他を圧倒する魅力！世界最大級の水族館に泊まるツアーが壮大すぎる！【シンガポール】

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

シンガポールにある水族館『シー・アクアリウム ^TM』はもうご存知でしょうか。シンガポールを代表する観光スポットのセントーサ島にあり、開館当時はギネスにも登録されていた世界最大級の規模と巨大水槽が有名。ここを目的にシンガポール旅行を決める人も多い、世界でも大注目の巨大水族館です。

なんと、この水族館に「泊まる」ツアーがあるのをご存知ですか？　ここでは、その「オーシャン･ドリーム」ツアーのポイントとともに全貌を紹介します！ 家族みんなで冒険へ繰り出しましょう！

世界最大級の水族館ってどんなところ？

まずは水族館『シー･アクアリウム ^TM』の紹介から。なんと、総水量は45,000トン（沖縄美ら海水族館の約6倍）！

一番の見どころは世界最大級のアクリルパネル水槽「オープン・オーシャン」。高さ8.6メートル、横幅36メートル、許容量1800万リットルという数字からはあまりピンとこないかも知れませんが、水槽の前に立つと圧倒されるほどの迫力です。

外洋の海中を再現している水槽には、空を飛ぶようにゆったりと舞うマンタや、シャープな動きのサメ、ちょっと顔が怖いナポレオンフィッシュなど、大型海洋生物を中心に多くの生物が生息しています。

いつも人がいっぱいの水槽前で一番好きな場所を独占する裏ワザ

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

この水槽を一目見るべく、世界中から観光客が押し寄せるので、ここのエリアはいつも大混雑。巨大なスケールですから狭さは感じませんが、できればほかの人のことを気にせずにゆったりと眺めたいですよね。 写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

ここを独占できる1つの方法が、H.I.S.でシンガポールツアーを選ぶこと。たったそれだけでオープンの20分前に入場できちゃう特典があるのだから、利用しない手はないですよね！

そんな水族館に「泊まれる」ツアーがあるんです♪

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

そんな世界最大級の水族館『シー･アクアリウム ^TM』に「宿泊する」プランが「オーシャン・ドリーム」ツアーです。約70種5万匹以上の魚たちが泳ぐ水槽の目の前に寝袋を敷いて、一晩中好きなだけ眺めることができます。ほかではできない体験ですよ♪

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

巨大水槽の前に横になって魚たちを見上げれば、まるで海の底にいるような気分。普段は絶対に見られない、真夜中の魚たちの様子ってどんなでしょう？ それは泊まった人たちだけの秘密です♪ 気になる寝袋の寝心地も上々で、一番の興奮は朝目が覚めたとき。海の中にいる錯覚がたまらない感動を呼びますよ。

① ツアーのはじまりは、海のシルクロードの歴史探訪から

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

通常営業が終了して、お客様が引き払ってから「オーシャン・ドリーム」ツアーは始まります。ツアーのスタートは、意外にも海の歴史を学ぶところから。

そう、『シー・アクアリウム ^TM』の入り口には、海洋の歴史が学べる博物館「マリタイム・エクスペリエンシャル・ミュージアム」があるのです。ここでは９世紀ごろから「海のシルクロード」として栄えた、アジアからヨーロッパの港町や交易の様子を展示しています。
写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

水族館では同じエリアの魚たちを展示しているので、ここで歴史を学んでおくとより楽しめるはず。航海王が乗っていた全長120メートルの宝船の断面を原寸大で再現したレプリカや、古代から活躍する現物の伝統的な木造帆船など、迫力ある展示。工作や塗り絵コーナーもあり、お子さんも飽きずに歩けますよ。

② リアルな台風を体験し、海底の世界へ

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

次に体験するのが大迫力の「タイフーン・シアター」。４Dマルチセンサリーという最先端技術を駆使した、360度をスクリーンで囲まれた人気のアトラクションでは、激しい嵐の中の航海という衝撃体験ができます。 写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

「タイフーン・シアター」で乗組員の一員となって航海したあと、そして幕が再び開くそこは海底の世界。ここから、海の中の冒険へといざ出発です。

③ このツアーの醍醐味！ 魅惑の水族館ナイトツアーへご案内♪

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

海底世界の冒険は、「オーシャン・ドリーム」限定の水族館ツアーから始まります。海洋生物の生態や不思議などについて、ガイドが楽しく解説してくれます。海の生活についての様々なことを楽しく学びながら、ゆったりと館内をめぐりましょう。

昼間の時間帯には混み合っていて順番待ちの時間や、ゆっくりと見られないこともありますが、「オーシャン・ドリーム」なら館内にはツアー参加者のみなので、見たいところじっくりと気の済むまで楽しめちゃいます。押さえておきたい人気のポイントは、ここでしっかりチェックしておきましょう！

