九十九里浜の魅力まとめ。日本の白砂青松100選にも選定！

九十九里浜に関する様々なことをまとめてみました。房総半島の南東・太平洋に面しており、日本の白砂青松100・渚百選にも選定されている美しい海岸です。海水浴はもちろん、サーフィンや乗馬などのアクティビティを楽しんだり、いちご狩りが出来たりと魅力がいっぱいあります。

すでに、何度も行っているという方も多いかもしれませんが、今回改めて復習してみては？まだ、訪れたことがない人は是非、これを機に足を運んでみてください！

「九十九里浜」ってどんなところ？

九十九里浜は、神奈川の湘南地域とともに関東を代表する全長約66キロメートルの海岸です。「九十九里浜」という名前の由来は、源頼朝の命で、6町（１町約109メートル）を一里として海岸に矢を立てたところ全部で99本になったという言い伝えによるとされています。

写真は通称「波乗り道路」とも呼ばれる九十九里有料道路。海岸線に沿って続く17.2kmの道路のドライブは気分爽快ですね。

太平洋に面している全長約66ｍの海岸は見渡す限り白い砂浜が続きます。江戸時代には漁業が栄え、主に地引網によるいわし漁が行われていました。

このことから地元名産品には多くのいわし料理が存在しています。現在では遠浅の砂丘海岸であることと漁船の大型化に伴い漁業は衰退し、産業の主体は農業や観光になっています。

１０を数える市や町が浜に隣接し、５つの河川が注ぎ込んでいます。３つの漁港が運営されています。これだけでも九十九里浜のスケールの大きさが計り知れますね。３０近くの海水浴場があり、夏場は賑わいます。

 

九十九里浜といえば、マリンレジャー

太平洋に面していることから、湘南地区の海岸と比較すると波は高く少し荒いのが特徴です。

①マリンスポーツははずせない！

風も強いので海水浴よりもサーフィンに適していて、九十九里浜のなかにもいくつかのサーフスポットがあり、1年じゅう多くのサーファーが集まります。九十九里浜で楽しめるマリンスポーツをご紹介します。

夏の海水浴はもちろん、シュノーケリングだって楽しめちゃいますよ☆海水浴ができない時期にはサーフィンや海辺の散歩もおすすめ☆気軽に海を満喫できる場所として人気があります。マリンスポーツを楽しみたいなら九十九里浜に決まりですね！

海岸沿いの道をドライブすると、多くのＲＶ車が停めてあり、そこかしこで海に出る準備をしたり、体を拭いたり、マリンスポーツを楽しむ人たちの姿を見ることができます。あまり混む印象はなく、それぞれのペースで楽しんでいる感じです。関東にしてはのどかでおおらかです。
 
サーフィン
太東・本須賀海岸・片貝海岸をはじめ、多くのサーフスポットがある九十九里浜。
パワーのある波が多く、初心者から上級者まで多くのサーファーが早朝から集まってサーフライドを楽しんでいます。

付近にはサーフィンスクールもたくさんあるので、初めての方でも気軽にサーフィンを体験できるので、初めての人にもおすすめですよ。

都心から短時間で行くことができるサーフィンスポットとして有名な九十九里浜。あまりにもサーフィンが好きすぎて九十九里に移住する人までいるんだとか！九十九里浜はそれくらいサーフィンをするのに適しているんですね。まさに「波乗り王国九十九里」！

俳優の木村拓哉と工藤静香がよく訪れてサーフィンを楽しんでいた話は、一時期よく話題になりましたね。サーフショップやサーフィンスクールも数多くあり、初心者にも門戸は広く開かれています。興味のある方は、是非チャレンジしてみましょう。

SUP（スタンドアップパドル）
最近大人気のSUP（スタンドアップパドル）。
サーフィンボードの上に乗って、パドルで漕ぎながら海の上を散歩！

海の上を浮遊するような感覚が体験でき、またインナーマッスルを鍛えられるのでシェイプアップにも効果があります。
体験レッスンを開催しているサーフィンスクールもあります。

一人からでも体験でき、当初は数名だったSUPも現在では九十九里浜に多くの愛好家たちが集まるようになってきました。年々知名度が上がり、ファンが増えているSUP。波に乗ったり、クルージングしたり、フィッシングだってできちゃうんですよ！

初心者の人は体験スクールに申し込んでみましょう。ウエットスーツ、施設使用料込で5,000円ー8,000円が相場のようです。女性・キッズ・年配の方と幅広い層で楽しめるのがこのスポーツです。道具のレンタルサービスもそこかしこで行われていますので、下調べにも時間はかかりませんよ。

