東京都と隣接していてアクセスもいい神奈川県では、日本の滝100選に選ばれる滝もあったり、隠れた沢奥の幻想的な滝など様々あります。澄んだ空気とマイナスイオンでリフレッシュしませんか。
1.酒水の滝(丹沢)
私のおススメ度 ★★★★☆酒匂川の支流、滝沢川から流れ落ちる洒水の滝は「日本の滝百選」、またその水は「全国名水百選」に選ばれている名瀑です。鎌倉時代の名僧文覚上人が修行した滝で、3段に分かれ落下する滝で落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mという豪快な滝であり、古くから相模の国第一の滝とされています。
付近には文覚上人が安置したといわれる滝不動尊(不動明王「穴不動」)があります。
全国名水百選にも選ばれているので、滝を見に来る人のほか、ペットボトルをかかえて名水を持ち帰る人が絶えません。
口コミ
酒水の滝なう! 自然に癒された〜(^ω^) pic.twitter.com/i3Iw85bCYk
— すずき (@manaaaaa327) 2015, 7月 13
■ 基本情報
- ・名称:酒水の滝
- ・住所:神奈川県足柄上郡山北町平山
- ・アクセス:山北駅からバスで10分 *下車後徒歩5分
- ・電話番号:0465-75-2717(山北町観光協会)
- ・情報サイトURL:http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=198
2.エビラ沢の滝(相模原)
「やまなみ5湖 水のある風景36選」の一つに選ばれており、黒く光る岩肌の上を水が滑るさまは荘厳そのものです。周辺は展望用のウッドデッキ、歩きやすい歩道など整備がされているため、ハイキングコースとしても人気が高く多くのハイカーが訪れます。
この滝には、緑の玉を抱いて観音経を唱えながら滝に打たれていると、玉の中に御霊が入ったという言い伝えも残されています。
口コミ
先週のプチツー続き。エビラ沢の滝です…って人がいた Σ(゚Д゚;) pic.twitter.com/ro8yZNoy0H
— s a k o (@hachiwarekko) 2014, 9月 7
■ 基本情報
- ・名称:エビラ沢の滝
- ・住所:神奈川県相模原市緑区青根
- ・アクセス:橋本駅からバスで「東野」下車、徒歩1時間30分
- ・電話番号:042-780-1405
- ・公式サイトURL:http://www.e-sagamihara.com/nature/nature_scenery/0483/
3.飛龍の滝(箱根)
鎌倉古道と旧東海道の間、自然探勝道の森深くにある知る人ぞ知るヒーリングスポットです。古くは鎌倉時代、箱根権現(神社)信仰の行者がその途上に滝に打たれ身を清めたと伝えられています。
上段15m、下段25mと二段に分かれて流下するその姿が、龍の飛揚するかのような形に見えることから、その名がついたといわれています。
コケが生えた幅広の黒々とした岩肌を、美しい軌跡を残しながら流れ落ちる姿は趣も十分です。
口コミ
箱根の旅でした。 いやぁ歩いた歩いた。 写真の滝は飛龍の滝。 詳しいことはFacebookです。 もう打つのだるい(笑) pic.twitter.com/KFJWvBPHq8
— 桐 (@3m_g_lonely) 2014, 10月 26
■ 基本情報
- ・名称:飛龍の滝
- ・住所:神奈川県足柄下郡箱根町畑宿
- ・アクセス:箱根湯本駅または元箱根港からバス「畑宿」下車 徒歩10分
- ・電話番号:0460-85-7410(箱根町観光課)
4.夕日の滝(矢倉沢)
酒匂川の支流内川にかかる落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられています。夕日の滝の名称は、夕日に映える美しさから名づけられたと言われていますが、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われています。
口コミ
足柄の『夕日の滝』なかなかの迫力でマイナスイオン吸収! pic.twitter.com/3avp877yfr
— ポポダダ (@reh31610) 2015, 9月 5
■ 基本情報
