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答志島をみなさんはご存知ですか?三重県の鳥羽湾にある最大の離島ですがたったの30分で行くことができます。大きさはたった7平方キロメートルですが、市の無形民俗文化財に指定されている寝屋子制度も残っており、日本の古き良き時代が感じられる見どころも満載な場所です。今日は気軽に楽しみたいという方に、風情溢れる漁師町に歴史スポットや絶景、島の人々と交流を深められる場所をご紹介します!是非参考にしてください。1.蟹穴古墳
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/24177286.html
7世紀末から8世紀初めに造られたと推定されている横穴式の石室。和具港の近く、標高28メートルの地点にあり、木々の間から海を見ることができます。現在、東京国立博物館に所蔵されている美しい緑色の須恵器、長頚瓶が出土したことでも有名です。
見晴らしのいい高台にある古墳で、国の重要文化財にも指定されているんです。出土し、現在厳重に収蔵されているこの壺は、深緑色をしていて、くびれのある壺です。時を超えて今の時代に受け継がれており、味のある須恵器です。高さは28.6センチメートル、当時の代表作でもあったということです。普通の土器に比べて頑丈で軽いのが特徴。
http://blogs.yahoo.co.jp/skinnymittens/4453857.html
基本情報
- ・名称:蟹穴古墳
- ・住所:鳥羽市答志町
- ・アクセス:和具港から徒歩約20分。佐田浜駐車場(有料)の利用が便利。
2.美多羅志神社
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/24177286.html
美多羅志神社は「答志島のパワースポット」の一つにも挙げられ、人気が高まっています。夫婦でつがいのアワビを奉納すると、瞳がきれいな子を授かるという言い伝えがあるんですよ。境内には龍の顔の形をした椎の木「龍神さん」があり、参拝客をお出迎えしています。
いつこの社ができたかは未詳ですが、江戸時代の三国地誌の中にはそれらしき名前が出ていることからかなり古くから存在していたであろうと推測されています。現在の名前で呼ばれるようになったのは明治時代からのことで、昔は別の呼び名がありました。答志港からアクセスするのであれば歩いて15分で到着です。
基本情報
- ・名称:美多羅志神社
- ・住所:三重県鳥羽市答志町984番地
- ・アクセス:和具港、答志港から徒歩15分
- ・電話番号:0599ー37ー2533
3.九鬼嘉隆首塚
http://sunagae.net/blog/archives/1741/comment-page-1
島は、戦国時代に織田水軍の将として活躍した鳥羽城主・九鬼嘉隆の終焉の地でもあります。関ケ原の戦いで敗れ、自刃した武将の首塚がある築上岬山上は鳥羽湾を望む絶景ポイント。歴史ロマンに思いをはせながら、海を眺めるのもおすすめ。胴塚との間が遊歩道で結ばれているので、ゆっくり歩いてみたいですね。
答志町の和具にある観光スポットとして知られているこの場所は鳥羽市営定期船に乗ってアクセスします。鳥羽マリンターミナルから市営定期船で約20分ほどのところ。首塚も胴塚もともに和具港から歩いて15分のところにあります。首塚は石の柵に囲われており、囲いの中には木が植わっており、小さな石が置かれています。
http://blogs.yahoo.co.jp/nao31n31n/GALLERY/show_image.html?id=14347284&no=9
基本情報
- ・名称:九鬼嘉隆首塚
- ・住所:三重県鳥羽市答志町和具
- ・アクセス:和具港より徒歩約15分
4.鳥羽磯部漁協答志支所市場
https://plus.google.com/101910402323931208528/about