 トライアスロン

日本国内最大規模のトライアスロン大会が2014年に初めて九十九里・一宮海岸で開催され、約2000人が参加しました。

オリンピックと同じくスイム1.5km・バイク40km・ラン10kmのコースが設定され、大会とは別にトライアスロンの練習にもよい環境です。
応援しにくだけでも、迫力がありますよ。

日本国内最規模ということもあって、毎年多くの参加者が集まります。参加選手は自分の限界に挑戦し、沿道などには地元の方々が温かい声援を送ってくれています。トライアスロンは自分との戦いです。最期までゴールを目指し、全力を尽くす姿は感動できます。

「99T（九十九里・トライアスロンのイニシャルですね）」という略称で、９月に開かれました。通常、大会の説明会はレース当日の午前中に行われることが多いのですが、99Tは前日夜に行われます。仕事帰りでも説明を聞いて、準備に時間をかけることができる配慮がありがたいですね。

②釣りスポットもたくさんあります

もちろん、海に面している九十九里浜には、釣りスポットもたくさんあります。岸壁で気軽に釣りを楽しんだり、船をチャーターして沖釣りしたりと、幅広く釣りを楽しむことができますよ。

自然の中でゆったりとした時間の中、釣りを楽しむのもまた格別な気分になれます。ぜひ、海釣りを楽しんでください。

③伝統のイワシ漁を体験：観光地引網

あまり知られていませんが、九十九里浜は地引き網の発祥の地と言われているんですよ。その証が南白亀川河口近くの自然公園内には地引網発祥の地記念碑です。今では観光客の人たち向けに、地引網の体験ができます。

想像以上に色んな魚がかかるので、とてもワクワク楽しい気分になれると評判です。家族連れにもおすすめですよ。

海だけではありません！

九十九里浜で出来ることはまだまだ他にもたくさんありますよ！下記に様々ご紹介させていただきますね。

大自然の中で楽しむ「乗馬」

九十九里浜で馬に乗ってトレイル！気分爽快で素敵です。
乗馬が初めての人でも基本レッスン付きのプランのある乗馬クラブもあります。波の音を聞きながら海岸線を馬と一緒にお散歩できたら最高ですね。

白い砂浜の上を馬に乗り海を眺めながらお散歩ができる時間は、とっても贅沢で優雅な気分が堪能できると評判です。

乗馬クラブの中には、九十九里浜の海の中や砂丘を歩くことができるものもあるとか！海といっても潜るのではなく、波打ち際を走るんです。この時は海の中におとしものをしないように注意ですよ。馬に乗りながら海岸線を歩くなんて、暴れん坊将軍になった気分ですね。

馬に乗ると、目線が高くなります。急に背が高くなったように感じ、視界が広がります。潮風に吹かれながらの海の景色は、一味もふた味も違いますよ。身長が145ｃｍ以上あれば、年齢、経験関係なく体験できるので、是非乗馬クラブに問い合わせてみましょう。

自然豊かなコースで楽しむ「ゴルフ」

自然豊かな九十九里浜だからこそ実現できた、ゴルフ場がたくさんあります。
キレイな緑に囲まれながら、青い空の下でプレイするゴルフは爽快感が違います！
都内からでも近いことから、週末になるとゴルファーたちが続々と集まってくるんですよ。

澄んだ空気を思いっきり吸って、リフレッシュ感のあるゴルフを楽しみたいという人は、九十九里浜を訪れてください。

時折感じる潮風がまたいいんです♪冬は比較的暖かく、夏は海からの涼風があり爽やか。恵まれた自然環境の中でプレーするゴルフは別格！本格的なコースからファミリーで楽しむことができるパークゴルフまで、ニーズに合わせたゴルフ場がありますよ。

日帰りよし、ホテルのパックを申し込んでゆっくり楽しむのも良しですね。風の影響を受けやすいので、スコアメイクはお天気次第ですね。腕に覚えのある方は、低い弾道で挑みましょう。クラブハウスの食事は、もちろん新鮮な海の幸で！

千葉県最大級のプール「蓮沼ウォーターガーデン」

千葉県最大級のプールがあるのが、蓮沼ウォーターガーデンです。テンションのあがる夏の1日を過ごしたい人にはぜひ訪れていただきたい場所です。

スタート時に垂直落下し、そのままの勢いで一気に滑走するスリル満点のウォータースライドがあったり、九十九里浜を見下ろす高台から渓流を一気に滑り降りる長居滑り台があったりと、ワクワクドキドキが収まらない場所ですよ。

