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毎日使う食器、どうせならお気に入りを選んで買いたいですね。日本の焼きものは、風土と密接なかかわりがあります。なかでも九州は、日本有数の焼き物エリア。お気に入りをさがして、九州をぐるっとめぐってみませんか? 1.有田焼【佐賀県】
http://www.aritayaki-fun.com/?page_id=194
有田焼といえば、江戸時代から鍋島藩の御用窯として、全国に知られていました。17世紀の初めに、日本で初めて磁器が焼かれた場所です。今でもたくさんの窯元があり、焼きものに興味がない人でも今右衛門窯や源右衛門窯という名前をきいたことがあるのでは?有名な源右衛門窯でも、窯元見学ができます。歴史ある建物の中で、骨董的に価値がある焼きものをじっくり見るなんてのも、たまにはいいですね。
http://www.aritayaki-fun.com/?page_id=194
手描きのセンスが光る そうた窯
http://www.showkado.com/SHOP/sta0230.html
気軽に見学できると言っても、源右衛門窯などはご飯茶わんが1万円くらいします。いいものですが、もっと気軽に使えるものが欲しい人は、ぜひとも「そうた窯」へ行ってください。手描き器のなかでも、シンプルでモダンなものを作っている窯元です。
http://aritayaki.ocnk.net/product/1631
模様は伝統的なものがベースで、さりげない感性が日常づかいにぴったりです。 もともと有田焼は料亭などで使われるものでしたが、そうた窯では、もっと家庭で使ってほしいと作り始めたもの。だから手になじみやすく、使いやすいんですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/inakagurashi1114/63385688.html
■ 基本情報
- ・名称:そうた窯
- ・住所: 佐賀県武雄市内山町宮野24089
- ・アクセス: JR三間坂駅からタクシーで3分
- ・営業時間: 店舗にご確認ください
- ・定休日: 店舗にご確認ください
- ・電話番号: 0954-45-6185
- ・所要時間: 約1時間
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.souta-kiln.com/index.html
福珠窯
昔ながらの染付や、色使いが今に生きる福珠窯の焼き物の数々。モダンなのに、どこか懐かしい気持ちにさせられる柔らかいデザインが特徴です。作品の中には、銀彩×染付のものや、地紋をあしらったデザインのものなど、種類豊富に揃っていますが、中でも一番人気なのは蝶と花をあしらった「天啓花蝶シリーズ」。いつまでも眺めていたくなる美しさなんですよ。
尚、こちらの福珠窯では、新作やここでしか買えない限定品のほか、アウトレット商品もズラリと揃っています。
■ 基本情報
- ・名称: 福珠窯
- ・住所: 佐賀県西松浦郡有田町中樽2-30-16
- ・アクセス: 上有田駅(各駅停車のみ)下車徒歩10分or有田駅下車タクシーで5分
- ・営業時間: 11:00~17:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 11:00~17:00
- ・公式サイトURL: http://www.fukujugama.co.jp/index.html
2.伊万里焼【佐賀県】
http://kaiuke.com/yakimono.html
伊万里焼は、有田焼とおなじく磁器です。磁器は陶石を粉にして焼いたもので、軽くて硬いのが特徴です(陶器は粘土を焼いたもの)。陶石の色によって、白磁と青磁にわかれます。伊万里焼をみたいなら、窯元が集まっている伊万里市大川内に行くのが一番でしょう。福岡市から、車で1時間半くらいでいけます。 伊万里と言われてすぐにイメージするのが、下の写真のような色あざやかな焼きものです。これは、「色鍋島」と呼ばれます。それにしてもこの橋、上のつぼも手すりも「これが伊万里だ」って感じですね。
http://s.webry.info/sp/knws.at.webry.info/201306/article_1.html
大川内には細い坂道の両側に、窯元が運営するショップがならんでいます。はじめゆるかった坂道が、登るにつれてだんだん狭くなり、瓦屋根の壁に段差がついているのも面白いですね。いかにも焼きものの里の風景です。 http://otofukubatake.com/category/好きなこと
