熱海の名物１７選。訪れたら絶対食べるべきものをご紹介！

首都圏からのアクセスも抜群で人気の温泉地「熱海」。海は目の前、すぐ後ろには山が迫っていて、お魚も果樹や山の幸も美味しいグルメスポットでもあります。熱海の名物といえばやっぱり海の幸、魚ですね。

でも熱海の美味しいものはお魚だけではありません。恵まれた立地の恩恵を受けるこの街には、海の幸、山の幸満載のバラエティに富んだ名物があふれています。温泉でほっこり温まったら、さあ、美味しいものを求めて、そぞろ歩きに出かけましょう！

1.ほていやの蒸しパン

熱海では知らない人はいないとまで言われる、隠れた熱海のご当地グルメがこの蒸しパンです。もとは街のパンやさんが作って人気に火が付いたこの蒸しパンは、現在は高齢になられたほていやのご主人から製法を引き継ぎ、地元スーパーの一角で製造・販売されています。多くの種類がある中で、栗が一番人気です。

昭和22年に創業されたという老舗のパン屋さんです。ふわふわとした軽い食感と優しく素朴な甘みがたまらない美味しさ。何度でも食べたくなります。また、袋ごとレンジでチンして頂くのがオススメですよ。

2.温泉まんじゅう

熱海の駅を降りれば、あちこちで湯気を上げて蒸かされている温泉まんじゅう。特に駅前の商店街では至る所で販売されています。大きさも、生地やあんこも、それぞれのお店でこだわって作られているので、自分好みのものを探すのも楽しいですね。店先でアツアツを味わうもよし、お土産に購入するもよし、温泉地ならではの楽しみです。

熱海といえば温泉、温泉といえばやはり温泉まんじゅうですよね。 ちなみに、商店街の中でもオススメなのが創業60年以上にもなる老舗「利久」です。薄い皮のなかにあんこがぎっしり入っており、小ぶりながら食べごたえバツグンです。

3.スコットのビーフシチュー

熱海には、著名人に愛されたお店もいくつもありますが、こちらスコットは武者小路実篤や志賀直哉がよく訪れたことで知られています。お店の看板メニューは、志賀直哉もお気に入りだったといわれるビーフシチュー。老舗洋食店こだわりのデミグラスソースが味わえる一品です。

こちらは熱海でも有名な老舗の洋食屋さんです。 テレビや雑誌などメディアでもよく紹介されています。デミグラスソースは1周間かけて仕込まれているのだそう。タンはとろけるほど柔らかく、全てが完璧と口コミでも好評です。

4.モンブランのモカロール

こちらもスコットのビーフシチュー同様、文豪に愛されたお店の一品です。谷崎潤一郎が「細雪」執筆中に好んで食べていたといわれています。両側からロールしてあるモカクリームがモカの香る生地と相性が良く、昔懐かしいほっとする美味しさです。他にもいろいろな種類のケーキも売っています。

5.だいだいマーマレード

熱海は昔から橙の生産量日本一。その橙と砂糖のみで作られたこちらのマーマレードは、優しい甘さとほろ苦さが美味しい、新しい熱海名物です。色々なお店で作られており、全て熱海のおばさま方の手作りです。パンにはもちろんヨーグルト・紅茶にもおススメです。お土産店や旅館・ホテルなどで販売しています。

橙は「代々栄える」ということから、古くから縁起がいいフルーツとして愛されてきました。甘みの中に感じるほろ苦さや独特の風味、爽やかさが癖になる味わいです。お土産としてもぜひオススメします。

6.宝亭のカツカレー

熱海で、カレーといえば「宝亭」といわれるほど地元の人に愛されているこのお店。一番人気メニューはカツカレーです。静岡県産のブランド豚「ふじのみやポーク」を使ったカツは、サクサクジューシーで豚肉の旨みが凝縮されており、特製スパイスを配合したルーとの相性抜群！お値段がお手頃なのもうれしいです。