アートを楽しむ「望月定子美術館」

望月定子美術館は１９９７年（平成9年7月）に故　望月定子(1919～2008)が６２歳から描いた油彩画の展示がされている個人美術館です。とても味のある油絵の作品となっているので、時間をかけてみていても飽きないという人が多いんですよ。

アート好きにはぜひとも立ち寄っていただきたい場所です。館内にもカフェも併設されているので、気軽にどうぞ♪

ハーブの摘み取り「九十九里ハーブガーデン」

「九十九里ハーブガーデン」は、約9917平方mというとても広い敷地内で約200種類ものハーブを栽培している施設です。

ここの中にあるレストランでは、とれたてのハーブを使った美味しい料理やケーキ、ハーブティーを堪能することができますよ。ハーブ好きにはたまらない施設となっていますよ。

グルメを満喫！

ここでは、九十九里浜で堪能できるグルメをご紹介させていただきます。ぜひ参考にしてくださいね。

焼蛤　花茶屋　向島

せっかく九十九里浜を訪れたのだから美味しい海鮮をいただきたい！という人におすすめしたいお店が、焼蛤　花茶屋　向島ですい

このお店は朝9：30から営業しているので、気軽に立ち寄ることができますよ。元祖はまぐり焼きのお店として知られています。目の前で生きているはまぐりを焼いて食べることができるので、とびきり美味しいですよ。

海の駅　九十九里パーク　飲食コーナー

ドライブの休憩がてらに食事を楽しみたい！という人におすすめなお店が、海の駅　九十九里パーク　飲食コーナーです。

こちらでは新鮮な海鮮を使った美味しい料理をいただけると評判です。しかも価格がリーズナブルになっているのも人気の理由のひとつです。おすすめは船盛定食1000円です。この価格なのに驚くほど、豪華な船盛がでてきます。

ばんや

漁港を目の前に戴く様々な魚介類をいただけると評判のお店が、ばんやです。とっても雰囲気がよいお店だと人気があります。

こちらの刺身盛り合わせ６点盛りは、身も分厚く食べ応えあるので、ぜひ共注文してくださいね。また揚げ物もとても美味しいと評判で、サバとクジラが特におすすめです。海鮮を様々な料理でいただけるお店です。

浜清丸

ゆったりとした時間が流れる店内で、美味しい海鮮をいただきたい！という人におすすめのお店が、浜清丸です。

こちらのお店ではその時旬の地魚を堪能することができますよ。四季を感じられる料理が堪能できると評判です。どれも素材本来の味を大切にして調理法がされているので、抜群の美味しさだと評判です。

大漁亭　九十九里

大漁亭　九十九里はテレビ番組でも紹介された人気店です。海鮮を網で焼いて食べるというシステムになっているので、楽しみながら食事をいただくことができますよ。

メニューは、ホタテバター焼き１つ500円、イワシ２匹500円、、ハマグリご飯セット430円イワシ天丼850円、さしみ５点盛1620円という感じになっているので、リーズナブルにいただくことができますよ。

海を見ながらBBQ！

九十九里浜にあるシーサイドオートキャンプ場では、海を見ながらバーベキューを楽しむことができます。手ぶらでいっても、お肉や野菜を始め、バーベキューセットもレンタルできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

もちろん、食材の持ち込みもOKになっているので、道の駅などで新鮮野菜を買い込んで立ち寄るのもありですよ。

「さぁ！始めるぞ」と意気込んでスタートした瞬間に忘れ物に気付くこともありますよね。そんな時は売店☆紙皿やお箸はもちろん、まな板など揃ってますよ。さらに日帰りプランも用紙されています。手ぶら、食事持ち込み、DAYキャンプなどがあります。電話やネット予約が可能です。

インターネットでの受け付けが基本で、３日前からは電話受け付けもできます。愛犬の同伴もＯＫです。手ぶらで2,500円、食材持込みだと1,500円が基本料金です。その他にも全体で１０か所以上のバーベキューガーデンが九十九里浜に点在しています。

美しい景観を楽しもう！

九十九里浜の魅力は真っ直ぐに続く白い砂浜と青い海。成東は最も九十九里浜らしいビーチのひとつです。海水浴シーズンはもちろんのこと、白い砂浜をお散歩したり波の音を聞いているだけでも癒されます。