伝統的な模様でも、つい手にとっちゃう 青山窯
http://blogs.yahoo.co.jp/woodfire144/folder/1501685.html?p=3
伊万里焼は大きく3種類に分けることができます。「色鍋島」は赤・黄・緑があざやかなもの。「鍋島染付」は、白地に藍一色の染付がモダンです。「鍋島青磁」は、つややかで清涼感のある焼きものです。 数ある窯元の中でも「青山窯」は、鍋島時代と同じ原材料を使い、手作りをするのがこだわりです。手描きの技術をつたえ、伊万里焼の原点を生かしています。なつかしいのにどこかセンス良く、手にとってみたくなるものばかりですね。
http://www.hitotsumugi.jp/blog/5397.html
■ 基本情報
- ・名称: 青山窯
- ・住所: 佐賀県伊万里市大川内山
- ・アクセス: 武雄北方I.C.から伊万里へ車で約30分
- ・営業時間: 9~17時
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0955-23-2366
- ・所要時間: 約30分
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.kawazoe-seizan.com/index.html
辻与製陶所 与山窯
普段使いできるおしゃれで上品な雰囲気の食器が揃う辻与製陶所 与山窯。なんとルーツは、江戸時代にまでさかのぼるとのこと。代表作と言われているのは、富士山を豆皿に様々な構図で描いた「富士山48景」。斬新なデザインと、鮮やかな色使いがとっても素敵です。また、7代目が立ち上げた「224 porcelain」は、今までにない斬新でモダンなデザインで、特に若い人の心を惹きつけています。
■ 基本情報
- ・名称: 辻与製陶所 与山窯
- ・住所: 佐賀県嬉野市嬉野町吉田丁4666
- ・営業時間: 9:00〜17:00
- ・定休日: 日祝
- ・電話番号: 0954-43-9432
- ・公式サイトURL: http://www.yozan-kiln.com
3.波佐見焼き【長崎県】
http://bridgedogo.exblog.jp/18670512
波佐見焼は、そのまま「はさみやき」と読みます。長崎県の波佐見町で作られている磁器のことです。近くに有田焼や伊万里焼、唐津焼などの超有名ブランドがありますが、現在、オトナ女子の皆さんがひそかに大注目している焼きものなんです。 人気の秘密はデザイン。シンプルなデザインや色づかいで、女性のハートに響くものがあります。それもストレートに「これいい、使いたい」と思えてしまうんですね。磁器なので薄く作ることもでき、アイテムによっては光をすかしてランプ風に使うこともできます。
http://blogs.yahoo.co.jp/heizou0275/52422704.html
コレクター必見 一真窯 ギャラリー とっとっと
http://www.blog.awake.co.jp/article/detail/440541
波佐見焼のなかでも、人気が高い一真窯。窯元としてギャラリーも持っています。真っ白な磁器に、手彫りで模様をつけたプレートなどがいいですね。 大きなプレートには小さなものを、はめ込んで使えます。小皿は手彫り模様がいろいろあるので、その日の気分で使い分けるのもオシャレですね。
http://www.blog.awake.co.jp/article/detail/440541
どの模様もシンプルで素敵。これはコレクター魂に火がつきそうです。どうせなら全部そろえて並べたいですよね。 ギャラリー「とっとっと」は窯元直営なので、お値段も4割引きくらいで買えるそうです。ますます財布のひもがゆるみそう~。
http://www.blog.awake.co.jp/article/detail/440541
■ 基本情報
- ・名称: 一真窯 ギャラリーとっとっと
- ・住所: 長崎県東彼杵郡波佐見町中尾郷670
- ・アクセス: JR佐世保線有田駅からタクシーで15分
- ・営業時間: 10:00~17:00
- ・定休日: 不定休(GW休、8月13~16日休、12月28日~翌1月5日休)
- ・電話番号: 0956-85-5305(一真陶苑)
- ・所要時間: 約1時間
