旭川空港について、知っておきたい情報8つ！

旭川空港は、北海道第2の都市・旭川の近郊にあり、国内定期便と国際定期便が就航しています。空港と言えば、出発ロビーやお土産屋を利用することが多いと思いますが、その他にも色々な役割や情報がたくさんあります。そんな中で、到着してから街までの移動手段は重要。旭川空港バスなど、いろいろある中から旅の目的に合わせて、便利で安いものを賢く選びたいもの。今回は、旭山動物園など周辺に観光スポットの多く、普段あまり利用しない方にも、行ってみたくなる、知ってて得する情報をお届けします！

1．旭川空港とは

旭川空港は、旭川市の中心部から車で30分ほどのところにあります。住所は旭川市ではなく上川郡東神楽町になります。ターミナルの大きな窓からは大雪連峰や十勝岳連峰を一望でき、北海道の大自然を感じられます。

国内線

1966年に開港した当時は1,200mの滑走路でしたが、二度の延長工事を経て、現在は2,500mになっています。国内線は東京、名古屋、関西とを結んでいます。

国際線

国際線ではアジア圏の台北、上海、北京、仁川への便が運航されています。大雪での閉鎖が少ないことでも有名で、2008年から2012年の5年間で降雪による欠航はたった5便という優秀な空港です。 しかしその背景には除雪費が負担をかけ、空港収入の財政難を表しています。年間利用客数も安定しており、2008年には道内で唯一需要予想を上回ったんですよ。 北海道第2の都市旭川市中心部から車で約40分ほどにあり田園地帯に囲まれた場所にあります。ここは、旭川を中心とした道北の経済、文化、観光の拠点であり、空港からは日本最大の国立公園である大雪山連峰と、十勝岳連峰の山々が見え、旭川空港に着いた時に北海道の壮大さを感じることができるのです。  

2．日本に5つしかない特定地方管理空港の一つ

日本の空港は、空港法などにより拠点空港、地方管理空港、その他の空港、共用空港の4種類に分類されています。拠点空港はさらに3種類に分けられます。 旭川空港は、拠点空港の中でも日本に5つしかない『特定地方管理空港』として位置づけられています。拠点空港は国内、国際航空輸送網の拠点となる空港を指し、特定地方管理空港は、その中で地方公共団体が管理している空港のことをいいます。旭川空港は旭川市が管理しているということになります。 この特定地方管理空港、北海道では旭川空港の他に帯広空港がこれにあたります。残りは東北の秋田空港、山形空港、中国地方の山口宇部空港になります。旭川空港は管理者の旭川市による除雪体制が充実しており、大雪で閉鎖されることがほとんどありません。 雪が多い北海道では大雪で空港が閉鎖されてしまうことも多いはず。しかし旭川空港はそんなことがほとんどないとなれば利用しやすいですよね。それに日本に5つしかない特別な空港となれば一度は行ってみたいと思うのでは？北海道旅行をするなら旭川へ行ってみるのもいいのではないでしょうか。

3．ステンドグラス『光彩の大地』1階出発ロビー

1階出発ロビーに、全国的にも有名な観光スポットである「青い池」や「大雪山」など上川管内の観光地をイメージした美しいステンドグラスがあります。 この作品は、旭川出身の日本画家である福井爽人先生が描きおろした原画がもとになっており、2014年9月に完成。現在では旭川空港の新たなシンボルとして、訪れる人の目を楽しませてくれています。飛行機に乗る前や降り立った際にぜひ立ち寄ってみてください。 有名観光地と共にシラカバやハマナスなど、道内の四季を描いたステンドグラスは旭川空港に訪れた人々を魅了する新しい観光スポットでもあります。外からの光を取り入れたこのステンドグラスによって、空港のロビーがとても明るくなりました。 空港にステンドグラスなんてあんまり見たことがないのではないでしょうか。旭川空港には綺麗をつい言ってしまいたくなるようなステンドグラスがあるんです。飛行機の旅で疲れたと感じた時にもここへ立ち寄ってみてはどうでしょうか。旭川へ来た甲斐が空港からじわじわと感じることができるかもしれませんね。

