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京都市伏見区の伏見桃山陵の麓にある乃木神社は乃木希典を祀る神社。この乃木神社には乃木希典に関する建物がたくさん残されています。乃木神社宝物館もその一つで、遺品などが多く残されているのも特徴なんです!
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1.「乃木神社宝物館」とは?
大正5年に乃木神社が創建、建立の中心となった村野山人は薩摩藩の出身で各鉄道の取り締まり役でした。明治天皇の大葬で、乃木夫妻の壮絶な殉死を耳にし乃木神社お設立します。こちらには乃木希典直筆の書に、部下、戦争で息子を失った親や遺族に宛てた手紙などが残されている非常に感銘お受ける宝物館です。
2. どんな魅力が?
長府藩士であった乃木希典は明治維新後は、大日本帝国陸軍の少佐として活躍したのです。西南戦争で天皇陛下から授かった大切な「連隊旗」を敵に奪われてしまいました。このことを死ぬまで悔いていた「本当の武士の姿」に戦後の多くの日本人が感銘を受けたのです。
この乃木希典に生き様が手に取るように感じられる乃木神社宝物館。戦争の無残さや「生きるとは」についても考えさせられます。
3.見どころ・お勧めポイント
第3軍司令部
境内にある乃木希典の長府の邸宅の隣にあるのがこちら!日露戦争時に第三軍司令部が利用していた建物になります。京都にこのようなものが残されている事は、あまり知られていません。建物の形状でなんとなく解りますが、日本人の邸宅ではなく大陸系の長屋になっています。建物自体が移築されているので、建物の中は展示物であふれています。
乃木神社
境内には、乃木神社宝物館や第3軍司令部・戦艦吾妻の主錨等が残されています。摂社である静魂神社には静子夫人が霊を祀り、二人の魂が安らかに眠れるようにと静かに人が訪れます。日露戦争に関係する資料等も神社」には多く残されているので、歴史をひも解きながら「戦争とはなにか」「近代化日本になるまで」の軌跡が辿れるので一度は立ち寄りたいものです。
宝物館
遺品などが多く残されており、宝物館自体は木造でシンプルです。掛軸や書簡、衣類等もこちらには所狭しと展示されていますが日露戦争関係にものが多く展示されています。特に衣類が多くこちらでは展示されていて、コートや軍帽もそうですが南山の戦いで戦死した長男勝典の軍帽も見られます。本当に細かいものがかき集めた感じはしますが、明治時代の様子を感じることもできるので興味のある人は是非!!
4.口コミ
乃木神社 宝物館は無料なので入ってみたら乃木将軍と吉田松陰のことが書いてありました… 花燃ゆと関係あるとわ! ビックリでした!(*^^*) pic.twitter.com/hf3nRq19tz
— サザエHey ブルドッグ (@beautysleep7070) 2015, 5月 25
お隣の乃木神社。宝物館には殉死の際に使われた刀もありました。 http://t.co/TuqgtgPah7
— いちじく (@ichijiku32) 2013, 9月 12
乃木神社、宝物館に乃木希典が生前使っていた食器とか展示されていて、「祭神が実際に使っていた食器……」みたいな不思議な気持ちになれる空間だった。あと乃木別邸、平成も5年とかになってから過激派に焼き討ちされてるのトータルで前時代感がある。
— えいちえむえす・ゆりしーず (@hms_ulysses) 2012, 7月 29
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 乃木神社宝物館
- ・住所: 京都府京都市伏見区桃山町板倉周防
- ・アクセス: JR桃山駅から徒歩10分/近鉄桃山御陵駅から徒歩15分
- ・営業時間: 8:0017:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 075-601-5472
- ・料金: 大人100円、小人50円
- ・所要時間: 30分
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL: http://www.nogijinja.or.jp/
乃木神社は日本に幾つか存在しますが、京都の乃木神社にあるこの宝物館は展示物も非常に多く境内も見ごたえがありますので回って損は絶対にしないと思います。