茶藝館に行く前に知りたい「工夫茶」のお点前

お茶を美味しくいただくための淹れ方で「道具組」という淹れ方があります。その淹れ方を「工夫茶」といって、福建省で生まれたものです。 台湾で有名な淹れ方であり、よく親しまれています。

自分で淹れて楽しむことのできる工夫茶は人気です。お茶が好きな方は、台湾にいったら是非慣れ親しんで欲しい文化です。

１．工夫茶の淹れ方、飲み方

工夫茶の淹れ方

左にあるものは左手でとり、右側にあるものは右手でとるのが基本的なマナーです。湯が沸いたら指を添えてポットをもち、茶壷を温めで茶葉を開きやすくします。茶海を温めることによって、器からあったかみのあるお茶を味わうことができます。
茶葉を入れるときは、口側を右に回転させて行います。沸騰した湯は、勢いよく茶壷の口ギリギリまで注ぎ、蒸らしておくと美味しいお茶になります。 蒸らす時間の目安は1分程度。淹れる前に茶杯を温めるのも忘れずに。

工夫茶の飲み方

飲む時のマナーは、主人が茶に口をつけてから客人をいただくという飲み方になっています。基本的に、日本の茶道と似ているので 親しみやすい方法になっています。

参考：http://kiso.pekin-hien.net/page24.html

２．初心者おすすめの茶藝館

全く淹れ方がわからない方でも、スタッフさんがお茶を淹れてくれるので安心です。日本語も少し通じるので安心して訪れることのできるお店になっています。店内の内装は、ゆったりとした和室。さらに、イスの席も。店内では急須や湯呑、茶缶も売られているのでお土産に買って帰ることも可能です。

美味しいお茶と一緒に、「蕃茄乾」「緑豆糕」を 召し上がるのが人気です。ドライマンゴーや、ナツメ、落花生なども 召し上がることが可能。綺麗な店内で工夫茶を堪能してください。