ボルネオの人気観光スポットまとめ。自然を満喫！

ボルネオ島の魅力についてさらにご紹介していきます！ボルネオ島の観光と言えば何を思い浮かべますか？マレーシアのマレー半島の南部に位置し、暖く温暖な気候のため、リゾート地として日本から訪れる人も多く有名ですよね。グリーンランド・ニューギニア島に次いで世界で3番目に大きな島であり、日本の国土の1.9倍の大きさを誇ります。有名なキナバル山を含むクロッカー山脈もあり、ふもとには熱帯雨林が広がります。自然豊かな国土の為、観光場所も多く、見どころがたくさんありますよ！

この旅行で新しい発見をしてみたい人だけでなく、日頃の疲れを癒しリフレッシュしたい人にもぜひ行ってもらいたい、今回は自然を満喫しながら楽しめる場所をまとめてご紹介します。いい思い出作りにもなりますよ。 

1.セピロック・オランウータン保護区

セピロック・オランウータン保護地区は、ボルネオの聖人とも呼ばれるオランウータンの保護をしている場所で、飼い主のいないオランウータンや、森林伐採などの影響で母親を亡くしたオランウータンを保護し、育成している場所です。他にも小さなサルなどもいるようです。

2.ラブック・ベイ・テングザル保護区

こちらのテングザル保護区は間近でテングザルの生態を観察することができ、迫力のある景色に感激します。サンダカンの市街地からそこまで遠くもなく、アクセスも良好です♪

3.キナバル公園（Taman Kinabalu）

世界遺産に指定されているキナバル山を含む、周囲の山域を保護する地域にあるキナバル公園。その歴史は、アマゾンやアフリカにあるジャングルよりも古いと言われ、2000年に世界自然遺産に指定されました。
こちらでは、トレッキング、野鳥観察、野生の動植物の観察が楽しめます。特におすすめは、ラフレシア・ウツボカズラといった食虫植物が見れる点です♪日本ではなかなか見ることの出来ない綺麗な蝶などもいますよ！

4.ポーリン温泉

マレーシアの地元では、熱いお湯が出る危険な場所として思われていたポーリン温泉の周辺地域を、1970年代から大日本帝国軍が掘削することで開発が進められました。

当時のマレーシアでは入浴の習慣がなかったため、大戦後は放置されていましたが、今では国立公園の一部としてローカルだけでなく、観光客も楽しめるスポットになっています。日本の温泉では、周囲が日本庭園風になっていることが一般的ですが、周囲が南国テイストの温泉というのもなかなか興味深いですね。

5.グヌン・ムル国立公園

標高約2400mの山全体がカルスト台地になっているムル国立公園。地下には世界最大級の洞窟群が存在し、中でもディア・ケイブは世界最大の空洞の一つに数えられています。

立派な鍾乳洞が地下に広がっていますよ♪　ぜひ、外側からのカルスト台地だけでなく、中の洞窟もじっくり観察してみてはいかがでしょうか。

地図はこちら

6.サバ州立モスク

サバ州最大のモスクとして1977年に誕生した、サバ州立モスクです。アラブやイスラームの文化を継承しつつ、現代風の建築を取り入れ、とても華麗な印象になっています。イスラームの寺院ですので、タンクトップなどの腕があらわになった服装や、ビーチサンダルなどは厳禁です！　マナーを守って訪れましょう。

7.サバ州立博物館

サバ州の歴史、伝統などを知ることができるスポット、サバ州立博物館です。かつては、イギリスの植民地、戦時中は日本の植民地であったということで、われわれ日本人にも馴染みの深い歴史があります。
サバ州立モスクのすぐ近くにありますので、一緒に回ってみるといいかもしれません！

8.シグナル・ヒル展望台

コタキナバルの市街地全体を眺めることができるシグナルヒル展望台。展望台に行くまでのコースは、ちょっとしたトレッキングコースになっており、コタキナバルの自然を満喫したい方にもおすすめです！

トレッキングコースは、木漏れ日の中を歩いて行くので、日差しが強い日中でも気軽に歩くことができそうです。山頂からの眺めも最高ですよ♪　海の方に沈みゆく夕日もとっても綺麗☆

9.ロッカウイ・ワイルドライフ・パーク

ボルネオなどに生息する動物たち、中でもテングザルやサイチョウ、マレーグマ、アジアゾウなど、人気の動物たちを間近にみることができる動物園です。

トラもこのように間近で！　迫力がありますね。
アジアゾウもこんなに近くに！　タイミングがいいと、水浴びも見れるかも…♪ 豊富な種類の動物達を楽しめます！

10.ニア国立公園

太古の昔に利用されていた居住洞窟などで有名なニア洞窟を中心に、約3000ヘクタールほどの広大な敷地内に自然が広がっています。

敷地が広いので、身軽で動きやすい服装で、水分補給用のお水などもあったほうがいいかもしれません。

11.バコ国立公園

マングローブとテングザルが見どころのバコ国立公園！入り口付近には多くのマングローブ林が広がっています。ちょっと進むと小高いトレッキングコースなどもあるそうです。動きやすい服装で行きましょう。

自然の中で生きているテングザルたちも見れますよ♪

12.ラフレシア・インフォメーションセンター

自生するラフレシアが見られる保護林内にある施設です。ラフレシアは世界最大の花として知られており、大きなものでは直径１ｍを超えるものもあります。花が開いている期間は1週間程と短いですが、運が良ければ咲いているものを見られるかもしれません。

トレッキングコースもあるので、少し歩いてみても気持ちいいですよ。センター内にはラフレシアに関する情報がパネル式で展示されてあります。植物図鑑でしか見たことのない花をぜひご自身の目で確かめてみてください。

