http://okinawachuraumi.seesaa.net/article/308716040.html
エメラルドグリーンの海に、抜けるような青空。これぞ沖縄の風景ですね。広い海の向こうに、ちょっこり顔をのぞかせているのが、伊江島です。 沖縄本島北部、本部半島から北西わずか9キロ沖にあります。
沖縄に点在する離島の一つ、伊江島は、沖縄本島の港からフェリーでたったの30分の距離に位置する、美しい自然たっぷりの島です。日数は限られているけれど、沖縄旅行に離島観光も楽しみたい、そんな方にこそオススメです!真っ白な砂浜に映えるエメラルドグリーンの海を、どこまでも歩いてみませんか?
1.城山(グスクヤマ)、通称 いーじまたっちゅー
伊江島は周囲約22キロ、人口約5000人の島。島のシンボルが、城山です。
島の中央やや東寄りにあり、標高は172メートル。
グスクヤマというより、通称のタッチューのほうがなじみがありますね。
頂上へ約15分で上がれます。急なところには階段があります。
登りきれば、見渡す限りの大パノラマですよ。
山の頂上から見下ろす海はまさに絶景。できれば天気のいい日に山登りも兼ねて行ってみたいですよね。7千万年の歴史がある地層。古い岩盤に新しい岩盤が潜り込むオフスクレープ現象が見られます。世界でもこの現象はここだけなんです。
基本情報
- ・名称: 伊江島タッチュー (イエジマタッチュー)
- ・住所: 沖縄県国頭郡伊江村東江上
- ・アクセス: 伊江港より役場方面へタクシー10分
- ・所要時間: 約15分
- ・伊江島観光協会 公式サイトURL: http://www.iekanko.jp/
2.リリーフィールド公園
島の北側にある海外沿いのリリーフィールド。
毎年4月下旬~5月には「ゆり祭り」があり、リリーフィールドでは20万株ものテッポウユリが咲きみだれます。島内のゆり畑全部で100万輪が咲きそろいます。
ユリが咲き乱れるゆり畑をこんな間近に見たことがない!というひとは多いんじゃないでしょうか?ひまわりでも菖蒲でもなく、ユリなんです。100万本のユリの花の香りはとても濃厚で、海風に乗って香ってきます。
http://www.midorihana-okinawa.jp/?page_id=2278
■ 基本情報
- ・名称: リリーフィールド公園
- ・住所: 沖縄県国頭郡伊江村東江上地内
- ・アクセス:伊江港から車で10分
- ・電話番号: 0980–49–2906
- ・オススメの時期: 4月下旬~5月
- ・伊江島観光協会 公式サイトURL: http://www.iekanko.jp/
20万本のテッポウユリが見られる!沖縄県にある「リリーフィールド公園」について
沖縄の暖かい空の下、20万本ものテッポウユリかのが見られるリリーフィールド公園をご存知でしょうか?そんな公園について紹介したいと思います。リリーフィールド公園とは? 伊江島にある公園です。4月中旬からゴールデンウィークにかけ、テッポウユリが見頃となり多くの観光客が訪れます。
3.伊江ビーチ
島の南東側にある長い白浜が、伊江ビーチです。
浜辺にはモンパノキやモクマオウが木陰を作っていて、南国情緒たっぷり。
海の向こうに、本部半島や水納(みんな)島、瀬底(せそこ)島が見えます。
トイレ、シャワー、売店もあります。となりのモクマオウの林ではキャンプもできますよ。
平坦で広いビーチではバレーボールもできます。ネットを張って気の合う仲間たちと一緒にビーチバレーをするのはいかがでしょうか?シーカヤックやジェットスキー、ウェイクボードを持ち込んで遊んでいる人もいます。
■ 基本情報
- ・名称: 伊江ビーチ
- ・住所: 伊江村東江前
- ・アクセス: 本部港から伊江港までフェリーで約30分 伊江港から約3キロ、車で約10分
- ・営業時間: 監視員が常駐している期間:5月1日~10月31日
- ・電話番号: 0980–49–5247
- ・ビーチ管理:シーボーイズ(0980–49–5545)
- みーぐるSHOP(080–1708–1256)
- にしんすに(0980–49–2976)
- ・料金: 施設清掃管理料 大人100円、小人50円
4.ナイトダイビング
夏の伊江島名物が、ナイトダイビング。夜の海は生物が豊富で、ガイドつきなら安心ですね。
伊江島の海は、水温も高くストレスが少ないからできること。
昼のファンダイビング(ダイビングライセンスCカード要)が体験済みが条件です。
夜には魚も眠っているんではないか?と思ってしまいますが、実は夜行性の魚はけっこう多いんです。可愛い魚の意外な一面を見ることができるかもしれません。ナイトダイビングもスキルさえ身に付ければ安全です。
http://www.iejima.com/info/night-diving/
■ 基本情報
- ・名称: 伊江島ダイビングサービス
- ・住所: 沖縄県国頭郡伊江村東江前1944
