Elsie Lin
花見小路通は、今も昔も絶大な人気を誇る京都・祇園の中心にある通り。老舗の料亭やお茶屋さんが立ち並び、いかにも古都らしい景観です。その趣のある雰囲気に惹かれ、国内外からたくさんの観光客が訪れる超人気エリアとしてガイドブックにも必ず載っていますよね。町屋を利用したおしゃれな飲食店もあちこちにあるのでぶらぶらと散策するのにぴったりですし、夕方になると舞妓さんや芸妓さんが歩いているのを見かけることもあるんですよ♪今回はそんな情緒たっぷりなその魅力をご紹介!1.花見小路通とは?
花見小路通とは、北は三条通りから南は建仁寺前までを南北に貫く1kmほどの小路です。真ん中あたりで四条通とクロスしますが、四条通を境に雰囲気ががらりと変わります。四条通の北側は居酒屋やスナック、バーなどのテナントが入る飲食店が立ち並んでいます。四条通を境に南側は舞妓さんや芸妓さんが活躍するお茶屋や料理屋などの祇園歓楽街が連なっています。花見小路通は明治初期、元々建仁寺の領地であったものが四条通から南、同寺までの通りが開かれたのちに昭和24年(1949年)に拡幅された通りです。さらに2001年にはその美しい街並みと外観を守るために電線の類が地中に設置され、石畳の整備が完成されたことによって現在の情緒ある町並みに変化しました。素晴らしい町並みを町一丸となってつくりあげているんですね♪
2.花見小路通の魅力
四条通から南側、建仁寺にほど近いエリアは明治以降から発展していて、由緒あるお茶屋や料理屋などが軒を連ねています。2001年には花見小路通の整備が終わり、石畳を敷いたり、電線・電柱の地中化工事をしたりしたことで、より一層情緒的な街並みとなりました。近年、舞妓さん体験などの一環で、貸衣装を着ての京都観光が盛んとなり京都市内のいたるところで舞妓さんの格好をした人を見ますが、花見小路通では夕方になるとお茶屋に出勤していく本物の舞妓さんや芸妓さんに会うことができます。
京都らしい風情が残る京都・祇園。その中でも花見小路通は特に素晴らしいんですよ!最近ではお茶屋や町家を改装したおしゃれなお店も増えています。外観は町に溶け込みつつ、店内に入れば新しいものが並んでいます。そんな古くて新しい花見小路通は散策するだけでも楽しくなっちゃいます☆国内だけでなく、海外からの観光客で賑わう花見小路通は魅力的な場所です。
3.お勧めなお店
祇園には魅力的なお店がたくさん並んでいます。やっぱり昔から愛されている老舗が多いですよ☆それだけにちょっと敷居が高いと感じるかもしれませんが、そこは訪れるべき!満足できるお店ばかりです。もちろん一見さんお断り的なお店もありますが、今回ご紹介するのは誰でも気軽に入ることができることろばかりなので、祇園を訪れた時に訪問してみてください☆う桶や う
うなぎの名店で、桶に入ったうなぎのかば焼き「う桶」を楽しむことができます。昼も営業しているお店です。(予算目安一人 10000円前後)
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このお店はミシュランで星を獲得した世界が認めるうなぎやさん!海外からの観光客も多数訪れる人気店なんです。うなぎの焼き方は洗練された関東風で誰もが納得のいくもの。うな丼以外の一品料理も充実していますが、そこはやはりうな丼でしょう☆オーダーが入ってから焼き上げるので多少時間はかかりますが、それだけ美味しいうなぎがいただけますよ♪
ぎをん 楽楽
懐石料理を比較的手ごろな値段で楽しむことができます。昼も営業しているお店です。(予算目安一人 昼・3800~ 夜・6000円~)
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厳選された旬の食材や地元のものを使って提供される京料理は最高!カウンター席に座れば目の前で板前さんの素晴らしい包丁さばきを目にすることもできます。手頃なお値段で気軽に京都の季節料理が味わえるのでかなりおすすめ!手の込んだ、見て楽しめる京料理は訪れた人を感動させてくれますよ。祇園付近で食事をするのに迷ったら真っ先にチェック!
十二段家 本店
しゃぶしゃぶの元祖とされるお店で、しゃぶしゃぶやすき焼きを楽しむことができます。昼も営業しているお店です。 (予算目安一人 14000円~)
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花見小路通を散策しているとおなかが減る香りに誘われてしまうのが「十二段家 本店」。柔らかいお肉はしっかりとした食感と濃い目の味付けで白いご飯がドンドン進む☆見た目よりもボリュームがあるので満足できます♪建物はなんと築200年!お茶屋を改造したものでとっても趣があります。京都らしい落ち着いた雰囲気でまったりとすき焼きが食べれますよ。
4.訪問者・参加者の声
http://kyoto-albumwalking2.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_a055.html
お茶屋さんには、お客がくつろぐためのお座敷があり、そこへ舞妓さん、芸妓さんが呼ばれ、料理は仕出し屋さんから運ばれます。 お茶屋の女将さんは、お客の要望には何でも応える、接待の一流コンシェルジュともいえなくもない、と思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/saya_g66/62479050.html
電線や電柱をなくして地中化し、石畳で整備され、情緒ある町並みになってます 22時頃に行ったから人通りはイマイチですが、お座敷あがりの舞子さん(本物)にも遭遇できたからラッキーかな
http://asattenojoh.blog42.fc2.com/blog-entry-2448.html
5.場所
基本情報
- ・名称:花見小路通
- ・住所:京都府京都市東山区 花見小路通
- ・アクセス:京阪電鉄祇園四条駅より徒歩5分
- ・公式サイトURL:京都観光NAVI
花見小路通りについてご紹介しました。これぞ京都!といったこの風情が私たち日本人だけでなく海外から見ても素敵に見えるのでしょうね。電線や電柱を見えなくしているのもこの景観を保つための秘訣だったんですね!昼間はおしゃれで若々しい雰囲気が漂っていますが、料亭の灯りがともる夕方以降はぐっと落ち着いた大人のムードでいっぱいになります。ちょっぴり敷居の高いその空気もまたこのエリアの魅力のひとつ。いつか舞妓さんや芸妓さんとお座敷遊びがしてみたい、そんな夢を持つ人も多いはず♪是非一度訪れてみてくださいね。