家族で日頃の疲れをリフレッシュしにいくのもよし、カップルでデートにいくのもよしの、とっても素敵な場所です。

太東埼燈台　恋のヴィーナス岬

九十九里浜の一番南に位置する太東。九十九里浜が見渡せる穏やかな雰囲気のビーチが広がります。
外房のなかでは波が穏やかなので海水浴場は人気があります。太東岬に立つ白亜の太東埼燈台は外房の海が一望できる絶景スポットです。

一面にエメラルドグリーンの海！見晴台からはスケールの大きいパノラマが広がり、絶景ポイントです。デートスポットとしてもおすすめです。

刑部岬

刑部岬にある屏風ヶ浦の西端、約６０メートルの断崖絶壁に立つ展望館からは、眼下に飯岡漁港が広がり、その向こうに九十九里浜の湾曲した長い海岸線を一望できます。

ここは、「日本の夕陽・朝日百選」「日本夜景遺産」等に認定されている場所なので、デート利用するのがとってもおすすめ。
二人で仲良く絶景を満喫することができますよ。

蓮沼海浜公園

全長４km、広さ40万平方メートルの敷地が蓮沼海浜公園！
ウォーターガーデン、テニスコート、水の広場、宿泊施設、小体育館、野球場、いこいの広場、子供の広場（ミニ遊園地）、展望塔、少年スポーツ広場などの施設が充実しています。

スポーツを楽しんだり、水遊びしたりと1日中飽きることがありません！
緑豊かな自然の中で子どもはもちろん、大人も楽しく過ごせる公園です。

九十九里ビーチタワー

九十九里ビーチタワーは、九十九里浜の豊海海岸に立っている22ｍのタワーです。形は巻貝がモチーフにされているので、とっても素敵ですよ。

特に、ここは夕日が美しく見えるスポットとしてとても人気があります。デートスポットとしても人気がありますよ。もちろん、お昼間には九十九里浜と太平洋を一望することができて、開放的な景色を楽しむことができます。

八鶴湖

八鶴湖は、東金駅の西方約500mほどの場所にある、周囲約800mの小さな湖です。東岸に最福寺、西岸に本漸寺がありますよ。ここは、桜がとてもきれいなスポットとしても知られていて、3月下旬～4月上旬に行われる東金桜まつりではたくさんの人が訪れてきます。

開湖畔は桜並みとなり、夜にはライトアップされるのですが、とっても風情ある様子を見ることができます。

ちょっと足をのばしてイチゴ狩りへ！

九十九里はイチゴの栽培が盛んな地域でもあります。イチゴの農園がたくさんあり、直売所やビニールハウスでイチゴ狩りができるところもたくさんあるんですよ！イチゴ狩りは1月から5月中旬ぐらいまで楽しめます。

最近話題の白いちご。ほのかなピンク色をした白イチゴはなんと1粒1,000円もするのだとか…。栽培している農園は限られているようですが、スーパーなどでは買えないレアなイチゴを味わえるチャンスがあるかもしれません。

ブルーベリー摘みも楽しめます！

九十九里浜付近には、いちごだけでなく大粒のブルーベリー摘みを楽しむこともできます。無農薬で、甘酸っぱい新鮮ブルーベリーなので、そのままでも安心して食べることができますよ。たくさん摘んで持ち帰って、ジャムやスムージーにして楽しむのもありです。

また、８月中旬から下旬にかけて、ブルーベリー畑の周辺には、数万本のひまわりが咲き乱れるのですが、この景色も絶景と評判！

家族で農業体験！

なかなかできない体験の一つに、農業体験がありますよね。そんな農業体験が、九十九里浜でもできるんですよ。

田植え体験・稲刈り体験などができるので、子供連れでいくと食の大切さを学ぶことができます。
また、農業体験以外にも、カヌー体験、乳搾り体験、蕎麦打ち体験、太巻き体験、食育体験、野菜収穫体験などの自然体験も可能です。

九十九里浜へのアクセス

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九十九里浜は全国的にも有名で人気あるスポットです。関東に住んでいれば一度は行ったことがあるかもしれませんが、ここまで多くのレジャーを楽しめるというのをご存知でしたか？

サーフィンや海水浴で訪れたことはあるというかたは多いかと思いますが、イチゴ狩りやブルーベリー摘みなども体験することが出来るので、ご家族や恋人と一緒に行くのもオススメですよ！

にぎやかなビーチで遊び、日の出や日の入りの景色を眺め、雄大な景色に抱かれながら波の音を聞けば、心身ともにリフレッシュすること間違いなしですよ。