島内に3カ所ある漁協市場では、せりの様子を見学することができます。中でも、答志港に隣接するこの市場は一番大きく、生きたままの魚介類がぞくぞくと水揚げされる光景は大迫力。活気溢れるやり取りをぜひ、体感してみたいですね。
この島でとれる魚は数知れず。アジやカレイ、キス、タイ、タコ、スズキといった魚は一年中あがります。冬場にとれるのはなまこやイセエビ、赤魚などなど。春から夏にかけては鯖やあなごがとれます。魚以外にもサザエ、アワビ、ウニなども夏の季節。海藻類として黒海苔、青のり、わかめ、ひじきなども取引されているんです。
http://www.toba-nakamuraya.com/10484/plan_yoyaku/plan_hp.cgi?p=1013
基本情報
- ・名称:鳥羽磯部漁協答志支所市場
- ・住所:三重県鳥羽市答志町241-1
- ・電話番号:0599-37-2018
- ・鳥羽磯部漁協URL:http://www.osakanaikiiki.com/
5.答志灯台
https://104kikuya.wordpress.com/2013/11/25/%E7%AD%94%E5%BF%97%E5%B3%B6%E3%81%AF%…
灯台の白が青い海に映えますね。いくつもフィッシングポイントがある島の中でも、答志漁港に突き出たこの堤防は、県内外から釣り人が集まるそう。ファミリーやビギナーにもおすすめのポイントなので、思い立ったら貸し竿屋さんを探して釣りを始めてみるのも楽しそう。澄んだ海に釣り糸を垂らして、ゆっくり一日を過ごしてみたいですね。高さ8.66メートルとけして高くはない灯台ですが、漁船や、答志島に出入りする船にとって重要な灯台となっています。入場料無しで観ることができるので、おすすめのスポット。行く機会があるなら釣り竿を一本持って出かけるのが良いかもしれません。天気のいい日にお弁当と飲み物を持って釣りに出かけましょう!大物が釣れるかも!
基本情報
・名称:答志灯台
・住所:三重県鳥羽市答志島
・アクセス:答志漁港内
6.八幡神社
http://blogs.yahoo.co.jp/nao31n31n/14340884.html
町の守護神で、島民から「八幡さん」と呼ばれ親しまれている神社です。赤い「八幡橋」を渡って行きます。寺浜漁港に入港する船がこの橋の下をくぐっていくので、写真撮影スポットとしてもおすすめです。毎年旧暦の1月には、神社を中心に1年の大漁と家内安全を祈願する「神祭」が開かれ、若者たちが的を担いで勢いよく坂を駆け上がる姿を見ることができます。島の文化に触れるのも、離島訪問の楽しみの一つですね。
八幡宮、八幡神社、八幡社、八幡さまと言われる場所は全国に約44,000あり、大分県の宇佐市に総本社があります。日本で最も多い神社ともいわれているんですよ!
http://www.kankomie.or.jp/event/detail_7676.html
■ 基本情報
- ・名称: 八幡神社
- ・住所:三重県鳥羽市答志町答志
- ・アクセス: 答志港から徒歩約5分
7.海女小屋
https://104kikuya.wordpress.com/2013/07/07/%E7%AD%94%E5%BF%97%E7%9A%84%E3%81%82%…
島の人々との交流は、旅の大切な思い出になるはず。「島の旅社」が運営するこの海女小屋では、囲炉裏を囲んで旬の海の幸を味わいながら、島の人と触れあう贅沢な体験ができます。また、夏の漁期以外は本物の海女さんのおもてなしを受けられるかもしれません。季節ごとに楽しめるプランが用意されているので、ぜひチェックしてみて。
海女さんが捕る魚介類は、アワビ、カキ、イセエビなど美味しいもの、そして高級な食材ばかり。屋外の囲炉裏で食べる海鮮はまた格別に美味しいものですよ!3日前までに予約しておけば、体験をすることができます。体験料は中学生以上3,000円から。参加人数は4から30名までなので、ファミリーから大世帯のグループツアーまで対応できます。
http://tobakanko.jp/modules/tobablog/details.php?bid=561
