トリップアドバイザー
長崎のキリシタン集落の1つで、野首集落に立てられた野首協会は鉄川与助が初めて施工した煉瓦作りの教会です。今では全てが朽ちていますが当時の面影を瓦礫から見ることが出来ます。無人となった集落には、猪や鹿が住み着いています。観光はガイドが必要なので、予め島に渡る時には連絡を入れましょう。野首集落とは?
五島に移住した人々が、流れて野首に落ち着いたと言われています。かっては2000人とも言われたキリシタンの安住の地としてあったようですが、今では無人島となり島の中央には野首教会がひっそりと佇んでいる姿を見ることが出来ます。完全な無人島ですので、観光に訪れる際には装備もしっかりしておきましょう。都会のように店や販売機などはありませんので、飲み水や食事は予め用意しておくことをおすすめします。野首集落の見どころ
旧野首教会
世界遺産の暫定リストに追加された、歴史を感じさせる教会。外海から、野崎島に安住の地を求めたキリシタン集落にあり無人となった今では当時の背景だけを風から感じとるだけとなりました。鉄川与助が設計施工にあたった初めての煉瓦教会で、赤いら煉瓦は現在でも色褪せる事なく佇んでいます。17世帯の祈りの力がこの教会を作り上げ、今でも野首集落に住んでいた人々の信仰の象徴として静かに佇んでいるのです。王位石
神島神社の社殿奥にある巨石は「おえいし」と呼ばれ崇められています。複雑に組合わさった石は、自然の産物なのか人工的かも解ってはいないようです。険しい山道に聳え立ち、数々の伝説に彩られています。その大きさはとても人工的とは思えない大きさ。沖の神島神社
小値賀島にの神島神社と向かい合うように建立された神社で王位石の眼下にすぐあります。今では神官も島を離れ、ひっそりと海を見下ろすだけとなっています。キリシタンの島であっても、神社は日本人にとっては特別な場所なのです。野首集落跡
今では廃屋すらも朽ち果て、欠けた瓦や石垣から往来を偲ぶだけとなりました。多いときには200人ほどが住んでいたようですが、環境に恵まれない集落での暮らしは非常に厳しく田畑を開拓した後には小麦色の稲が今もそよいでいるようです。舟森集落跡
野首集落と共にキリシタンの安住の地として、隠れキリシタンが住んでいたようです。石垣を積んだ畑の跡が今でも残り禁教の時代の厳しさを思い知らされます。野崎島自然学塾
野首海岸からすぐ近くの簡易宿泊施設です。休憩所では体を休めたり休憩が出来ます。野崎島では唯一休憩ができる場所で、トイレ利用もここしかありませんのであしからず。キャンプもできるようですが、なにせ人が住んでいないからか静か。以前は小学校だった建物を利用しているそうです。野首集落を訪れた人の声
http://www.japan-island.info/portal/content?gnre_id=100&cntnts_id=603
http://4travel.jp/travelogue/10957348
野首集落の詳細
基本情報
- ・名称:野島野首集落
- ・住所:長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷2791-13 小値賀港ターミナル内
- (おぢかアイランドツーリズム)
- ・アクセス:九州本土及び五島列島―小値賀島―野崎島。小値賀→野島(はまゆうにて)
- ・営業時間:観光はあらかじめガイド要予約
- ・電話番号:0959-56-2646(おぢかアイランドツーリズム)
- ・オススメの時期:天候の良い時期
- ・公式サイトURL:http://nozakijima.jp/nozaki.html