- ・名称:夕日の滝
- ・住所:神奈川県南足柄市矢倉沢
- ・アクセス:大雄山駅より箱根登山バス地蔵堂行き「地蔵堂」下車徒歩15分
- ・電話番号:0465-73-8031(商工観光課)
- ・情報サイトURL:http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/
5.早戸大滝(相模原)
私のおススメ度 ★★★☆☆
早戸大滝は、丹沢大山国定公園内、神奈川県相模原市緑区、早戸川源流部の大滝沢にある落差約50mの滝です。日本の滝百選に選ばれていることから名前はよく知られていますが、一方で幻の大滝と呼ばれるように、滝までの行程が大変な為、この滝を訪れる人は稀で遠く険しいのがこの早戸大滝です。
口コミ
昨日、早戸大滝行ってみたけど安易に踏み行ってはいかん場所だなァって pic.twitter.com/n0sGqRv2F4
— JunJun (@Irukamomokoko) 2014, 11月 8
■ 基本情報
- ・名称:早戸大滝
- ・住所:神奈川県相模原市緑区島屋
- ・アクセス:駐車場所から90分から120分程度
- ・電話番号:042-780-1405
6.本棚の滝(山北町)
西丹沢には沢や谷が多く、支流には大小さまざまな滝が点在します。丹沢では滝のことを棚と呼び「・・滝」ではなく「・・棚」の名の滝が非常に多く点在します。
本棚の滝は丹沢山系、中川川支流の西沢上流の本棚沢にかかる滝で落差は約60m。強烈な落差、躍動感溢れる水の軌跡、包み込む岩壁に色付いた木々、見事な景観が自慢です。
口コミ
雪山低山ハイク第2弾 西丹沢自然教室~畦ヶ丸に行く登山道の途中にある、下棚の滝と本棚の滝に行って来ました。 pic.twitter.com/anPKboePyU
— Take mataituka yari (@CT21SwagonR) 2015, 2月 8
基本情報
- ・名称:本棚の滝
- ・住所:神奈川県足柄上郡山北町
- ・アクセス:西丹沢自然教室より西沢沿いに徒歩約1時間
- ・電話番号:0465-75-1122(山北町役場)
- ・公式サイトURL:http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=1001
7.不動滝(湯河原町)
私のおススメ度 ★★★☆☆
『不動滝』は湯河原の五大滝の一つとして有名です。湯河原の温泉町を通る、藤木川と県道75号線沿いから少し支流に入った所にあり気軽に見に行くことが出来ます。滝壺のそばまで遊歩道があるので間近でマイナスイオンを浴びることができちゃいます。滝の落差は約15mと小規模ながら水量はかなりあり、迫力です。この滝の左右には、「出世大黒尊」と「身代わり不動尊」が祀られていたりするので訪れる人が結構いらっしゃいますね。無料の駐車場があって湯河原の温泉や足湯なども近場にあるので滝を見た後は温泉でホッコリするのはいかがでしょう。
- ・名称:不動滝
- ・住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
- ・アクセス:東名高速道路厚木ICから約1時間30分
- ・電話番号:0460-85-7410(企画観光部観光課)
- ・公式サイトURL:http://www.yugawara.or.jp/
8.三日月の滝(相模原市)
私のおススメ度 ★★★★☆
早戸川に架かる「三日月橋」と言う橋から『三日月の滝』を見ることが出来ます。県道64号線から「早戸川国際マス釣場」を過ぎて林道へ2km程行くとあります。この林道は通行止めの時もあるので、旧丹沢観光センターから「魚止橋」へ行きそこから徒歩で上り下りコースを20分行くと滝間近まで行けるそうです。駐車場は無いので『早戸大滝』へ行く途中の道からも見ることが出来ますよ。観光がてら見る分にはこれが一番良いでしょう。
静かに水が落ちるこちらの滝は、落差が30mなのですが水量が少ないので雨の日の後などは見応えありますね。観光名所のように整備されたりしていませんが、周りの木々の間を滑るように落ちて流れるさまは風流です。
■ 基本情報
- ・名称:三日月の滝
- ・住所:神奈川県相模原市緑区烏屋
- ・アクセス:中央道 相模湖ICから県道64号25km
