悩みます・・・フレンチorカジュアルフレンチ、どんな服装で行くのが正解？

フレンチやカジュアルフレンチで食事をするとなった時、着て行く服装に悩む方は多いかもしれません。なぜなら、いろいろな決まりごとがありそうだから。でも、そんなに堅苦しく考える必要はないんです！ここではもっと気軽にフレンチを楽しめるよう、最低限必要な心構えと男女別に服装のポイントをまとめました。

1. まずはじめに

（札幌市中央区のフレンチレストラン「モリエール」のテーブルコーディネート）

格式あるレストランであれば、男性はジャケット、女性は限りなくフォーマルなワンピースの着用が望ましいというのは事実。でも、本国フランスでは皆もっと自分なりのおしゃれを楽しんでいます。要は、客側が身なりを整えることで、お店側への敬意が感じられるかどうかにかかっています。また、服装が型にはまっていなくても、それが本人に似合っていれば尚のこと、丁寧な接客が受けられる可能性は高くなります。

2. フレンチレストラン　女性の服装編

先に「格式あるレストランでは女性は限りなくフォーマルに近いワンピースが望ましい」と書きましたが、フォーマル＝上質な服である必要はないのです。例えば上の写真のワンピースは某プチプラブランドのものですが、これにアクセサリーを着け、髪型とメークを決めて華やかな雰囲気になれば、それだけで十分！

トータルコーディネートの一例。上の引用文にもありますが、足元には気を遣いましょう。また、女性の場合はワンピースやスカートのほうがフォーマルになりますが、きちんとしたおしゃれに見え、何よりも本人に合っているのであれば、パンツスーツでも構わないと思います。現にフランスの女性は各自のスタイルに合わせて着る服を選んでいます。
そして気をつけたいのは、過度の香水。どんなにおしゃれを決めていても、香水がきついお客さんは歓迎されませんので、ご注意を！

3. フレンチレストラン　男性の服装編

フレンチレストランにおいて女性をエスコートする側の男性は、ジャケット、襟付きのシャツ、磨かれた靴を履いていれば、まず間違いないでしょう。ネクタイを着用しているとエレガントですが、休日のランチなどでは堅苦しい印象を与えてしまいますので、その点はパリッと清潔なシャツでカバーできると思います。

4. フレンチカジュアル　女性の服装編

フレンチカジュアルをビストロやブラッセリーのような、フランス版大衆食堂をイメージするならば、もっともっと気楽に構えて大丈夫です。というのも、ここは仕事帰りなどに気軽に美味しい料理や仲間とのおしゃべりを楽しみに行くところだから。レストランでデニムはNGとされがちですが、清潔感があって（←ここは重要です）、トップスにきれいめのアイテムをあわせ、小物に気を遣えば、上の写真のようなおしゃれなコーディネートになりますよ。ここでも大事なのは、お店への敬意が服装に表れているかどうかです。


秋冬でしたら、こちらのようなコーディネートもいいかもしれません。会社帰りでも、アクセサリーを足してメークをきめれば、十分華やかな雰囲気になりそうですね。

5. フレンチカジュアル　男性の服装編

カジュアルレストランであれば男性は必ずしもジャケットを着る必要はなく（もちろん着用してもいいです）、きれいめのカーディガンやシャツだけでもOK。シャツも襟付きでないといけない訳ではありませんが、何を着たらよいのか分からない場合は、写真のような休日仕様のシャツが一枚あると便利です。ここでも大切なのは（しつこいようですが）、お店側へのリスペクトの気持ちです！

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最後に、レストランで最も大事なことはいうまでもなく、美味しい食事をいただきながら、会話を楽しむこと。服装はそれを演出してくれるアイテムに過ぎません。そのアイテムが、レストランで過ごす時間を楽しく演出できるものだったら、最高のひとときになることは間違いないでしょう。