4．広い北海道の移動

旭川空港は旭川市の中心部からはそれほど遠くはありませんが、移動するには車やバスなどが必要不可欠です。空港とJR旭川駅や旭川市中心部、その他観光スポットとの交通アクセスについて詳しく説明します。 旭川には目玉となる観光スポットがたくさん！スキー場はもちろん、温泉や有名な「青い池」、ラベンダー畑などもりだくさん！自分のペースでのんびり観光したい、プロのおすすめ情報が知りたい、などニーズに合わせて移動手段を選んでくださいね。

レンタカー

自由に観光地などを見て回りたいならレンタカーがオススメです♪空港内にも受付カウンターがあるので便利です。各店舗により営業時間が異なるので、事前に調べてから行くことをお勧めします。 ●トヨタレンタカー 旭川空港内受付カウンター(1階)で受付後、無料送迎ワゴンで5分のところにあります。 ●日産レンタカー 旭川空港内受付カウンターで受付後、店舗まで送迎してくれます。 ●ホンダレンタリース旭川 旭川空港内受付カウンターで受付後、店舗にてレンタカー引き渡しになります。 ●ニッポンレンタカー 旭川空港内受付カウンターで受付後、営業所まで送迎してくれます。 その他にも空港内でレンタカーの受付ができる店舗があります。詳しくはこちら ほとんどのところが空港からの送迎ありなので便利ですよ☆レンタカーを利用する場合は免責補償に加入することをおすすめします。万が一何かあったときに保険に入っていないと自腹をきらなければなりません。折角の楽しい観光なのにそんなことになれば楽しさも半減してしまいます。

バス

旭川空港ターミナルの前に、バス乗り場が2箇所あります。富良野方面行きのバスのみ②番乗り場からの乗車になります。 ●空港専用バス ＜旭川空港⇔旭川市内＞ 空港から旭川市内・旭川駅に向かう専用バスを運行しています。飛行機の発着便に接続しているため、到着が遅れた場合でもそれに合わせて出発するので安心ですね！ ＜旭川空港⇔旭山動物園＞ 空港から人気の観光スポット、旭山動物園へも1日1往復(2015年7月11日～9月23日は2往復)でバスが運行されています。途中停車しないので、片道約30分で行くことができます。 ●路線バス ＜旭川駅前⇔旭川空港⇔美瑛駅⇔富良野駅⇔新富良野プリンスホテル＞ 旭川駅前から旭川空港を経由し、有名な観光スポットである美瑛や富良野へ行くことができます。 ＜旭川駅⇔旭川空港⇔旭岳＞ 旭川駅前から旭川空港を経由、旭岳へ向かうバスが1日3往復運行しています。 バスを利用すれば行きたい目的地までのんびり景色を堪能しながら行けますね☆雪道もベテランの運転手さんなので安心♪行動する時間が読めるのも嬉しいです。旭川空港から目的地までの時間や費用を参考に効率よく観光しましょう！

タクシー

冬の旅行など雪道の運転に抵抗のある方などは、安全なタクシーが便利です。タクシー乗り場はターミナル出入口4番を出ると見える彫刻の付近にあります。空港から観光スポットへの所要時間や料金の概算は以下の通りです。 ●JR旭川駅————— 所要時間：約30分 料金概算：4,100円(小型) ●旭山動物園————- 所要時間：約20分 料金概算：3,500円(小型) ●旭岳——————- 所要時間：約45分 料金概算：8,500円(小型) ●旭川医大————— 所要時間：約20分 料金概算：3,300円(小型) ●美瑛駅—————– 所要時間：約20分 料金概算：3,100円(小型) ●層雲峡—————– 所要時間：約1時間15分 料金概算：15,000円(小型) ●富良野駅————— 所要時間：約50分 料金概算：10,000円(小型) ●十勝岳—————– 所要時間：約55分 料金概算：10,000円(小型) 化粧室やチェックイン・カウンター、総合案内からも近いタクシー乗り場は初めて旭川空港を利用する方にはおすすめです。空港を中心にジャンボタクシーや中型クラウン、小型コンフォートを用紙しているタクシー会社もあります。観光に利用すればおすすめの見どころや食べ処などを教えてもらえますよ。