- ・公式サイトURL: http://takibito.sakura.ne.jp/3_sonota_kanagawa.html
9.ミズヒ大滝(秦野市)
私のおススメ度 ★★★☆☆
『ミズヒ大滝』は、落差25mで綺麗に岩肌を2段落ちする滝です。四十八瀬川に架かる勘七橋から西沢林道を行くコースで1時間程度歩きます。駐車場は無いので、『表丹沢県民の森』に車を駐めて行きます。鍋割山登山道入口(登山者とここまで一緒の道筋)付近から沢沿いに進むとミズヒ大滝につきます。滝の下から見上げるとかなりの迫力ですね。ここのおすすめ時期は夏から初秋が水量も多く緑も濃いので別世界の様子が見られますよ。この滝まで歩いてくる価値はあるでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:ミズヒ大滝
- ・住所:秦野市三廻部四十八瀬川ミズヒ沢
- ・アクセス:東名秦野中井インターより車で約30分・国道146号線 信号菖蒲より北へ15分
- (表丹沢県民の森)
- ・公式サイトURL:http://www.kankou-hadano.org/index.html
10.牧馬大滝(相模原市)
私のおススメ度 ★★★★★
『牧馬大滝』は、青野原オートキャンプ場に車を駐車して(駐車料金500円)そこから徒歩で行きます。登山道を通るわけではないですが、夏場にキャンプにきて川遊びをしない以外で滝を訪れる際は長靴が必要ですね。オートキャンプ場から手前の吊橋を渡って沢におります。この沢は浅いので歩いていけます。10分程行くと夏場ならウォータースライディングで楽しめそうな幅のある『牧場小滝』が見えてきます。ここを通って(ロープあり)進むとすぐに切り立った岩肌が両サイドに現れてそこに『牧馬大滝』があります。
落差は20mで高く迫る岩肌から落ちる滝の周辺が霧のように煙って幻想的な風景を堪能できますよ。
■ 基本情報
- ・名称:牧馬大滝
- ・住所:神奈川県相模原市緑区牧野 (青野原オートキャンプ場ー神奈川県相模原市緑区青野原918)
- ・アクセス:圏央道相模原インターから車で20分
- ・公式サイトURL: http://www.aonohara-acl.jp/
11.千条の滝(箱根町)
私のおススメ度 ★★★★☆
蛇骨川上流の『千条の滝』は、箱根湯本と芦ノ湖の桃源台とのちょうど中間ぐらいにの位置で、箱根登山鉄道の小涌谷駅から徒歩で15分程の場所にあります。落差は2mか3m程ですが、横に広い20mの崖を岩間から幾つもの筋に流れ落ちるさまは、まさに『千条』です。地中を流れてきた水が岩間から滝となって流れ落ちとっても幻想的です。周りにはもみじなどが多く紅葉の時期には一層岩のコケと滝水が映えます。また夏場は「ゲンジボタル」も見れるといいますので、散策がてら訪れてみてくださいね。
■ 基本情報
- ・名称:千条の滝
- ・住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷
- ・アクセス:西湘バイパス・小田原厚木道路箱根口ICから約40分
- ・電話番号:0460-85-7410 (企画観光部観光課)
- ・公式サイトURL: http://www.hakone.or.jp/528
12.青野原不動の滝(相模原市)
私のおススメ度 ★★★★☆
『青野原不動の滝』は、落差20mのまっすぐに落ちる滝です。まわりの緑の間を綺麗に水が落ちます。道志川にある「青野原オートキャンプ場」の対岸にあるため、夏場は混雑してお勧めできません。後、水量が少ないと滝の存在が見えない時があるそうで、別名『まぼろしの滝』と言われているそうです。雨の後にしか見れない滝なので、注意です。水量が増えた時にキャンプ場でバーベキュー等しながら『幻の滝』を見るのもいいですね。
■ 基本情報
- ・名称:青野原不動の滝
- ・住所:相模原市緑区青野原918-1
- ・アクセス:圏央道相模原インターから車で20分~ 国道413号線から青野原オートキャンプ場
- ・公式サイトURL: http://www.aonohara-acl.jp/
13.ボーズクリ(坊作り)の滝(南足柄市)
私のおススメ度 ★★★☆☆
