Hideyuki KAMON
日本三大温泉地の一つであり、江戸時代に描かれた温泉番付では「西の大関(最高位)」などにも名を連ねる日本が誇る温泉地:兵庫県の有馬温泉。そんな古くから親しまれてきた有馬温泉にいったら是非手に入れたい名産品の数々をご紹介します。1.炭酸せんべい
http://oguchaylab.csis.u-tokyo.ac.jp/blog/2012-01-2088.html
有馬温泉の名産といえば、この「炭酸せんべい」が有名です。有馬温泉の泉質の1つである炭酸泉を利用して作られたおせんべえです。基本的に無添加で、卵やバターも使われていないため、万人に受け入れられる食品でもありますね。https://tsumugu8.wordpress.com/2013/02/14/%E6%9C%89%E9%A6%AC%E6%B8%A9%E6%B3%89%E…
やはり名産として売られているので、有馬温泉へ行ったら是非食べてみたいですね。温泉にも使って、体内にもせんべいとしてですが有馬温泉を取り入れられる一品で、優しい食感のせんべいです。名産として幾つかのお店で売られており、お店ごとに多少甘さや味わいが異なります。ご自分の好みの味を探してみるのも面白いかもしれません。また店によって異なりますので参考までですが、値段は25枚入り540円,30枚入り650円などで売られています。
2.金泉焼(きんせん堂)
http://blog.livedoor.jp/fromnarawithbicycle/archives/55179444.html
炭酸せんべいを不動のエースとするなら、2009年に誕生したこの金泉焼きはまさに有馬温泉お土産界の新参者。ですが、その美味しさに今や人気者の仲間入りを果たしています。有馬温泉の泉質の1つである塩分を多く含む金泉(含鉄塩化物泉)を参考につくられたお菓子で、しょっばさと甘さを共存させたのがこの金泉焼です。http://doityan-diary.at.webry.info/200804/article_2.html
しょうゆの練りこまれた生地はモチモチしており、中の餡と絶妙なバランスになっており、クセになってしまいそうな美味しさです。■ 基本情報
- ・名称:きんせん堂
- ・住所:兵庫県神戸市北区有馬町266-2
- ・営業時間:10:00~18:00
- ・定休日:元旦
- ・電話番号:078-904-4755
- ・料金:5個525円
- ・公式サイトURL:http://kinsenyaki.net/index.html
3.松茸昆布(川上商店)
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/three_house/blog/133451.html
室町時代後期に開業したこの老舗の佃煮やだる川上商店では、有馬温泉名産の一つである松茸昆布が売られています。江戸時代に北海道からの船で交易が盛んになったことから昆布を取り入れ可能となり、また有馬近辺でとれた松茸を組み合わせた贅沢な一品です。江戸時代からつくられたこの伝統の味は甘口で、とてもごはんが進んでしまう一品です。
■ 基本情報
- ・名称:川上商店
- ・住所:神戸市北区有馬町1193
- ・営業時間:9:00~18:00
- ・定休日:水曜日
- ・電話番号:078-904-0153
- ・料金:1000円(1パック144g)
- ・公式サイトURL:http://www.kawakami-shouten.co.jp/index.html
4.有馬サイダーてっぽう水
http://kawagoe.essay.jp/life/?p=3585
この有馬サイダーてっぽう水は、かつて1900年代初頭に有馬温泉の泉質の1つである炭酸泉を用いて作られた日本初のサイダーの復刻版です。一回1926年に、製造が廃止されてしまったこの日本初の有馬サイダーですが、2002年に町おこしの一環として復刻し、今やご当地サイダーとして人気を博しています。(※現在のものは炭酸泉を用いた製法ではありません)
この有馬サイダーてっぽう水は大人な味をしています。特徴として、一般のものより炭酸が強く甘さも控えめです。一説では、あまりの炭酸の強さに蓋がてっぽうのように吹っ飛んでしまったことから「てっぽう水」と名付けられた、その強炭酸ぶりをお試しあれ。
値段:1本(330ml)250円
5.有馬筆(西田筆店)
http://toyotaboxy.blog.jp/archives/1787102.html
有馬筆には、約450年の歴史がある有馬の伝統工芸です。今や1店しか製造するお店はなくなってしまいましたが、書いていると筆の上の方で小さなかわいらしい人形が顔を覗かせてくれることから人形筆とも言われています。http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=1739
有馬筆は筆軸の美しい模様も注目したいですね。絹で細かく細工がなされた筆軸は4つの種類からお好きなものをチョイスできます。上からひょこっと出てくる人形も4つの種類があったり、カラーも豊富なので自分だけのお気に入りの一品が手に入れられるはずです。■ 基本情報
- ・名称:灰吹屋 西田筆店
- ・住所:兵庫県神戸市北区有馬町1160
- ・営業時間:9:00~17:30
- ・定休日:水曜日(祝日は営業)
- ・電話番号:078-904-0761
- ・料金:1本2430円〜
- ・公式サイトURL:http://www.arimahude.com/
6.有馬籠(竹芸有馬籠くつわ)
http://214200.at.webry.info/200911/article_3.html
有馬筆と並び有馬温泉を代表する伝統工芸です。残念ながら有馬籠も有馬筆と同じように、現在では作り手はこちらの竹芸有馬籠くつわ1店のみです。一人前になるまで20年以上もかかると言われる有馬籠の職人の技を現在に伝えています。
http://housenntei.blogspot.jp/2012_07_01_archive.html
小さな籠から買い物籠・花籠のようなものまであります。画像のように、花瓶ではなくて竹の優しい籠でのお花には、美しさだけではない何かが感じ取れるます……その場にあるだけで芸術的な雰囲気すらありますね。■ 基本情報
- ・名称: 竹芸有馬籠くつわ
- ・住所: 神戸市北区有馬町1049
- ・営業時間: 9:00~18:00
- ・定休日: 水曜日(祝日は営業)
- ・電話番号: 078-904-0364
- ・料金: 3000〜70000円程度
- ・公式サイトURL: http://arimakago.jp/
7.カメ印スキンケア・自宅湯原料(吉高屋)
http://www.kinzan.co.jp/staff/2011/08/16_1737.html
有馬温泉にある老舗お土産屋さんの吉高屋が出しているオリジナル商品が「カメ印」商品です。有馬温泉の泉質を自宅で味わえちゃう湯原料や、有馬温泉水を使用した化粧水・石鹸などが豊富に売られています。http://www.hyoe.co.jp/blog/staff/2010/07/
とくに人気の石鹸はこだわりの製法でつくられており、きめ細かい泡で保湿効果にも優れています。高価すぎるものではないので、全身に使えば有馬温泉効果につるすべ間違いなし!■ 基本情報
- ・名称: 吉高屋
- ・住所: 兵庫県神戸市北区有馬町259
- ・営業時間:9:00~20:00
- ・定休日: 水曜日(繁忙期や祭日の場合は営業)
- ・電話番号: 078-904-0154
- ・料金: 500〜3000円程度
- ・公式サイトURL: http://www.yoshitakaya.com/