創業60年以上にもなる老舗の洋食屋さんです。ルーはスパイシーでありながらコクやまろやかさが損なわれておらず、上品な味わいに仕上げられています。またカツには脂身の少ない部分を使用されているためペロリと食べられちゃいますよ。

7.干物

熱海の古くからの名物である干物。網代港で水揚げされた新鮮なアジやカツオ、イカなどは天日干しされ身がふっくらとした美味しい干物になります。網代港近くでは、干物店が30店以上も軒を連ねる「干物銀座」と呼ばれている通りがあり、好みの干物を買い求める観光客や地元民でいつも賑わっています。

干物は鮮魚に比べて保存性が高いのはもちろん、魚の種類にもよりますがイノシン酸という旨味成分や栄養素が倍ほどに高まるなど魅力的なポイントがたくさんあります。お土産やお歳暮にもぜひオススメします。 

8.まる天の磯揚げ

熱海で大人気のファーストフード、「磯揚げ」のお店、まる天です。伊勢に本店があり、新鮮な魚介類を使った磯揚げを提供しています。たこ棒、チーズ棒、いか天、じゃがバター天など、さつま揚げより厚みがありずっしりと食べごたえのある磯揚げです。

その場でできたてアツアツが食べられるのはうれしいですね。温泉街を磯揚げをほおばりながらそぞろ歩きとは、おしゃれではないですか！じゃがいもがしっかり味わえるじゃがバター天、とくに人気だそうですよ。

平和通り商店街で連日多くのお客さんで賑わっているという名店です。おやつにはもちろん、お酒のアテにも最適ですよ。お昼から缶ビールを片手に揚げ物なんていうのもオススメです。小さいながらもボリューム満点です。

9.ネコの舌（ラングドシャ）

昭和23年創業の「三木製菓」。創業当時から変わらない味で大人気なのがこのお菓子です。「口に入れたときの舌ざわりが子猫の舌のあの感触に似ているところからこの変わった名前がついた」とのこと。バターと卵たっぷりでありながら、昔ながらの気取らないホッとするお菓子です。ぜひお試しください。

ざらっとした舌触りとホッとする甘さが後を引く一品です。ティータイムのおともにぴったりですね。パッケージも昭和を感じさせる素朴なもので、お土産に喜ばれるのではないでしょうか。

バターの風味と優しい甘みが織り成す素朴な味わいがたまらない美味しさ。飽きることなくいくつでも食べられちゃいますよ。1袋594円というリーズナブルなところも魅力の一つとなっています。老若男女問わず人気です。

10.イカメンチ

網代地区のイカミンチは、昔から家庭の味・母の味として有名で、新鮮な魚のすり身にイカを加えた郷土料理です。熱海市内の飲食店で、一品料理、定食の一部として提供されています。調理方法は、シンプルに焼いたものから、メンチカツのように揚げたものなど、楽しみ方も色々。お土産用に冷凍のものも販売されています。

いろいろな食べ方があるようで、中にはカレーライスのトッピングとして提供するお店もあるとのこと。郷土料理を気軽に試すことができるのはうれしいですね。

イカメンチといえば青森の郷土料理にもあるそうですが、熱海のイカメンチとは全く異なりますので注意してくださいね。市内にはイカメンチを頂けるお店が数多く点在していますので、ぜひチェックして足を運んでみてください。

11.熱海温泉なっとう

静岡県産の大豆「ふくゆたか」を、熱海「源泉の宿ホテル松風苑」の温泉水に一昼夜漬けこむというユニーク手法で話題の納豆です。温泉水のおかげでしっとりやわらかく、トロッとしたおいしさ。つい手に取りたくなる一品です。 MaxValue熱海店、熱海日曜朝市などで購入できます。

温泉水で仕込んだ納豆とは大変珍しいものです。それだけでも興味をそそりますが、さらにこの納豆、パッケージがニクイ！「温泉地熱海」を前面に押し出したパッケージ、これだけでもよいお土産になること請け合いです。