13.クロッカー山脈国立公園　Crocker Range Park

キナバル山の南側に広がる山脈で、こちらは広大な敷地を誇る自然公園になっています。生物圏保護区にも認定されており、植物・野鳥・昆虫などが数多く存在しています。標高1,200〜1,800m地点にあり、絶景や緑豊かな大自然を満喫できますよ。

またトレッキングやキャンプ場の他、宿泊施設も整備されているので、自然の中で過ごしたい方には大変人気の場所となっています。

14.タム　Tamu

サバ州にある屋外のマーケットで買い物を楽しむのはいかがですか？タムとは青空マーケットのことで、日曜日に開催されています。特に規模が大きいコタ・ブルのタムでは魚や野菜の他にケーキや民芸品なども売られています。お土産に掘り出し物も見つかるかもしれませんよ。

また一年に一度タム・ブサールが開かれ、バジャウ族による騎馬ショーが楽しめます。地元のお客さんも多い地域に根差したマーケットとなっています。2016年度のタム・ブサールは10月22 – 23日に開催予定です。

15.ティップオブボルネオ

ボルネオの先端という意味のボルネオ最北端にある美しい岬です。風光明媚な景色と共に近くには美しいビーチが広がります。世界でグリーンランドとニューギニアに次いで3番目に大きな島であるボルネオ島の広大な景色を満喫できます。

またカフェや、お手洗い、お土産屋さんもありますので買い物を楽しんだり、カフェでお腹を満たしたりと、思い思いの時間をお過ごしください。

16.ウォーターフロントエリア

サラワク州の州都クチンには自然の他にもオシャレな街やカフェなども存在します。サラワク川沿いのウォーターフロントエリアでは約９００ｍに渡って、オープンカフェや売店が軒を連ねるオシャレな場所となっています。夕暮れ時には地元の人々も多く訪れる人気の場所となっていますよ。

また対岸へは渡し船で行く事が出来、水上タクシーのように便利に利用出来ます。ホワイトラジャ時代の建造物も対岸に臨むことができ、ゆっくりと時間を掛けて過ごしたいエリアとなっています。川をクルーズ船に乗って楽しむプランもありますよ。

17.スクエアタワー

上記にご紹介したウォーターフロントエリアの西側にある四角い建物がスクエアタワーです。かつて要塞として建てられましたが、現在ではツーリズムコンプレックス（観光館）として親しまれています。周辺は中央郵便局や、旧裁判所など、コロニアル建築の歴史ある建造物が建てられています。

夜には色彩豊かな噴水と共に、ライトアップもされその姿がより美しく輝きます。ウォーターフロントエリアの探索に加えて訪れたいスポットです。

18.フォートマルゲリータ

ウォーターフロントから渡し船で約5分のところにある要塞で、1879年に海賊から守るために建てられました。名前のマルゲリータは当時の王であったチャールズ・ブルックの奥様の名前から来たものです。フォートは要塞という意味になります。

廃墟的な雰囲気もあり、当時の様子をうかがう事ができます。砲台もあり、コロニアル様式が素敵な建物ですよ。警察施設の中に位置しているため、入場の際は身分証明書の提示が必要な場合があります。

19.ネコ博物館

クチン市は猫の街として有名で、市内の至るところに猫がいます。こちらのネコ博物館はユニークな展示品が楽しめます。規模は大きくありませんが、古代エジプトのネコのミイラや、招き猫・なんと日本のドラえもんや昔懐かしい“なめ猫“などのキャラクターまで展示されています。

入館料は無料で楽しめます。クチン北市庁舎内に設置されているので猫好きな方はぜひ寄ってみてくださいね。毎年8月には猫祭りが開催され、8月の第一土曜日は仮装パレードもあり、毎年盛り上がるイベントとなっています。

20.サラワク文化村

７つの先住民族の住人と触れ合う事が出来る施設です。伝統的家屋を復元した施設で、1日2階開催されているカルチャーショーなどが楽しめます。またレストランでは独自の料理も頂けますよ。クチン市内から車で約45分とそれほど遠くなく、行ってみる価値のある場所となっています。

様々なアトラクションが用意されており、レインフォレストミュージックハウスでは多種多様な楽器を演奏できたり、ジャングルの中をトレッキングでいるコースなどもあります。

21.ダマイビーチ

クチン市内から約45分ほど車で走ると、そこにはビーチに面したリゾートが広がります。山に囲まれたビーチとヤシの木は南国ムードがいっぱい。大型リゾートホテルやゴルフクラブなどもあり、贅沢な滞在を楽しみたい方にもおすすめです。

特にダマイビーチリゾートでは、木のぬくもりを存分に感じられるコテージタイプのお部屋や、ペンションタイプのお部屋などがあり、自分の好みに合わせて楽しめます。トレッキングを楽しみたい方、ゴルフをメインに滞在したい方、ビーチでリラックスしたい方などに人気があります。キッズコーナーもあるので家族連れにもおすすめです。

---

ボルネオ島の魅力が伝わりましたか？行きたい！と思って頂ける場所がたくさんあれば嬉しいです。山、川、滝に海と、どこに行っても風光明媚な景色が広がるのがこの島の魅力です。4000メートルを超える標高のキナバル山、ジャングル、美しいビーチ、なかなか味わうことのできない東南アジアの熱帯雨林、温暖な気候が作り出す環境を体験できるのは貴重ですよ。大人はもちろん、こどもにとっては新しい出会いだらけなので、家族の思い出作りにはいいかもしれません。旅行を計画の際には、ぜひこの記事を参考にしてみはいかがでしょうか。 

素材提供： トリップアドバイザー