1、浄妙寺とは?
バスに乗ると浄妙寺ではなく「浄明寺」となっているのに気付きます。これは格式のある禅宗寺院に対する配慮からバス停を浄明寺としているとか。臨済宗建長寺派の『稲荷山 妙廣利禅寺』です。淡島明神を安置している事から、婦人病の祈願所としても有名なお寺です。
2、浄妙寺の魅力
現在は金沢街道と呼ぶ六浦道沿いにある浄明寺は、源頼朝に協力した足利氏の氏寺です。鎌倉公方屋敷が近隣にあるなど南北朝時代から義満時代は最盛期を究めていました。本堂の左『喜泉庵』では美しい枯山水庭園を眺めながら静かな一時を過ごせるのも浄妙寺の魅力なのです。
3、浄妙寺の見どころ
1、本堂からいっぱいの梅の花、
まるみのある本堂の屋根。明寺の梅は参道から庭園まで見所が満載です。一直線になった参道脇には、梅の花が美しく鎌倉らしさを引き立てます。門前前にも梅が植えられているのでゆったりと楽しんで頂きたいものです。
2、花の美しい寺院
梅だけでなく、石楠花や白藤牡丹の花も見ごたえがあります。4月下旬から5月上旬には、躑躅、白藤、牡丹が同時に楽しめ、どこを歩いても美しい花に囲まれるのが情緒のある素晴らしい景観となります。早春は梅から始まり、秋の紅葉まで花に囲まれた静かな浄妙寺を散策してみたくなります。
3、喜泉庵
平成3年に復興された喜泉庵からは、枯山水庭園を楽しみながら抹茶で静かな時を過ごすことが出来ます。
非常に静かな事や、人が少ない穴場であることもありタイミングがよければ貸切状態で庭園を眺める事も可能なのも嬉しいですね。足利紋の入った落雁がお干菓子になっているのも浄妙寺らしいのです。
境内高台に、石窯で焼くパンを提供するカフェ&レストランもあります。同じ喜泉庵の名前なので混同してしまいますが浄妙寺境内にはありませんのでお間違えなく。ガーデンテラスもあり四季の花を楽しみながら食事が楽しめます。
4、浄妙寺を訪れた人の声
引き続き浄妙寺。こちらもお抹茶が飲めるようです。庭を眺めながら飲めるみたい。 pic.twitter.com/5TOBQhgOnp
— みずきfeat.蓮さん (@sumimizuki) 2015, 4月 2
浄妙寺ですっごい雨ザーって来ちゃって、ゆっくり見れなかった・・・。けど、本堂の近くに可愛い花が木に咲いていた。砂糖菓子みたいで美味しそう。こういうの紅茶に浮かべたい。 pic.twitter.com/FwsoeKmApx
— あや@ユカタンに†納骨† (@05ayako12) 2015, 4月 1
5、浄妙寺の詳細
基本情報
- ・名称:浄妙寺
- ・住所:神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31
- ・アクセス:鎌倉駅からバスで浄明寺下車
- ・拝観時間:9:00~16:30
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0467-22-2818
- ・拝観料金:大人 100円 (中学生以上)、子供 50円 (小学生以下)
- ・所要時間:45分~
- ・オススメの時期:何時でも
- ・駐車場:普通車:20台(1時間500円)/大型車:1~2台(1時間2000円)
- ・参考サイトURL: https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g303156-d1311121-Reviews-Jomyoji_Te…