『ボーズクリの滝』の名前の由来は、滝そばの立て看板にありまいた。それは南足柄市に極楽寺を開山した僧が毎日この滝にあたり修行しながら田作りや、写経、座禅などをしていたからだとか。国道246号から県道76号を経て、棚沢山荘キャンプ場です。『ボーズクリの滝』に行く目印に良いでしょう。こちらの駐車場に車を駐めてあとは徒歩で行きます。キャンプ場への吊橋を渡り抜けると滝に15分程で到着です。落差は45mとかなりありますが水量は通常それほどではないので、きれいな水の流れを見れますよ。
■ 基本情報
- ・名称:ボーズクリ(坊作り)の滝
- ・住所: 神奈川県足柄上郡山北町山市場244
- ・アクセス:東名道・大井松田ICより16km、車で約30分。
- ・電話番号:0465-77-2511
- ・公式サイトURL: http://www.kanagawa-kankou.or.jp/
14.滝郷の滝(松田町)
私のおススメ度 ★★☆☆☆
国道246号線を寄(やどりぎ)で「丹沢清流装」というキャンプ場まで行くと分かりやすいですね。そのそばにある「寄大橋」を渡って、『やどりき水源林』という散策できる遊歩道(登山道入り口)がありそこに案内地図の看板があります。滝郷沢へ降りていくと川をわたってすぐのところに滝があります。沢を渡って対岸へ行く際に板がかかってて濡れないで渡れるようですので安心ですね。滝の落差は20mで、上からまっすぐに落ちてきて途中3段に分けて流れ落ちてきます。頂点になる奥のところがかなり奥ばっていて見えにくいですが、かなり間近で見れるので迫力ですよ。
■ 基本情報
- ・名称:滝郷の滝
- ・住所:神奈川県松田町寄稲郷
- ・アクセス: 県道710号線沿い先
- ・公式サイトURL:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p20730.html
15.塩川滝(愛川町)
私のおススメ度 ★★★★☆
『塩川滝』はとっても手軽に行ける場所です。秘境にあるような滝にも全く劣らない迫力の滝が見れます。アクセスが楽な場所にあるにも関わらず、あまりしてる方が少ないようですね。落差は30mもあって、水量は少ないようですが、滝幅が4mが30mから上部で2段になって落ちて来る様子を遊歩道から間近に見ることは出来ます。自然の緑に覆われた静かな場所ですよ。国道412号線から沢に降りる道(観泉壮こまやを目印)がありますのでそこから看板に従って行くとあります。駐車場もあるので安心ですね。
■ 基本情報
- ・名称:
- ・住所:神奈川県愛甲郡愛川町半原
- ・アクセス:「観泉壮こまや」前を右折して国道412号の陸橋の下をくぐって道なり
- ・電話番号: 046-281-0100
- ・公式サイトURL:http://www.onoda16.com/page190.html
16.雷滝(相模原市)
私のおススメ度 ★★★★☆
『雷滝』は、『早戸大滝』の近くです。魚止橋から「雷平」で二股になっていてそれを右に30分程行くとお目当ての滝に着きます。『雷滝』や『早戸大滝』はいくまでの道筋が険しく、かなり大変な場所にあります。行って直に見てみたい方は、きっちりと計画や用意をして行かれることをお願いします。落差は15mですが、放射状に幅が広くなって落ちる様は素晴らしいバランスを感じますね。水量があるときには白いベールのような一枚の布のようにも見えます。
一度でいいから、この『雷滝』の深山幽谷のような場所で清らかなマイナスイオンに包まれてみたいものです。
■ 基本情報
- ・名称: 雷滝
- ・住所:神奈川県相模原市緑区烏屋
- ・アクセス:県道64号線から「早戸川国際マス釣場」を過ぎて林道~丹沢観光センター~魚止橋~伝道~雷平
- ・参考サイトURL: http://www20.atwiki.jp/team-slowlife/pages/215.html
いかがでしたか。手軽に観光で訪れる滝や、秘境にある滝など神奈川の滝の名所はたくさんあります。そんな自然のなかでマイナスイオンを浴びて滝セラピーで日頃の疲れを癒しに出かけてみませんか。幽谷の絶景で癒された後は人生感変わるかもしれませんね。
この秋は、紅葉の中で心に響く滝の音とマイナスイオンでリフレッシュしてみませんか。