神秘的な雰囲気にグっと引きこまれる、下地島西岸「通り池」…。
他に類を見ない圧倒的な存在感は、国の名勝及び天然記念物にも指定されています。
ゴツイ琉球石灰岩が広がる高台に、ぽっかりと口を開く大きな2つの穴が、 静かに、そして厳かにコバルトブルーの水をたたえています。
吸い込まれてしまいそうな、どこか不気味にすら感じるその青黒さには、 「ユナイマタ(人魚)伝説」や「継子伝説」など、いくつもの神話が伝わります。
入口右手、海側の池(写真上)が直径約75m・水深約50m、
左手(写真下)が直径約55m・水深約40m。 天然の石橋によって分けられた2つは、“龍の目玉”とも呼ばれていますが、 実は地下でつながっており、さらに海側の池は洞穴で海とも通じています。
「通り池」という名は、このような池の構造に由来しています。
ダイビングスポットとしても有名で、海からエントリーし、池の水面へと浮上できます。
淡水と海水の交じり合った独特な水質と、 刻々と変化する温度差による“サーモクライン”と呼ばれる水中の現象は、 形容しがたい程の不思議な光景と言われています。
2つの池の間から遊歩道が数百m整備され、かつては海岸沿いまで歩いて行けました。
しかし、2011年の台風で破損、残念ながら現在は途中までしか行けません…。
しかし! 今回特別に、遊歩道の先が健在だった数年前に収めたカットを、少しだけお見せしましょう。
今日、生では見られないレアな光景です。
〜過去の風景〜
何より残念なのが、2つの池から200m程歩くと姿を表す「なべ底」という、小ぶりながらも個性的な“3つ目の池”を拝めなくなったことでしょう。
かつては、海を望む丘上までのびていた遊歩道…。
今後再び整備されることを、心待ちにしています。
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他に類を見ない圧倒的な存在感は、国の名勝及び天然記念物にも指定されています。
ゴツイ琉球石灰岩が広がる高台に、ぽっかりと口を開く大きな2つの穴が、 静かに、そして厳かにコバルトブルーの水をたたえています。
吸い込まれてしまいそうな、どこか不気味にすら感じるその青黒さには、 「ユナイマタ(人魚)伝説」や「継子伝説」など、いくつもの神話が伝わります。
入口右手、海側の池(写真上)が直径約75m・水深約50m、
左手(写真下)が直径約55m・水深約40m。 天然の石橋によって分けられた2つは、“龍の目玉”とも呼ばれていますが、 実は地下でつながっており、さらに海側の池は洞穴で海とも通じています。
「通り池」という名は、このような池の構造に由来しています。
ダイビングスポットとしても有名で、海からエントリーし、池の水面へと浮上できます。
淡水と海水の交じり合った独特な水質と、 刻々と変化する温度差による“サーモクライン”と呼ばれる水中の現象は、 形容しがたい程の不思議な光景と言われています。
2つの池の間から遊歩道が数百m整備され、かつては海岸沿いまで歩いて行けました。
しかし、2011年の台風で破損、残念ながら現在は途中までしか行けません…。
しかし! 今回特別に、遊歩道の先が健在だった数年前に収めたカットを、少しだけお見せしましょう。
今日、生では見られないレアな光景です。
〜過去の風景〜
何より残念なのが、2つの池から200m程歩くと姿を表す「なべ底」という、小ぶりながらも個性的な“3つ目の池”を拝めなくなったことでしょう。
かつては、海を望む丘上までのびていた遊歩道…。
今後再び整備されることを、心待ちにしています。
通り池
- 住所/沖縄県宮古島市伊良部字佐和田
- 宮古島観光協会
- 電話/0980-73-1881
- HP/http://www.miyako-guide.net
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