積丹半島のオススメ観光スポット20選

北海道旅行で、人気がある小樽市。運河やお寿司が堪能できます。しかし、その先にある積丹半島まで足を伸ばしてみた事はおありでしょうか。まだ手付かずの自然が豊富に残っており、海岸線の景色は北国の違う顔をわたしたちに見せてくれるのです。 そこで、今回は積丹半島のオススメ観光スポットをまとめてみました。自然あふれる積丹半島を満喫できるものばかりなので、ご旅行の際にはぜひ参考にしてみてください！ウニやニシンなどの海産物が有名な積丹半島は、イルカやアシカが定着しているので、運が良ければ出会えるかも？

1.神威岬

代表的な絶景が見られる岬の1つ。岩と直立する神威岩を堪能することができます。  初夏には、岬周辺にエゾカンゾウが咲き 一層岬を美しく見せてくれます。 積丹半島北西部、日本海へ突き出している部分です。「シャコタンブルー」と謳われる青く澄んだ美しい海を間近に望むことが出来ますよ。ちなみに岬の入り口にはゲートが設置されており、開閉時間が季節ごとに異なりますので注意してください。

2.岬の湯しゃこたん

日本海を眺めながら、お風呂に入ることができる絶景温泉スポットです。  綺麗な海と空に癒されたい方にオススメの場所。 露天風呂や泡風呂、炭酸水素温泉が人気です。 岸壁に建つ日帰り温泉です。イチオシの露天風呂からは日本海・神威岬・積丹岬など、雄大な自然の景色を一望することができますよ。毎年3月中旬から9月上旬には幻想的なサンセットを堪能することもできるんです。

3.島武意トンネル

狭い幅のトンネルを抜けると、島武意海岸の絶景へ。明るい海と空を堪能できる場所です。 大人2人がギリギリ並んで歩くことが出来る程度の幅です。ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」に出てきそうな雰囲気たっぷりのトンネルです。このトンネルを抜けると「国内にこんな美しい海があったのか」と思うほど美しい海が現れます。 ※平成２8年３月下旬まで改修工事の為、通行止めになっています。

4.荒井記念美術館

芸術に浸るなら、荒井記念美術館がオススメ。こちらの美術館では、ピカソ作品をなんと267点も展示しています。他にも、地元出身の有名画家や、深いテーマ作品の展示もされています。 1階にあるホールでは、コンサートが行われることも。 岩内岳の山腹、いわない高原ホテルの隣接地にひっそりと建つ美術館です。1号館にはピカソ美術館があり、2号館には北海道出身で美術評論家・カーンワイラーからも高い評価を受けた西村計雄美術館があります。

5.とまりん館

原子力発電のしくみを詳しく知ることができる館です。原子力展示コーナーや、発電所をモデルにした リアルスケールを楽しむことができます。  普段生活しているだけではなかなか知ることのできない、発電の仕組みを学んでみてください。 北海道電力が経営している原子力の博物館です。原子力とは何か、どうやって電気が作られるのか、危険な放射性物質はどのように処理されるのか、原子力に関する正しい知識が身につくスポットです。お子さんはもちろんのこと大人の方にもおすすめできます。

6.神恵内2000年の森公園

竜が住んでいたという伝説が残っている、自然あふれる公園です。登山道・散歩道もあり、自然を堪能したい方にはもってこいです。沼や山の景色をみてリフレッシュできる素敵な森公園です。 北海道古平郡古平町と古宇郡神恵内村を結ぶ北海道道998号古平神恵内線の中間地点にあります。タケノコや山菜の宝庫としても広く知られています。毎年シーズンになると村内外から多くの人びとが訪れ、とても賑わいます。