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://akepo.web.fc2.com/issin/issin.htm
白山陶器
今や全国にもファンが多い白山陶器。シンプルでモダンなデザインなので、普段使いしやすく、コレクターが多いというのも特徴です。シリーズが多く、シンプルなものからポップなデザインのものまで揃うので、老若男女を問わず誰からも愛されるものが必ず見つかるのが白山陶器ならでは。プレゼントとして贈っても、喜ばれること間違いありません。
■ 基本情報
- ・名称: 白山陶器
- ・住所: 長崎県東彼杵郡 波佐見町湯無田郷1334
- ・営業時間: 9:00~16:00
- ・定休日: 毎週日曜日 GW ほかにも夏季休業日・年末年始/他不定休あり
- ・電話番号: 0956-85-3251
- ・公式サイトURL: https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8…
マルヒロ
薄くて繊細が特徴の波佐見焼の概念を覆すかのように誕生したのが、マルヒロのHASAMIブランドの食器です。色はカラフルで、マグカップもお皿もとっても分厚い!今やマルヒロを代表するブランドとなっています。数々のメディアでも紹介されるや否や、人気は爆発!モダンさの中に垣間見れる懐かしさや、遊び心も魅力のポイントです。
■ 基本情報
- ・名称: マルヒロ
- ・住所: 佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙775-7
- ・アクセス: 波佐見有田ICから徒歩8分
- ・営業時間: 10:00~17:00
- ・定休日: 毎週水曜, 第3土・日曜
- ・電話番号: 0955-42-2777
- ・公式サイトURL: http://www.hasamiyaki.jp/
4.唐津焼き【佐賀県】
http://con-quest.tv/071/06.php
唐津焼きは、窯元がたくさんあります。しかし場所が離れているので、一気に窯元めぐりをすることは難しいでしょう。ここは訪ねたい窯元をしぼって、一軒ずつ攻略していくのが近道です。有名なのは唐津駅前の「中里太郎右衛門窯」(下の写真)。ギャラリーもあり、目の保養になります。 しかし、正直言って、多少お値段がきびしい。芸術作品そのもので、日用品という感じではありません。唐津焼といえば、どうしても抹茶茶わんが多い気がしますが、最近ではコーヒーカップなどの食器を作る窯元も増えてきましたよ。買いやすいですね。
http://con-quest.tv/071/02.php
器は使ってこそ 赤水窯
焼きものは使われないと意味がない。こういうポリシーのもとで、普段づかいの唐津焼を追及しているのが、「赤水窯」です。どんなにいい唐津焼でも、飾っておくだけではさびしいということですね。たしかに、赤水窯の食器は、食べ物をのせると生き生きしてきます。器の良さがぐんと引き立つのです。これこそが、唐津焼の「用の美」。ものは使ってこそ美しくなる、というわけです。何をのせても、おいしそうに見えますね。
http://con-quest.tv/071/07.php
赤水窯は、先代の熊本千治さんが鑑山のふもとにクラフト工房をオープンしたのが最初です。当時は運営するカフェで作品を展示し、その器で自家焙煎のコーヒーを出していたとか。今でも徹底的に地元密着型、実用品でありながら美しい焼きものを生み出しています
http://rstyle.secret.jp/wp1001/?p=2865
■ 基本情報
- ・名称: 赤水窯
- ・住所: 佐賀県唐津市鏡赤水4758
- ・アクセス: JR虹ノ松原駅下車、南へ徒歩10分
- ・営業時間: 11:00~19:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0955-77-2061
- ・所要時間: 約1時間
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://akamizugama.com/
高麗窯
福岡県糸島市にある唐津焼の「高麗窯」。まるで民家のような建物なので、看板を見落とさないように注意してください。窯元の隣がギャラリーになっていて、作品がずらりと並べられています。思わず目移りしてしまうラインナップなので、ついつい買いすぎてしまいそうになります。だけど、なかなか良いお値段なので、お買い物はどうぞ計画的に!