駐車場

空港ターミナル前に駐車場があります。宿泊を伴う旅行などでも、1泊500円で駐車することができます。よく利用される方は回数券がお得です。 回数券は100円券の11枚つづり、1000円、500円券の12枚つづりなどがあります。ターミナルビル1Fの総合案内や2F軽食店「ラフレ」などで販売しています。ターミナル前にある駐車場は移動がスムーズで、車の鍵をスタッフに預けることがないので安心ですよ。 レンタカーを借りて自分で運転し広大な北海道を感じるのもいいのではないでしょうか。レンタカーなら自分の好きなところへ停まり行けますが、バスも座りながら景色を楽しみ目的地までのんびり行くのもいいですよね。いろんな移動手段を確認して自分の旅行に一番都合がいい方法を見つけて旅行をスムーズに進行しちゃいましょう。

5．空港で買える人気のお土産

空港と言えばお土産も忘れちゃいけませんよね！北海道のお土産は全国的に有名な商品も多いですが、旭川空港でよく売れている商品をご紹介します♪ 旭川のお土産でおすすめなのが「き花」。無難にハズレがないのが「白い恋人」など。売れ筋なのが六花亭のマルセイバターサンドやロイズの生チョコなどですね☆ちょっと変わったところで北海道ラーメンおかき・味噌バターコーン味、なんていうのもありますよ♪

じゃがポックル

上記写真のじゃがポックル。一時期入手が困難になるほどの人気を博したこの商品は、現在でも定番のお土産として人気があります。持ち帰るのにも重くないしかさばらないので、旅行など荷物が多い時でも大丈夫。味はまさにじゃがいも！サクサクの食感もクセになりますよ♪ 入手困難な時期もありましたが、現在ではどの時間帯でも購入することが可能です。店舗によっては陳列されずにレジの後ろに置かれていることもあるので、見当たらないと諦めずにお店の人に聞くといいですよ☆個数制限しているところもあるので購入数は気をつけてください。

マルセイバターサンド

こちらも有名な商品、マルセイバターサンド。柔らかなクッキーに、ホワイトチョコレートと北海道産生乳100%を使用したバター、レーズンを混ぜたクリームがサンドされています。甘すぎず、何個でもいけちゃいます！

き花

さくさく食感のアーモンドガレットの中にホワイトチョコが挟まったお菓子が、き花です。とっても上品な甘さがクセになる美味しさだと評判です。ホワイトチョコだけでなく、ビターチョコやストロベリー、抹茶などもあるので、選ぶ楽しさもありますよ。 パッケージもキレイなデザインになっているので、大人女子へのお土産にすると、大変喜ばれると人気があります。

ふらの牛乳プリン

北海道の味をたっぷりと満喫できるお菓子を食べたい！という人におすすめなのが、ふらの牛乳プリンです。 ふらの牛乳プリンの魅力は、1つで3つの美味しさを楽しめるという点です。濃厚な味わいの層や、ふわふわ食感を楽しめる層、カラメルの香ばしさを楽しめる層があります。一度食べたらハマってしまう美味しさですよ。

ナチュラルチーズケーキ カマンベールのフロマージュ

ナチュラルチーズケーキ カマンベールのフロマージュは一度食べたらハマる人が続出している、お土産の一つです。 十勝トテッポ工房の3種のフロマージュがベースとなっていて、そこにカマンベールチーズがプラスされているので、とってもコクのある美味しい味わいに仕上がっていると評判ですよ。口の中に入れた瞬間にさっと溶けていく美味しさです。  

ぽてコタン

ゆるキャラのようなかわいらしい名前のお菓子「ぽてコタン」カルビーから発売された新しい商品で旭川空港のお土産で人気が高まってきている商品の一つです！お子さまのおやつにおつまみとお土産にぴったり！ 「ぽてコタン」は、北海道産のじゃがいもと玉ねぎをミックスして揚げたスナック菓子で細切りポテトを使用しているので、ザクザクとして食感が楽しめます。塩気も程よく、じゃがいもと玉ねぎの素材の味が感じられます。玉ねぎが入っている分少し甘味が出て、優しい味わいになっています。 北海道といえば美味しいお土産を買うのも旅行の楽しみの1つですよね。空港にはここでしか買えないお土産がたくさんあるので是非買っていってはどうでしょうか。きっと家族や友達にも気にいること間違いありません！もしかしたら北海道へ行くってわかったら「買ってきて！」と頼まれることもあるのではないでしょうか。