空飛ぶサメのトンネルを通り抜ける

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

シャーク・シーも、昼間はたくさんの人が行き交う人気エリアのひとつ。180度のアーチを描いたトンネル上の水槽に、面白い形のハンマーヘッドシャークや、ヒレなどのつま先がすべて白いツマジロザメなど、12種・200匹以上のサメが縦横無尽に飛び回ります。その姿もスピードも迫力満点！

海の上も歩けちゃう

マラッカ海峡とアンダマン海へと続くエリアには、ガラス張りの透明の床が伸びています。床の下には水槽があり、眼下に広がる青い世界に魚が泳ぐ姿が見えます。まさに海の上を歩いている気分！ 

コーラル・ガーデンの円筒状水槽の美しさに酔いしれる

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

アンダマン海を再現したコーラル・ガーデンは、360度の景色が楽しめる円筒状の水槽。高さ８メートルもある水槽の中には、南洋の海ならではの色彩豊かなサンゴや色とりどりの熱帯魚が泳ぎます。周りが暗いので少し離れてみると３Dのように浮き出て見えますよ。こちらは絶好の写真ポイントでもあります。

南アジアからアラビア湾まで！ 世界中の海をめぐる

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

『シー・アクアリウム ^TM』には、なんと800種・10万匹以上が暮らしています。南アジアからアラビア湾までを10ゾーンで展示し、テッポウウオやカブトガニなどのマングローブ生物や、珍しいクラゲなどの神秘的な深海生物にも出会えます。ヒトデやナマコに直接タッチできるエリアもあるのでトライしてみては？

④ 普段は絶対入れない、水族館のバックヤードへ！

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

翌朝は世界最大級の水槽のバックヤードへ潜入♪ 普段なら絶対に入ることのできない水族館の裏側で、働く人々の姿や水槽の仕組みなどが見学できちゃいます。マンタへの餌付けの見学では、水面に接近するマンタの大きさと迫力に大興奮間違いなし！ 将来水族館で働きたくなっちゃうお子さんが続出かも。

【番外編その１】 竜宮城のようなレストランで宴を楽しむ

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

ここからはオーシャン・ドリームのツアーには含まれていないのですが、『シー・アクアリウム ^TM』でしかできないオススメ体験をご紹介します！ ひとつめは、水族館内にあるレストラン「オーシャン・レストラン」です。壁一面がオープン・オーシャンの水槽になっていて、まるで竜宮城気分の食事が楽しめます。

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

プロデュースするのは、アメリカ出身のシェフ・キャット・コーラ氏。なんとこのシェフは、海外版「料理の鉄人」でアメリカ人で唯一、そして女性では初の鉄人シェフに選ばれた実力の持ち主。

カリフォルニア料理をベースにしたメニューは、本格コースからハンバーガーなどのお手軽なものに加え、キッズメニューも取り揃えているので、どの時間帯にも活用しやすいのも魅力。また、レストランのみの利用もできるので、最終日の思い出作りやもうちょっと水族館をみたいなんて時にも便利ですね。

【番外編その２】 入浴しながら、優雅に泳ぐ魚たちを眺める

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

水族館に泊まるのは魅力的だけど、寝袋はちょっと……という方ににおすすめがこちら。ホテル「ビーチ・ヴィラ」のオーシャン・スイートです。『シー・アクアリウム ^TM』の大水槽オープン・オーシャンが窓景色として楽しめるというユニークなホテル。

お風呂にはいりながらマンタを眺める、なんて贅沢が叶っちゃいます。水族館からこのホテルの窓があるのは見えますが、部屋の中までは見えないのでご安心を。ベッドから眺めることもできるので、水族館好きには夢のようなホテルです。

参加したら絶対自慢したくなる「オーシャン・ドリーム」ツアー

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

ここまで「オーシャン・ドリーム」ツアーと『シー・アクアリウム ^TM』の紹介をしてきましたが、いかがでしたか？ 普段なかなかできない体験を、世界最大級の水族館でできるなんて最高ですよね！ ここなら大人になっても忘れない夏休みが過ごせること間違いなしです。

「オーシャン・ドリーム」ツアーに参加できるのはH.I.S.だけ！

写真提供：リゾート・ワールド・セントーサ

この「オーシャン・ドリーム」ツアーを、日本で唯一取り扱っているのがH.I.S.です（2015年7月現在）。水族館だけでなく、魅力いっぱいの観光に参加できたり、無料シャトルでセントーサ島とシンガポール市内を自由に行き来できたりと、そのメリットは数え切れないほど！

さあ、今年の夏休みのプランは決まったも同然ですね！　シンガポールで素敵な夏をお過ごしください♪





2015年はシンガポール建国50周年です。