■ 基本情報
- ・名称: 高麗窯
- ・住所:福岡県糸島市志摩芥屋157
- ・アクセス:筑前前原駅から車で15分
- ・営業時間: 10:00~17:00
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 092-328-2353
- ・公式サイトURL: http://www.simanet.jp/custmer/kourai/
5.天草焼き【熊本県】
http://k-staff.blogspot.jp/2013/08/blog-post_7822.html
天草は観光地として有名ですが、最近は焼きものの里としても知られています。実は、天草では磁器の原料になる「陶石」がとれます。日本でとれる陶石の約7~8割が、天草から全国に送られているんです。 天草焼の知名度がそれほど高くないのは、江戸時代、ここが天領(幕府の直轄領)だったからでしょう。他の名産地のように藩の御用窯として紹介されず、地元のひとが自分で使うために焼いたものです。それだけに窯ごとに作風がことなり、天草を回るだけでいろいろなタイプの焼きものがみられます。
http://frapani.blog.jp/archives/52504076.html
今すぐ買って使いたい! 丸尾焼き
http://www.con-quest.tv/050/06.php#moritsuke04
窯ごとに個性がある天草焼の中でも、丸尾焼きは現代的なセンスを前面に出している窯元です。 江戸末期に瓶づくりから始まった窯元で、3代目から陶器作りにたずさわり、いまではカジュアルな食器などが人気です。
http://www.con-quest.tv/050/01.php
敷地内には工房のほかショップもあり、いかにも食卓に似合いそうな食器がならんでいます。
http://d.hatena.ne.jp/hanamizuki1966/20120714/1342191832
■ 基本情報
- ・名称: 丸尾焼
- ・住所: 熊本県天草市北原町3-10
- ・アクセス:天草空港から車で10分
- ・営業時間: 10時 ~18時30分
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0969-23-9522
- ・所要時間: 約2時間
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://maruoyaki.com/
山の口焼
日常使いできるおしゃれでモダンなデザインが特徴の「山の口焼」。白いスタイリッシュなコンテナが、カフェとギャラリーを併設したお店になっていて、木の扉がとっても素敵です。店内では、シンプルで使い勝手の良さそうなフリーカップや花器、ポットなどが揃い、思わず「ここにあるもの全部ください!」と言いたくなってしまうほど素敵な作品ばかり。値段も比較的手ごろなので、買い物しやすいというのもポイントです。
■ 基本情報
- ・名称: 山の口焼
- ・住所: 天草市本渡町本渡1755-3
- ・アクセス: 天草空港から車で15分
- ・営業時間: 10:00~18:00
- ・定休日: 不定休(要連絡)
- ・電話番号: 熊本県天草市本渡町本渡1755-3
- ・参考サイトURL: 不定休(要連絡)
6.薩摩焼【鹿児島県】
http://www.kurozyokaya.com/product/28
つややかな黒い焼きもの。思わずさわってみたくなりますね。これは薩摩焼の中でも「黒薩摩」と呼ばれるものです。薩摩焼には伝統的な「白薩摩」と「黒薩摩」があります。有名な窯元は、薩摩焼を代表する「沈壽官窯」(ちんじゅかんがま)です。鹿児島市から、西に車で1時間ほどです。上の写真は「からから」と呼ばれる酒器で、深い黒のところどころに茶が入り、さりげない柔らかさをかもし出しています。焼酎から清酒まで、どんなお酒にもあいますね。600mlほど入るものもありますので、大人数のお客さんでも大丈夫ですよ。
http://www.con-quest.tv/039/02.php
見学だけでも価値がある 沈壽官窯
http://www.con-quest.tv/039/02.php
「沈壽官窯」(ちんじゅがんがま)という名前は、いかにも異国風。こちらは朝鮮陶工の末裔です。現在でも30人以上の陶工が、分業で製品を作っています。 敷地内には、歴代窯元の代表作をおさめた資料館もあり、歴史ある登り窯が見えます。
http://seokazuo.exblog.jp/page/25/
司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」という作品で、先代の「薩摩焼宗家14代沈寿官」が取り上げられて以来、九州の焼きもの好きのみならず、日本中から注目を浴びている窯元です。 現在は15代めが個性的な作品をどんどんプロデュースしています。
http://seokazuo.exblog.jp/page/25/
■ 基本情報
- ・名称: 沈壽官窯
- ・住所: 鹿児島県日置市東市来町美山1715
- ・アクセス: JR鹿児島本線伊集院より車で約10分 鹿児島市街地から車で約20分
- ・営業時間: 午前9時00分~午後5時
- ・定休日: 第1・第3月曜日
- ・電話番号: 099 274 2358
- ・料金: 沈壽官家伝世品収蔵庫 入館料 : 大人(高校生以上) ¥500 窯元見学は無料です
- ・所要時間: 約2時間
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.chin-jukan.co.jp/
CHIN JUKAN POTTERY STORE
沈壽官窯とランドスケーププロダクツが共同で制作する「CHIN JUKAN POTTERY」は、伝統工芸から誕生したモダンな器の数々。色使いはもちろん、フォルムもとっても美しく、使わずにしばらくオブジェトして部屋に置いておきたい作品がいっぱいです。特におすすめしたいのは、思わず本物と見まがうほどリアルなりんごの形をしたシュガーポット。プレゼントで贈ると、きっと喜ばれますよ!