12.わんたんやのワンタンメン

鶏ガラベースのしょうゆ味スープにストレート麺、そしてツルツルとしたワンタンがたっぷり入ったワンタンメンが大人気です。昭和22年創業時から変わらぬ美味しさで、毎日長い行列が絶えません。このほかにも、チャーシューワンタンメンも人気です。懐かしい味が恋しくなったらぜひどうぞ。

豪快・こってり・ガッツリ系のラーメンが多い昨今、こんなシンプルで飾り気のない、そして美味しいラーメンはとても魅力です！スープ一滴も残さず飲み干してしまいそうです。

13.みやまの金目鯛

熱海駅すぐ、金目鯛の煮つけが人気の和食どころです。伊勢エビからアワビまで、セリの権利を持つ魚屋さんだからこそ出せる新鮮なお料理はどれも絶品ですが、ふっくらとした身に秘伝のたれが絡む金目は一押しです。せっかく熱海に足を運ぶのなら、ぜひ堪能していただきたい一品です。

熱海といえばやはり魚ですね。そして伊豆といえば金目鯛。こってりしたたれで炊いた金目鯛は、皮はトロトロ身はしっとりで、ご飯に何杯でもいけそうです！いつか、特大金目鯛を試してみたいものです。

14.藍花

仲見世通りにあるおしゃれな和風喫茶。自家焙煎の珈琲から、デザート、ランチプレートまで、何度でも行きたくなるお店です。ムースショコラ、珈琲ぜんざい、ソフトクリームたっぷりのあんみつなど、若い女性に大人気。それぞれの味はもとより、使っている器がまた素敵です。併設の工房・ギャラリーも回って、特別なひとときを過ごしてみては？

和風デザートが本当に美味しそうで、これは女性は見逃せません。おいしいデザートを食べて、自家焙煎珈琲をいただき、そして芸術を楽しむ。特別なひと時になりそうです。

15.和菓子

熱海には、伝統ある老舗和菓子店がたくさんあります。中には、明治時代から続く店や創業90年という店もあり、こういったお店はともして、京都の宮大工の特殊技巧を用いた歴史的建造物であったりもするのです。熱海の季節を現したしっとり上品な上生菓子、お土産に喜ばれるきびもちなども、職人が水や材料にこだわり丁寧に仕上げた作品です。

温泉地を訪れて、昭和初期の風格漂う店構えを鑑賞し、上品な伝統菓子を味わうとは、なんとも贅沢なものです。新しい熱海の楽しみ方ですね。

16.純米酒あたみ

熱海のおいしい水を生かしたお酒をと、地元の酒屋さんが作った地酒として注目を集める「あたみ」。函南町で収穫されたお米「あいちのかおり」を酒米とし、富士山の湧水で丹精こめて仕込みました。きりっと辛口ですっきりとした後味です。いつもと違うお土産にいかがですか。
熱海市内加盟店32店で販売。のぼり旗が目印です。

海と山に囲まれた熱海だけに、海山の幸だけでなくお水まで美味しいのです。この地元の美味しい水を生かしてお酒を造りたいとは、素敵ですね。パッケージも素敵で、グリーンの瓶に和紙のラベルが上品です。

17.まご茶亭のまご茶漬け

初川沿いに建つ小さな和風のお食事処。落ち着いた雰囲気のしっとりとした和室で、ゆっくりくつろぎながらお茶漬けをいただけるという珍しいお店です。中でもおすすめは、マグロのお刺身がたっぷりのった「まご茶漬け」。自慢のだし汁をたっぷりかけて、アツアツをいただきます。

お茶漬けにかけるだし汁は、そのままでも美味しそうです。熱海の町散策の後、温泉でホッし、そしてこんなお茶漬けをいただいてホッとするというのもよいですね。

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熱海の名物、参考になりましたでしょうか？どれもこれも美味しそうなものばかりで、すぐにでも食べに行きたくなりますね。熱海伊豆といえばお魚ですが、それだけではなく、ガッツリ系のラーメンやカレー、疲た時のスイーツ系から、昔ながらの郷土料理まで楽しめる街、熱海。何度でも足を運びたくなります。また行こう、熱海！

素材提供：トリップアドバイザー