7.島武意海岸

「日本の渚百選」にも選ばれている美しい海岸の1つです。しゃこたんブルーを望める景色となっており、 積丹半島にきたら是非観光として訪れて欲しいです。 季節により咲く花が変わり、四季を楽しむことができます。 透明度の高い海の景色を堪能したいならここ！ 先述の「島武意トンネル」を抜けた先にあります。青というより澄んだターコイズブルーの海で、グラデーションがとっても美しいんですよ。星空のスポットとしても有名で、日中はカモメやオオワシ、冬季にはアザラシを見ることが出来ます。

8.神威岬遊歩道

神威岬へと向かうための散歩道。とてもよい景色を堪能することができるので、 ドライブがてらによるのもいいですね。  展望台もあり、絶景を一望できます。吹き寄せる潮風がなんとも心地よいものです。 駐車場から神威岬までの道のりで、歩いて15分～20分ほどの距離です。細い一本道になっており、段差もかなりありますので小さなお子さんは注意してください。女性はヒールなどよりペタンコ靴がおすすめですよ。

9.積丹海岸

夕方に落ちる夕日とともにみる海の景色は最高です。有名なしゃこたんブルーを堪能できる海岸。  夫婦岩・弁天島があるのも特徴。 6月～10月の間に行くのがオススメ。 海の底まで見えてしまう透明度の高いキレイな海です。明治時代から大正時代にかけて活躍した歌人・大町桂月もこの絶景を見て「ああ絶景なるかな北方の厳島」という言葉を残したのだそう。サンセットもとても美しいです。

10.農村公園　フルーツパークにき

サクランボ、ラベンダーなど四季折々の花や果実を楽しむことができる公園です。 売店では、とれたての果実の販売も。 こどもに嬉しいローラー滑り台もあります。7月には、さくらんぼフェスティバル。9月には、くだもの祭り。10月にはうまいもんじゃ祭りが開催されています。 コテージもあり。 シャコタンブルーを堪能したあとはやはりグルメでしょう。パーク内にオープンされているカフェでは、パーク内や地元仁木で穫れた名産品・特産品を使用したお料理を堪能することができるんですよ。ぜひご賞味あれ。

11．黄金岬

美国湾に小さく突き出す「黄金岬」には、展望台があります。そこからは、見渡す限りの日本海と海岸線の絶壁を壮大なスケールで味わうことができます。岬の目の前にある島は、「宝島」です。名前も、いいコンビですね。 美国港から黄金岬までの400メートルちょっとの距離は、遊歩道が整備されていますので、10分少々で到着でき、観光しやすい場所にあると言えます。気軽に立ち寄れるので、足を伸ばしてみましょう。雷電国道229号線を、大きくL字に曲がる美国町は車だと通りすぎる可能性もありますので、お気を付けください。

12．リフレッシュプラザ　温泉998

日帰り温泉に入浴してゆっくりしませんか。「リフレッシュプラザ　温泉998」なら炭酸ガスを豊富に含んだお湯で体の芯から温まり、お肌もツヤツヤです。こちらのお湯は、海水よりも塩分が1.3倍も多く含まれるという珍しい泉質です。アトピーなどにも効きます。 内風呂も、露天風呂も、湯の花の量が豊富で、浴槽に付着するほど。かなり効きそうですね。お湯の温度が高いので、水を加えてはいますが、源泉かけ流しです。ジャグジーもあります。

13．女郎子岩

「女郎子岩」なんとも良さげなネーミング。これは、「じょろっこいわ」と読むのです。まさに想像の通り、着物を着た女性が、子供を背負ったような姿の岩。伝説がありそうですね。あるんです。義経と恋仲の酋長の娘が、旅立つ義経を追いかけた際、大波にのまれてしまい、この岩になったというのです。 この岩を見るには、簡単じゃありません。積丹岬の駐車場から約2.5キロを歩くことになります。往復1時間半ですが、景色の良い遊歩道が完備ですので、是非ともチャレンジを。