- ・アクセス: 伊江港から伊江ビーチ方面に向かって約2㎞ 宿まで送迎あり
- ・営業時間: 7:00–19:00
- ・電話番号: 0980–49–2168
- ・料金: ビーチナイトダイビング 7,000円
- ・公式サイトURL: http://www.iejima.com/
5.ワジー(湧出)
伊江島の北西部海岸の波打ち際に、真水が湧き出る場所があります。ワジー(湧出)です。
60メートル以上の断崖絶壁の下にあるので、直接見ることはできませんが、高台には沸出展望台があります(写真は展望台から)。迫力満点ですね。
http://www.iejima.com/info/night-diving/
現在では沖縄本島から海底送水管で生活水が届きます。
湧出の水を使った伊江ソーダなどはお土産として大人気です。
沖縄は海に囲まれており、ほとんどが海水で、淡水が湧き出るスポットというのは珍しいんです。キンキンに冷えたソーダは沖縄の暑い日に飲むのに適していますよ。海のコバルトブルーを見渡しながら美味しいソーダをどうぞ。
■ 基本情報
- ・名称: ワジー(湧出)
- ・住所: 伊江村東江前地内
- ・アクセス: 伊江港から車で約5分
- ・電話番号: 0980–49–2906(伊江村役場商工観光課)
- ・伊江島観光協会 公式サイトURL: http://www.iekanko.jp/
沖縄の離島「伊江島」の観光ガイドまとめ。沖縄から30分で行けちゃう!
沖縄の離島・伊江島。まだまだ知名度は低い離島ですが、たくさんの魅力を持つ島です。ここでは伊江島について、じっくりご紹介します!
6.島村屋観光公園
沖縄の歴史に触れられる島村屋観光公園は、沖縄芝居・三大悲劇のひとつ、「伊江島ハンドゥー小」の舞台となった場所です。公園内の民族資料館では、古くから受け継がれてきた民俗芸能の衣装や、島民が実際に使用していた道具や民具等が展示されています。自然豊かな公園内には、ハンドゥー小の銅像や、生きたハブが観られるハブ園もありますよ。
琉球の歴史に触れられる、貴重な場所ですね。
島のロマンが溢れるこの場所。奥ゆかしささえ感じる屋敷跡は、沖縄の古き好き伝統建築です。午後5時までなので、観光で訪れる際には早めに訪れるのが良いかもしれません。晴れた日には芝の青さが映えて綺麗ですよ。
■ 基本情報
7.ニャティヤ洞
戦時中に1500人以上の人々が戦争の犠牲になった伊江島で、その多くの人が防空壕として避難した場所、ニャティヤ洞。子宝祈願の拝所にもなっており、妊婦さんが洞窟内のビジル石と呼ばれる石を持ち上げて、重いと感じれば男の子、軽いと感じれば女の子を授かると言い伝えられています。
歴史好きの人ならもちろん、出産を控えたご夫婦や、カップルにはとてもオススメの場所ですね。洞窟から眺める海の蒼さはとても神秘的で、悲しい程美しい色です。
今は霊地となっており、慰霊碑のみが置かれています。洞窟の中は薄暗くなっているので、足元に気をつけて観光しましょう。港から約12分と近いので、ドライブの間に立ち寄るスポットにいいかも知れません。
■ 基本情報
・名称: ニャティヤ洞
・住所: 沖縄県国頭郡伊江村川平川平地内
・アクセス: 伊江港から車で約12分
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8.YYY クラブ イエリゾート(ホテル)
伊江島に宿泊するならこちらのホテルがオススメです♪ホテルタイプと独立したコテージタイプの二種類から部屋タイプを選べ、目の前に広がるビーチが美しい伊江のリゾートホテルです。シーカヤックや、ナイトダイビング、ジェットスキーにサンセットクルージング等、様々なアクティビティを提供しています。
嬉しい事に、宿泊者以外でも全てのアクティビティの予約が出来ますので、日帰りで伊江島の夕日を眺めるクルージングも体験できますよ♪
このホテルの本館はすべてオーシャンビューになっていて、沖縄の青く澄み渡る海を目下に爽やかな朝を迎えることができる客室です。このホテルのレストランはかなり本格的。メインダイニングのPARADISEで豪華なひとときを過ごしましょう。
■ 基本情報
- ・名称: YYY クラブ イエリゾート
- ・住所:沖縄県国頭郡伊江村東江前1965
- ・アクセス:伊江島から車で約9分
- ・電話番号: 0980–49–5011
- ・公式サイトURL:http://ie-resort.com
9.伊江島ビーチサイドホースパーク
伊江島のビーチを馬に乗ってお散歩ができる、こちらの伊江島ビーチサイドホースパークはイチオシの観光スポットです!20分の最短ビーチ乗馬コースから、初心者にも安心の引き綱ガイド付き1時間散歩コース、そして5月〜10月下旬限定の、馬と海を泳げるコースは特にオススメです!(※体重制限あり)乗馬経験者の方は、伊江島の名所巡りコースも選択できますよ♪
ビーチから感じる潮風を感じながら乗馬なんて、とっても良い思い出ができそうですね!