■ 基本情報
- ・名称: 海女小屋
- ・アクセス: 答志定期船桟橋近く
- ・電話番号: 0599-37-3339
- ・料金: 中学生以上 3,000円より
- ・参考サイトURL:http://www.shima-tabi.net/special2-2.html (島の旅行社)
8.答志島温泉 美々波
答志島温泉街には、20軒以上の旅館や、ペンションが立ち並び源泉かけ流しの湯が楽しめます。温泉街一角にある、旅館「美々波」は浴室一面にガラスが張り巡らされた展望風呂がウリで、水平線に昇る朝日や満天の星空などが心置きなく楽しめます。ベビーベッドの用意もありますので、乳幼児連れでも安心ですよ♪神経痛や筋肉痛、関節痛などに効能がある名湯で、旅の疲れをしっかり癒してくださいね!温泉を楽しんだ後は、自慢の磯懐石をご堪能ください♡
■ 基本情報
- ・名称: 美々波
- ・住所: 〒517-0002 三重県鳥羽市答志町735
- ・アクセス: コチラを参照ください
- ・電話番号: 0599-37-2001
- ・公式サイトURL: http://www.suzunami.net/index.htm
9.答志島スカイライン
答志島の絶景を独り占めしたいなら、答志島の西側・桃取地区と東の答志地区を結ぶ県道「答志島スカイライン」のウォーキングがお薦めです。約6kmのウォーキングコースからは、のどかな答志島の田舎風景や、鳥羽10景の1つにも選ばれている鳥羽湾が一望できるスポットなどがあります。緑のトンネルは、春には桜、初夏には新緑、秋には紅葉など四季折々の自然の美しい様が鑑賞できます。
■ 基本情報
- ・名称: 答志島スカイライン
- ・住所: 〒517-0003 三重県鳥羽市桃取町
- ・アクセス: JR・近鉄「鳥羽駅」から徒歩約7分の鳥羽マリンターミナルから市営定期船で桃取港まで約12分。桃取港から徒歩約10分
- ・電話番号: 0599-25-1157
- ・公式サイトURL: http://www.iseshima-kanko.jp/spot/1567/
10.潮音寺
「潮音寺」は、古くから答志町の人々の拠り所となってきた寺で、答志和具港から徒歩で15分程緩やかな坂を昇ったところにあります。観音堂には、四日市市立博物館で開催した”仏像展”に出展された仏像を始め、弘法大師や空海が手掛けた7体の仏像が祀られています。平安、鎌倉、室町と3つの時代にかけて造られた仏像が拝観でき、珍しいピンク色をした仏像もあります。
■ 基本情報
- ・名称: 潮音寺
- ・住所: 〒517-0002 三重県鳥羽市答志町
- ・アクセス:答志和具港から徒歩で15分
- ・電話番号: 0599-25-1157(鳥羽市観光課)
- ・公式サイトURL: http://www.iseshima-kanko.jp/spot/1636/
11.サンシャインビーチ
黄褐色の砂浜に、透明度が高く透き通るような綺麗な水質の海水浴場です。夏季には海の家がオープンし、幼児用プールやシャワー、トイレなど設備も整っているため老若男女に人気です。7月1日から8月31日まで開催していますので、夏休みのお出かけにもぴったりです。花火大会や魚のつかみ取り大会など、各種イベントも開催していますよ。
■ 基本情報
- ・名称: サンシャインビーチ
- ・住所: 三重県鳥羽市答志町和具
- ・アクセス: 答志島和具下船、徒歩2~3分
- ・電話番号: 0599-37-2822
- ・営業期間: 7月1日から8月31日
- ・公式サイトURL: http://tobakanko.jp/modules/enjoy/index.php?p=16
12.塩わかめつくり
「塩わかめつくり」は、答志島の2月~4月の風物詩です。数十基の大きな窯で塩ワカメ作りする様子が見られ、潮の香りが立ち込めます。またこの香りは、自然や生活、文化に根ざした優れた香りに認定される「かおり100景」にも選ばれています。残念ながら和具浦支所で小売りはしていませんが、この季節に答志島を訪れた方は1度ご覧になってはいかがですか?