14．水中展望船ニューしゃこたん号

積丹ブルーを水の中まで体験できる「水中展望船ニューしゃこたん号」に乗ってみましょう。約40分間の海中公園巡りの始まりです。入り江や奇岩が、至る所にありますし、海の中まで丸見え。ウニやアワビの海中の姿を見ることができ興味深くも楽しめます。 水中展望の可能な遊覧船としては、非常にリーズナブルなのも助かりますね。ただ、冬季は営業していませんので、公式サイトを確認してから訪ねてみてください。

15．セタカムイ岩

高さ80mという巨大な「セタカムイ岩」は、アイヌ語が語源。セタカムイは犬の神。仕事に出た若い漁師が暴風雨にのまれてしまうが、その帰りを待ち続ける犬が、遠吠えしつつ岩となっていったというのです。泣ける話じゃありませんか。忠犬シリーズがここにもあったのですね。 こちらで、1996年に豊浜トンネルの崩落事故があり、その慰霊碑や事故の概要、防災に関する展示コーナーなどもあり、安全に対する意識を高めてくれるスポットでもあります。

16．あんない展望公園

もともとは、小学校の跡地だったという「あんない展望公園」その名の通り、西積丹の海を展望できる感動の休憩スポットなのです。海岸沿い229号線から直結した階段で少し上がります。そこからの眺めは、見ていて時間を忘れてしまうほどなのです。 静かな場所で、見渡すかぎりの積丹ブルーを独り占めですので、都会の喧騒に疲れた方にはうってつけの場所ですね。まだまだ穴場的なスポットだと思いますよ。

17．弁天島

「弁天島」は、盃温泉郷のすぐ前に浮かぶ小島。温泉の湯船からも、その姿を仰ぐことができます。この島と積丹本土側とは、茂岩弁天橋でつながっていますので、歩いて渡っていく事ができますよ。周囲をぐるっと回っても時間は、それほどかかりませんので、丁度良いお散歩コースです。 釣りを楽しんだり、近くにある盃海水浴場で泳いだり、沈む夕日を眺めたり、夜間はライトアップされた弁天島を見ながら温泉につかったりと、一日遊べる観光スポットなのです。

18．鰊御殿とまり

時は明治27年から大正5年。北海道では、ニシン漁が活気を帯びておりました。その頃、建てられた「鰊御殿とまり」をここで見学することができます。御殿というだけあり繁栄した様子が伝わる、凝りに凝ったお屋敷なのです。たしかに移築したり、復元したりするだけの価値あるものです。 300円というお安い入館料ですので、気軽にご覧いただけます。当時の親方の暮らしぶりや、雇われ人の共同生活ぶりがよく分かる勉強になる施設なのです。

19．窓岩

大きな岩の真ん中にぽっかりと穴が開いて、まるで岩に窓が付いているような形の「窓岩」です。しかし、どうしてそこだけ穴が開いたのか、長年の日本海の荒波の結果でしょうが、不思議さを隠せません。このスポットは雪化粧すると更に見ごたえがあるとも言われています。 しかし、角度によっては、肝心の窓が見えない事もありますので、ここは車から降りて、じっくりと窓の見える場所を探してみてください。カメラもお忘れなく。

20．余市蒸留所　ニッカウヰスキー

朝の連続ドラマで一躍有名になった「余市蒸留所　ニッカウヰスキー」です。積丹半島の入口ともいえる余市町ですので、是非立ち寄りましょう。入場料も無料なのが良いですね。サラッと見て回る事も可能ですが、じっくりタイプの方は少し時間を取っておいたほうが良いかもしれません。 ウイスキーの製造方法やこれまでの歴史など、楽しく学べます。中には有料のバーもありますし、広い試飲場もありますので、できれば運転手付きか、公共の交通機関で来られることをおすすめします。

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積丹半島の20の観光スポットはいかがでしたでしょうか。ここには、知られていない穴場的な名所がまだまだ沢山ありそうですね。温泉もありますし、海水浴場もありますし、遊歩道や展望台などもありますので、旅館に何泊かして、じっくり腰を落ち着けて回ってみませんか。