綺麗な海岸を馬に乗って駆け巡る。昔からの夢だった!なんて人も多いのではないでしょうか?エキサイティングに馬が海に入ったりするので、体験するだけでも興奮しますよ。海岸だけでなく、田舎道をめぐることもできます。
■ 基本情報
- ・名称: 伊江島ビーチサイドホースパーク
- ・住所: 沖縄県国頭郡伊江村東江前2525
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0980–49–2337
- ・所要時間: 20分〜
- ・オススメの時期: 5月〜10月下旬
- ・公式サイトURL:http://ie-horse.wix.com/ieuma
10.伊江島ハイビスカス園
沖縄の花と言ったら、やっぱりハイビスカス!そのハイビスカス協会の本部はこの伊江島にあるんですよ。コーラルタイプやハワイアンタイプなど、1000品種以上のハイビスカスが咲き誇る伊江島ハイビスカス園では、苗木の販売や、接木・挿木等の育て方を体験できる教室(要予約)も行っています。
伊江島のオリジナル品種もあるとの事!なんと入場料は無料!次々と開発される新種のハイビスカスは苗を買って帰る事も出来るのが魅力ですね♪
沖縄の代名詞とも言える花、ハイビスカス、その優美な佇まいは、多くの人を魅了してきました。頭に飾ってもカワイイし、育てるのもカワイイ。そんなハイビスカスの一部始終を知ることができるハイビスカス園です。
■ 基本情報
- ・名称: 伊江島ハイビスカス園
- ・住所: 伊江村字東江前3614–1
- ・営業時間: 9:00–17:00
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0980–49–5850
- ・料金: 無料
11.GIビーチ
人手のかかっていない貴重な天然の白浜ビーチ、GIビーチ。まさに沖縄の離島らしい、手つかずの自然に触れられます。その名の由来は、かつて戦時中にアメリカ軍の専用ビーチだった事からだそう。戦時中はその戦闘の激しさから、レッドビーチと呼ばれていたそうな。今でも伊江島はその約3分の1の面積を米軍の演習場が占めています。
更衣室やシャワーなどそういった施設は一切ありませんので、人のあまりいない静かな天然ビーチを独り占めしたい、そんな人にオススメです♪
■ 基本情報
- ・名称: GIビーチ
- ・住所:沖縄県国頭郡伊江村川平
- ・アクセス: 伊江港から車、もしくは徒歩も可。
12.伊江戦跡巡り 公益質屋跡
先述の通り、伊江島は戦時中に多くの犠牲を残した激戦地の一つです。第二次世界大戦時、伊江島の全ての建物は焼き尽くされました。その中でも唯一全壊から逃れたのが、この公益質屋跡でした。今でも建物の壁からは銃弾を受けた跡等、当時の戦闘の激しさが見て取れます。
綺麗なだけではない、二度と繰り返してはならない歴史を語りかける、伊江島でも重要な場所の一つです。
■ 基本情報
- ・名称: 公益質屋跡
- ・住所: 沖縄県国頭郡伊江村東江上75
- ・アクセス: 伊江港から車で約5分
13.伊江島物産センター(伊江港ターミナル内)
本島へフェリーで渡る前に、伊江島物産センターでお土産をチェックして帰りましょう!伊江港ターミナル内に併設されたこちらの伊江島物産センターでは、全国一ともいわれる島名物の「島らっきょう」が購入できます。天ぷらにしても美味しい、土付きの生パックでの販売が魅力!島特産の「イエソーダ」は、島の黒糖を使用した「ブラックケインコーラ」、伊江島のテッポウユリをイメージした乳酸ソーダ「ホワイトソーダ」と、季節限定・伊江島産のドラゴンフルーツ果汁入りの「ピンクドラゴン」の3種から選べます♪
本島に帰る前に、港で伊江島特産のお土産をしっかりゲットしておきたいですね!
■ 基本情報
- ・名称: 伊江島物産センター
- ・住所: 国頭群伊江村字川平519–3
- ・アクセス: 伊江港ターミナル内
- ・電話番号: 0980–49–5555
伊江島の観光スポット、いかがでしたか?沖縄本島からフェリーでたったの30分、本部港はちゅら海水族館からも近いので、本島からちょっと足を伸ばしての日帰り離島観光にいちおしの伊江島。美しい海に、花に、沖縄の自然と歴史を味わうには最適な離島旅、ぜひ沖縄旅行プラン作りの参考にして下さいね♪