで」
「カレイの香草パン粉焼き(¥900)はしっとりとした魚卵もつき白ワインが進む!」
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まるで生きているような料理はシェフのホスピタリティの表れ『ビストロ シンバ』
「ポークのロースト ローズマリーの香り”(¥3,800)は50度と180度の温度のオーブンで火を入れ、最後は豚の脂をかけ焼かれている」
温かなサービスと合わせて提供されるのは“シンプルで香りのある料理”。例えば脂身の美味しい栃木・さくら市の豚は、ローストされてからハーブとともに熱々の鉄板で登場する。するとハーブの香りが鉄板上で開き、さらにジュウジュウと音と湯気をたて、食べる前から楽しさが広がる。
「大事にしているのはリアル感」と菊地佑自シェフは言い、確かに写真というより動画を撮りたくなるようなビストロである。
「“岩手サヨリ 甘エビ、根菜のサラダ仕立て”(¥1,500)」
「フランス各地で10年間修業積んだ菊地佑自シェフ」
残業飯から勝負デートまで幅広く肉好きを満足させる良店『イバイア』
「仔羊のすね煮込み(¥3,000)は一度煮込んだ仔羊に最後、香味油をかけて仕上げた一品」
目立たぬ狭い路地沿いにありながら、肉好きたちがこぞって通うオアシスがある。店の戸を開けば、カウンターでステーキを食べる女性のひとり客もいれば、仔羊の煮込みをシェアするカップルなどさまざま。
『マルディグラ』で12年間スーシェフを務めた深味雄二さんが肉に火を入れていると聞けば、肉を楽しむ客が多いのも納得だろう。絶妙な火入れはもちろん、スパイスを巧みに使い肉の旨みを引き出すのもお見事。店の穏やかな空気感も美味しさの秘訣だ。
「牛のヒレカツ(¥3,200)は揚げ物なのに衣が極薄でヘルシー。油で煮るように揚げているのでジューシーかつ柔らかい!」
「セルフィーユやディルなど埼玉の自家農園で作った野菜によるサラダ(¥1,080)」
外面を良しとしたモノよりも本質を好む人におすすめ『ル・グランブル』
「“クレープの焼き上げ 自家製アイスクリーム添え”(¥972)コースは¥5,000~」
東銀座の奥まったビルに居をかまえる、直球にして王道のフレンチを良心価格でいただける稀有な店。本当のコンソメ、本当の赤ワインソースを知りたい人に訪れてほしい店で、仔羊のロティなどは一見シンプルに見えるけれど実はソース作りを含め3日はかかっている手のこんだ品。
極めつけはクレープで、作りおきが多いなか、焼きたてのクレープに手作りのアイスクリームがのって、その温冷ハーモニーは食後の満足度を一気に上げてくれる忘れられない味。
「しっかりとしたボルドレーズソースを堪能できる“オーストラリア産仔羊 フィレ ロース バラ 肉のロティ”(¥3,672)」
「“青森子持ち小ヤリイカのファルシー”(¥2,808)は卵も入り見た目よりも濃醇な味わい」
ひとり肉ディナーも余裕でできる 楽で大人な炭火焼きイタリアン『ブラーチェ・エ・ヴィーノ・ジジーノ』
「カウンターの目の前で肉が焼かれるのもライブ感があって◎」
下銀座エリアで人気のビストロを数多く手がけるリヨンブルーグループが作った、炭火焼きイタリアン。計16席の店内は、ひとりでビーフやラムの炭火焼きを食べるのも余裕な空気感。
野菜焼きは¥300からあり、それにプラス肉を食べてグラスワインを飲んでもひとり¥4,000ほどでおさまるので、サク飯にも重宝する。実はメニューになくてもその日の食材によるパスタのオーダーも可能なのが嬉しいかぎり!
「門崎牛のランプ(150g ¥2,080)は肉自体が中にソースを秘めているのでシンプルに塩・胡椒だけで」
「カレイの香草パン粉焼き(¥900)はしっとりとした魚卵もつき白ワインが進む!」
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