6．北海道の味を空弁で堪能

空の旅をさらに楽しくするなら空弁は欠かせませんよね！旭川空港では、北海道ならではの食材を使用した空弁が販売されています。その一部をご紹介します！

十勝和牛弁当

上記写真のお弁当が十勝和牛弁当です。醤油に漬け込んだ柔らかな牛肉は、広大な十勝平野の自然で育ったものを使用しています。ご飯がどんどん進みますよ♪

にぎったらば

こちらはなんとタラバガニが入った空弁です！軍艦巻きにしたカニの炊き込みご飯の上に、タラバガニを乗せたおむすびになっています。味付けしたタラバガニの脚は肉厚で、炊き込んだご飯にもカニの出汁がしみ込んでおり贅沢な味を楽しめます。カニ好きにはたまらないですね！

北の海 幸づくし

北海道の海の幸をたっぷりとお弁当で堪能したい！という人にぜひとも食べていただきたいのが、北の海 幸づくしです。 なんと、このお弁当には高級な海の幸がたっぷりと盛られているんですよ。蒸しウニや醤油漬いくら、特製酢味付けのずわいがにがたっぷり♪また、そこに鮭ルイベ漬も入っているので、とっても食べごたえがあります。

ジンむす

北海道らしい美味しいおにぎりを食べたい！という人におすすめなのが、ジンむすです。名前の通り、ラム肉を堪能できるおにぎりとなっています。 ラム肉に唐揚げがドンと乗っているので、一つでも案外食べ応えがありますよ。また、ご飯自体も炊き込みご飯となっているので、とっても美味しんです。ビールのおつまみとしても、ぴったりな味わいとなっていますよ。

しょうゆ焼きそば

旭川のＢ級グルメとして、今とっても人気があるのが、しょうゆ焼きそばです。旭川しょうゆ焼きそばは、旭川食品加工協議会が2010年 秋の北の恵み食べマルシェで販売されたことがきかっけで人気が出たそうです。 ソースよりもあっさりとした味わいが人気ですよ。小腹が空いた時におすすめの一品となっているので、ぜひどうぞ！ 飛行機の中でも美味しいものが食べれちゃうなんて幸せですよね。これから旭川へ行くって楽しみを持ちつつ、空弁でお腹いっぱいにして旅行の準備をしておきましょう！北海道の味わいを感じながら飛行機を楽しむのもさらにこれからの旅をワクワクさせます。

7.  出発前のくつろぎはビジネスラウンジで

飛行機に乗る前の空いた時間をゆったりとくつろぎたい！という人におすすめしたいのが、ビジネスラウンジです。 こちらは、カード会社との提携などはないので、誰でも気軽に利用することができます。ただし、利用条件としては、中学生以上となります。コンセントがあるので、スマホの充電も行うことができますよ。 早く空港に着いた人はここでゆっくりするのもいいと思います。携帯を充電しながら自分もここで充電をしこれから始まる旅行や仕事のために備えておきましょう。2時間で500円なので高くないですし、なんだかちょっと贅沢な気分を感じられるかも？

8.  旭川空港の詳細＆地図

旭川空港は、旭川市ではなく上川郡東神楽町になるので、レンタカーを借りる人はナビなど注意してくださいね！旭川空港の詳細を確認しておくことも旭川を存分に楽しめるのに役立つかもしれませんよ。なので是非チェック！！http://joyseye.blog.so-net.ne.jp/2009-08-01

---

旭川空港の知ってて得する情報、あなたのお役に立てるでしょうか？北海道の空港は、雪による閉鎖が心配です。利発着の多い千歳空港は、大雪の影響で欠航や最悪閉鎖といったニュースが毎年のようにあります。しかし、旭川は除雪体制がしっかりしているため、こんなことはほとんどありません。また、地方空港では珍しく利用客が毎年増えています。お土産も充実しているし、旭川空港バス等で市街地へのアクセスが容易な点もいいと思いますよ。 ここで紹介した内容を、ぜひ、ビジネスや観光にうまく活用してみてください。