■ 基本情報
- ・名称: CHIN JUKAN POTTERY STORE
- ・住所: 鹿児島県鹿児島市呉服町6−5 マルヤガーデンズ マルヤガーデンズ 4F
- ・アクセス:朝日通駅出口出口から徒歩約6分
- ・営業時間: 10:00~20:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 099-226-1767
- ・公式サイトURL: https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8…
7.小鹿田(おんた)焼き【大分県】
http://blog.livedoor.jp/mao_mao_1229/archives/1111909.html
小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市のあたりで作られている焼きものです。 一目で見分けがつく、飛び鉋(かんな)、刷毛目、櫛描きなどが特徴です。窯元は全部で10軒ほどしかありません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%B9%BF%E7%94%B0%E7%84%BC#/media/File:O…
小鹿田焼が注目されたのは、昭和29年のこと。イギリスの有名な陶芸家バーナード・リーチ氏がやってきて、その美しさを評価しました。その後ヨーロッパで開かれた世界工芸店で、グランプリを獲得。昭和45年に、国の記念保存文化財に指定されました。
http://z-house.way-nifty.com/kirakucho/2008/01/post_56ec.html
のどかな音が聞こえます
小鹿田焼の窯元を回っていると、陶土をひく唐臼の音が聞こえます。山深い場所で、規則正しく聞こえる土挽きの音は、なんとも心なごむもの。「日本の音風景 100選」にも選ばれています。小鹿田焼の歴史は江戸中にさかのぼります。福岡県の小石原焼きから、柳瀬三右衛門をまねいて始められました。民芸運動の指導者・柳宗悦も絶賛した素朴な焼きものです。華々しい歴史があるのに、日用品として手軽に使えるのがいいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 小鹿田焼の里(おんたやきのさと)
- ・住所: 大分県日田市源栄町皿山
- ・アクセス: 大分自動車道日田ICから車で約30分
- ・電話番号: 0973-29-2449小鹿田焼同業組合
- ・所要時間: 約2時間
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.hitakusu.com/jibasan/ontayaki.htm
8.小石原焼き【福岡県】
小石原焼は、大分県と福岡県の県境に位置する福岡県朝倉郡東峰村で焼かれています。こちらの焼き物も小鹿田焼と同様、飛び鉋や刷毛目が特徴です。現在50もの窯が開かれており、普段使いできる器が揃います。昔ながらの伝統をそのまに受け継いだ作品や、現代風にアレンジした作品など、様々なデザインが揃うのが嬉しい!気軽に購入できる価格帯の物も多いので、思いっきってあれこれ揃えるのもおすすめですよ。
翁明窯元
水玉模様のとってもキュートなデザインの陶器が揃う「翁明窯元」。若い女性の作品だと思われがちだそうですが、小石原焼の重鎮とも呼ばれる鬼丸文明(おにまるぶんめい)さんが、独自に生み出したデザインのものなのだとか。これを目当てにわざわざ小石原を訪れる人も多い人気の作品です。ギャラリーは、まるで蔵のような外観が目印となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 翁明窯元
- ・住所: 東峰村大字小石原1126-1
- ・アクセス: 大分自動車道「杷木IC」より約30分
- ・営業時間: 10:00~18:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0946-74-2186
- ・参考サイトURL: http://www.crossroadfukuoka.jp/jp/event/?mode=detail&id=400000007534&isSpot=1
小石原ポタリー
小石原焼を、若い人にも身近に、そして知名度を上げたと言っても過言ではないのが「小石原ポタリー」ではないでしょうか?人気フードコーディネーター長尾智子さんと、10の窯元がコラボレーションして生まれた小石原ポタリーは、小石原焼の魅力はそのままに、モダンにアレンジされたおしゃれな器!どんなお料理にも合わせやすく、とっても使い勝手が良いのがポイントです。
■ 基本情報
- ・名称: 小石原ポタリー現地ギャラリー
- ・住所: 小石原ポタリー
- ・アクセス:大分自動車道「杷木IC」より約30分
- ・営業日:土日(祝)のみ営業
- ・電話番号: (0946)74-2121 小石原ポタリー事務局
- ・公式サイトURL: http://gallery-koishiwara.jimdo.com/%E7%8F%BE%E5%9C%B0%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A…