日本三大砂丘というと誰もがまず思い浮かぶのが 鳥取砂丘 、あと2つはなかなか思い浮かばないのは無理も無い……知っていた方にも、知らなかった方にも!日本三大砂丘をご紹介します。
cotaro70s
1.鳥取砂丘
南北2.4km、東西16kmの大きな砂丘
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鳥取砂丘は鳥取県鳥取市にあり、日本海から陸に向かって南北2.4km、日本海に沿って東西16kmの長さがある大きな砂丘です。日本の砂丘といえばやはり鳥取砂丘ですよね。鳥取県のシンボルのひとつです。一般人が立ち入ることができる観光可能な砂丘としては国内随一の広さを誇ります。国の天然記念物に指定されているほか、「日本の地質百選」にも選定されています。風化した中国山地の花こう岩質岩石が日本海へ流され、海岸に集められたものが累積して砂となっているのだそう。
らくだ遊覧
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鳥取砂丘の名物と言えばラクダが一番でしょう。砂漠を思わせる広さの鳥取砂丘でラクダに乗れって揺られたら、気分は中東の砂漠地帯を旅している雰囲気になることは間違いナシでしょう。ラクダに乗れるスポットは全国でも数少ないので必見ですよ。ライド体験ではラクダにまたがって鳥取砂丘を散策することができちゃうんです。大人から子どもにまで大人気です。ちょっと恐いという方は横に並んだり写真撮影もできちゃいます。どのラクダも性格は違えど、人懐っこく素敵な子たちばかりですよ。
イカ釣り船の漁り火
http://iko.cocolog-nifty.com/iko/2014/08/3-46b7.html
鳥取砂丘には、夜になって日本海に出漁するイカ釣り船の幻想的な漁り火が名物となっています。天気が良ければイカ釣り船に満天の星という素晴らしい情景に出会うことが出来るでしょう。イカ釣りは、夜に船上でサーチライトを灯し、その光によってくるイカを捕らえます。真っ暗闇の大海原にポツポツと光が浮かび、鳥取砂丘から臨むこの景色はとにかく幻想的でとってもロマンチックなんですよ。イカ釣りは夏季を中心に行われているそうなので、ぜひタイミングを合わせて訪れてみてくださいね。
■ 鳥取砂丘の基本情報
- ・名称: 鳥取砂丘
- ・所在地: 鳥取市福部町湯山2164−661
- ・アクセス: JR鳥取駅より路線バス鳥取砂丘行き 鳥取砂丘バス停下車すぐ
- ・営業時間: 24時間
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0857-22-0581
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~3時間
- ・公式サイトURL: http://sakyu.city.tottori.tottori.jp/
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2.吹上浜
長さ47km、幅2~5kmの大砂丘
吹上浜は鹿児島県の薩摩半島の東シナ海に面した長さ47km、幅が2~5kmという日本最長の大砂丘で、薩摩半島の西側海岸線はほとんど砂丘になっていると言えます。
あまり知られていないようですが、実は鹿児島県にも砂丘があったんですよ。鹿児島県西部のいちき串木野市・日置市・南さつま市に及んで広がっており、「日本三大砂丘」のひとつにも数えられているんですよ。なお、一帯は県立自然公園に指定されています。侵食されやすいという白州が数多く分布しているため、このように長い砂丘になっているのだそう。
東シナ海に暮れる夕日
http://blogs.yahoo.co.jp/ko16w63/7363813.html
吹上浜は日本の渚百選にも選ばれている美しい海岸で、東シナ海に沈んでゆく美しい夕日を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうになるでしょう。どこまでも続く砂丘と海、それらをオレンジ色に染めながら光を放ち水平線へ沈んでいくシーンは、誰もが息を呑むほどの美しさですよ。日頃のストレスや悩みなど一気に吹き飛んでしまう圧巻の景色です。ちなみに、吹上浜では毎年6月~7月になると50頭前後のアカウミガメが産卵のためにやってくるそうですよ。そちらも必見です。
吹上浜砂の祭典
http://sakyuso.com/blog/2013/03/
吹上浜の南部に位置する南さつま市では、昭和62年(1987年)より「吹上浜砂の祭典」が行われており、毎年テーマに沿ったスケールの大きな砂像が製作されています。「砂のイベント」としては日本で最も長い歴史を有する祭典です。「世界が尊敬する100人の日本人」に選ばれた茶園克彦氏や、世界中で活躍されているという保坂俊彦をはじめとする、日本でも数少ないと言われているプロの砂像作家の方たちが生み出す砂像もまた息を呑むほど美しく圧巻の迫力です。このほか、花火大会や物産展なども開催されます。
■ 吹上浜の基本情報
- ・名称: 吹上浜
- ・所在地: 鹿児島県 いちき串木野市・日置市・南さつま市
- ・アクセス: JR鹿児島本線 伊集院駅、東市来駅、湯之元駅下車など
- ・営業時間: 24時間
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 099-274-5518(日置市観光協会)
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~2時間
- ・公式サイトURL: http://hiokishi-kankou.sakura.ne.jp/?p=3068(日置市観光協会)
- ・吹上浜砂の祭典URL: http://www.sand-minamisatsuma.jp/
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3.中田島砂丘
東西4km、南北600mに広がる砂丘
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浜松市南区にある中田島砂丘は、遠州灘に沿ってある115kmに及ぶ海岸線にある砂丘のうちのひとつで、遠州灘に沿って東西4km、陸地に向かって南北600mの幅がある砂丘です。遠州大砂丘の一部となっている砂丘です。規模では鳥取砂丘よりも劣ってしまいますが、風によって生み出される見事な砂紋(規則的な波状の模様)が浮かび上がっており、とても美しい風景をつくりだしています。映画やドラマ、プロモーションビデオなどさまざまな映像作品のロケ地としても非常に有名です。
砂丘に沈む夕日
中田島砂丘では、美しい夕日が砂漠ならぬ砂丘に沈んでゆく姿や、遠州灘の向こうに落ちて行く姿を、じっくりと楽しむことが出来ます。
夕日に染められた砂紋が非常に綺麗。鳥取砂丘や吹上浜などでは見られない景色も堪能することができますよ。さらに、1月1日には初日の出を見に訪れる方も非常に多いそうです。遠州灘から顔をのぞかせる朝日もまた幻想的。また、こちらでも夏季になるとアカウミガメが産卵しにやってくるのだそう。こちらも必見ですね。
■ 中田島砂丘の基本情報
- ・名称: 中田島砂丘
- ・所在地: 浜松市南区中田島町
- ・アクセス: JR浜松駅からバス「中田島」行き16分「中田島砂丘」下車すぐ
- ・営業時間: 24時間
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 053-452-1634(浜松市観光インフォメーションセンター)
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1~2時間
- ・公式サイトURL: http://hamamatsu-daisuki.net/