尾張名古屋は城でもつ！金のシャチホコを見に名古屋城へ行こう！

お城というと、歴史的資料を見ながらなんとなく当時を思い浮かべてみるといったイメージではないでしょうか？もちろん歴史を存分に感じることはできるのですが名古屋城はそれだけではないんです。アトラクション的なイベントがあり、あまり歴史に詳しくない人でも楽しめるんですよ！！

1.名古屋城とは？

名古屋城は姫路城、熊本城とともに日本三名城の一つとして有名です。伊勢音頭で「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」と詠われるほどのお城なんです。歴史的には徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた城で、徳川御三家の一つの尾張徳川家17代の居城として明治まで利用されていました。

2.名古屋城の５つの見どころ

金のシャチホコ

天守閣の頂上に堂々とそびえる金のシャチホコ。まさに名古屋城のシンボルともいえるものなのですが、名古屋城に限らず名古屋に深く浸透しているんです。  例えば印鑑などのシャチハタ（本社は名古屋市西区）Jリーグの名古屋グランパス（グランパスはシャチの意味を持ちます）名古屋市交通局のマスコットキャラクター「ハッチー」（金のシャチホコをモデルにしています）などなど名古屋の人々に愛される存在なんです。

石垣の刻紋

城内の石垣には様々な記号や数字が刻まれた石があります。これは石垣を運んできた諸大名が自分の運んだ石を他の大名の石と区別するために刻んだものなんです。 加藤清正や寺沢広高、細川忠興、毛利高政、生駒正俊、黒田長政、木下延俊、福島正則、池田輝政、鍋島勝茂、毛利秀就、加藤嘉明、浅野幸長、田中忠政、山内忠義、竹中重利、稲葉典通、蜂須賀至鎮、金森可重、前田利光などが石垣工事に参加しています。

表二之門

門柱・冠木ともに鉄板張りになっていて堅固に造られています。袖塀には土塀で鉄砲狭間が開いていてお城の堅固さを示しています。重要文化財として指定されています。

名古屋城本丸御殿障壁画

名古屋城本丸御殿は、狩野貞信や狩野探幽などの「狩野派」の絵師たちによって部屋ごとに異なる題材で床の間絵、襖絵などが描かれ、絢爛豪華に彩られています。このうち1,047面もが国の重要文化財として指定されています。

二之丸東庭園

実に約14,000㎡の面積を誇る大型の庭園です。付近にはぼたん園・しゃくやく園などの花園もあります。
茶店の二の丸茶亭では庭園を眺めながら休憩することも出来ますよ。

3.「おもてなし武将隊」に会いにいこう！

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次といった武将たちが観光案内をしてくれますよ。見どころは二の丸広場で行われる「おもてなし演武」。臨場感あふれる「殺陣」や「寸劇」、「甲冑ダンス」など、感動あり笑いありのエンターテイメントショーです。
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