宮城県の観光名所20選！定番から穴場までご紹介。

宮城県の観光と言えば、どこを思い浮かべますか？太平洋と奥羽山脈に抱かれた東北の街なのはご存知だと思いますが、想像以上に名所がたくさんあり旅行の計画を立てるのも迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。海の幸、山の幸ともに豊富で、郷土料理はどれもほっこり優しい味わいなのはいいですよね。。震災の復興に向けて人々の熱い思いと努力があって今がある、そんな魅力的な街の定番から穴場までのおすすめスポットを20ヶ所、一挙にご紹介します。

1．松島湾　松島町

日本三景の一つ、松島湾は宮城を代表する観光地です。仁王島、鐘島、千貫島、雄島、双子島、松島など全部で250ほどもある美しい島々からなっています。島の松の木が青い空と海に映え、美しい景観を成しています。

この湾内を船で50分かけて一周し、島の一つ一つをガイドしてくれる島巡り仁王丸コースが人気です。一日7、8便出ていますので、都合の良い時間に駅の改札口でチケットを購入しましょう。

松島といえば宮城の代名詞とも言える国内屈指の景勝地です。国の特別名勝に指定されています。周囲には観光用の展望台などはありませんが、あの坂上田村麻呂も絶賛したという長老坂からの眺めは非常に美しいですよ。

２．鳴子峡　鳴子温泉星沼

鳴子温泉と中山平温泉の間にある、V字型峡谷。鳴子温泉を出て道なりに進むと、いつの間にか高いところからこの渓谷を見下ろすことができる所まで来ます。

紅葉の名所として秋には大勢の観光客でにぎわいますが、新緑の季節も青々とした木々にうっとりさせられます。大深沢橋北側の新展望台や、鳴子峡駐車場付近にある見晴らし台などは絶好のロケーションです。

大谷川が形成した深さ約100mの渓谷です。一帯には紅葉のみならず喰岩・夫婦岩・弁慶岩・屏風岩といった奇岩が点在しており、美しく雄大な自然の景色が広がります。ちなみに宮城県の名勝に指定されています。

３．愛宕山公園　色麻町

約1万株のシャクヤクが一斉に咲き誇るのは例年６月上旬頃。約4,000㎡のシャクヤク園がピンクと白で埋め尽くされ、まるで夏の訪れを謳っているかのようです。シャクヤクだけではありません、初夏の訪れにはアジサイ、桜、ラベンダーでも有名です。

毎年行われるシャクヤク祭りでは地場産品の販売などイベントも行われ、舟形山を含む舟形連峰とのコントラストも楽しむことができます。

国道457号沿いの高台にある公園です。のんびりと散歩を楽しみたいときにはぜひこちらがオススメです。6月のシャクヤクのほか、4月はソメイヨシノや八重桜、7月のアジサイ、9月から10月の百日紅がとても綺麗です。

4．楽天 Koboスタジアム宮城　宮城野区宮城野

1950年開場の歴史ある野球場で、正式名称は宮城野原公園宮城球場。東北楽天ゴールデンイーグルスの専用球場・楽天 Koboスタジアム宮城です。数々の名演技を見せてくれたこちらの球場も連日大勢のファンでにぎわっています。

球場の周りには屋台や食事処、カフェなども充実していて、子供たち専用に小さな汽車も走っています。大人も子供も楽しめるスタジアムで、汗を流す選手たちに熱い声援を送ってみませんか？

ちなみに、こちらの球場では月に1度から2度ほどスタジアムを無料で見学することができるツアーが開催されます。ビジターロッカーやビジターブルペン、プレステージプラチナなど普段は見られないスタジアム内を案内してもらえるんです。

5．仙台アンパンマンこどもミュージアム＆モール　宮城野区鉄砲町

仙台駅から徒歩10分ほどかかりますが、子供たちの楽園・アンパンマンと仲間たちが迎えてくれるアンパンマンこどもミュージアム。

食事所もアンパンマンのイラストがいっぱい。触れられる等身大のアンパンマン、このミュージアム限定グッズ、そしてなによりアンパンマンたちと一緒に踊れるイベントは子供たちも大喜び！小さなお子さんたちの楽しいひと時を作ってあげることができる夢の国です。

小さなお子さんに人気のスポットです。1階のショッピングモールエリアは無料、2階のミュージアムエリアは有料となっています。また、吹き抜けとなっている広場ではさまざまなイベントが開催され、無料で楽しめますよ。

6．大崎八幡宮（おおさきはちまんぐう）　青葉区八幡

伊達政宗によって1607年に建造された、安土桃山建築を代表する建造物です。昭和27年に国宝に指定されてから、国の大切な宝として人々に愛されています。

大きくて真っ赤な鳥居が目印。国宝の本殿の彫刻、色彩は修復されていますが見事で、当時の伊達家の威厳と心意気を感じることができます。初詣や桜の花見などでも有名どころです。

なお、こちらの神社の創建年代は不明とされていますが、社伝によると坂上田村麻呂が岩手県奥州市水沢区に宇佐神宮を勧請したのを起源とし、室町時代に陸奥大崎5郡を支配していた大崎氏が現在地に遷し、「大崎八幡宮」と呼ばれるようになりました。