答志島のワカメの選別なう#答志島#和具 pic.twitter.com/JarneWIFMS
— 優チャンパパ!(^o^)! (@vamos0819) 2016, 2月 8
■ 基本情報
- ・名称: 塩わかめつくり
- ・住所: 三重県鳥羽市答志
- ・アクセス:最寄駅「鳥羽」から6,344m
- ・公式サイトURL: https://www.city.toba.mie.jp/koho/zyusyou/kaori/kaori.html
13.八幡祭り
「八幡祭り」は八幡神社の祭礼である「神祭」です。正午頃に行われる「弓引き神事」は、神祭の1番の見どころで1年の大漁と家内安全を祈願して開催されあます。青い衣装に身を包んだお的衆が畳一枚半ほどの「お的(木組みに紙を張って墨を塗ったもの)」を担いで坂を駆け上がり、それを町民たちがお的に飛び込み墨を奪い合う、奪い合う迫力満点の神事です。奪われた墨は、護符となり民家の玄関や船に八幡神社の神紋である「丸に八の字」を書くのに使われます。
■ 基本情報
- ・名称: 答志島
- ・住所: 〒517-0002 三重県鳥羽市答志町
- ・アクセス: JR・近鉄「鳥羽駅」から徒歩約7分の鳥羽マリンターミナルから市営定期船にて約25分答志下船徒歩約5分
- ・開催日: 平成28年2月20日(土)〜22日(月)
- ・電話番号: 0599-25-1157(鳥羽市観光課)
- ・公式サイトURL: http://www.iseshima-kanko.jp/event/1102/
14.七夕祭(天王祭)
毎年7月の第2土曜日に開催される「七夕祭り」。法被に身を包んだ町の青年団を中心に行われ、当日は7力強く華やかに飾り付けられた巨大七夕飾りが浜を彩ります。夜はライトアップされ、民謡踊りも繰り広げられますよ!短冊に願い事を書き、お祭りに参加されてはいかかですか?もちろん観光客の方も参加OKです。
■ 基本情報
- ・名称: 七夕祭(天王祭)
- ・開催日: 7月第2土曜日
- ・公式サイトURL: http://www.toba-nakamuraya.com/midokoro.htm
14.マルト食堂
新鮮な海鮮料理をリーズナブルに堪能したいなら、地元のおばさま方が切り盛りしている大衆食堂「マルト食堂」がお薦め。「うたせ海老のかき揚げ」や「めかぶ味噌汁」、「魚の煮付け」など地元の名産を使用したお料理がリーズナブルにいただけるお店で、めかぶたっぷりの「メヒビうどん」は女優の白石みほさんもお気に入りの一品です。
■ 基本情報
- ・名称: マルト食堂
- ・住所: 三重県鳥羽市答志町240
- ・営業時間: 11:00~19:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0599-37-2058
- ・料金: 煮魚定食1050円
15.まるみつ寿司
まるみつ寿司はこじんまりとしたアットホームなお店で、新鮮な魚介類が気軽に食べることができる寿司店です。メディアに取り上げられることも多く、”にぎり寿司”や”刺し身定食”など定番のメニューから、”うたせえびのおどり”や”タイラギ貝”、”海女さんが取った答志島のあわび”など、島ならではの食材を生かした名物料理まで幅広く堪能できます。
■ 基本情報
- ・名称: まるみつ寿司
- ・住所: 三重県鳥羽市答志町1106
- ・営業時間: 午前11:00-午後9:00 夜は予約制
- ・定休日: なし(臨時休業あり)
- ・電話番号: 0599-37-2314
- ・料金: 刺し身定食 1080円
- ・公式サイトURL: http://www.amigo.ne.jp/~marumitu/index.html
17.波音の宿 中村屋
高さ30mから鳥羽湾を見下ろせるオーシャンビューの温泉や、獲れたての新鮮な魚介類が堪能できる「波音の宿 中村屋」。温泉はやけどや慢性皮膚病などによく効くお湯で、展望露天風呂や露天風呂、家族風呂もあります。お料理は料理長でもあるご主人が、プロの目で見て厳選し仕入れた食材を使用しています。地魚の天ぷらや、わかめを練りこんだおそばなど、答志島の食材を最大限に生かした極上料理を堪能くださいね♡
■ 基本情報
- ・名称: 波音の宿 中村屋
- ・住所: 〒517-0002三重県鳥羽市答志町和具浦 2137-3
- ・電話番号: 0599-37-2065(代)
- ・公式サイトURL: http://www.toba-nakamuraya.com/index.htm
答志島の魅力は伝わりましたか?古くは万葉集で詠まれるほど、神秘的な場所だったようです。本島から船で30分弱とそんなに離れていないのに伝統は昔のまま引き継がれ、歴史建造物も残っています。またパワースポット、大自然に囲まれた雄大な景色、温泉などが心身ともに癒してくれます。そして何といっても海女さんや漁師さんとの交流は大切な思い出になります。小さなお子様連れでもゆっくりできる観光地ですので、是非ご家族みんなで遊びに行きましょう!
素材提供:トリップアドバイザー