水戸ほど、地名だけでさまざまなものをイメージできる土地もめずらしいですね。まずは納豆、それから黄門様に梅園。水戸と聞いただけで、なんだか行きたくなっちゃいます。ついでに駅弁も食べておきますか。さすが水戸駅、駅弁マニアがうなるようなお弁当がありますよ~。
東京方面にも東北方面にも行ける玄関口として知られている水戸駅。黄門様で有名ですが、旅行の玄関口ともあって、駅弁の種類が豊富なんですよ。旅行の際のお供に、一緒に連れて行ってあげたい商品が見つかりますよ!
1.印籠弁当
水戸で駅弁を作ろうと思ったら、黄門さまははずせないでしょう!中央にどーんと葵の御紋をつけた、2段の駅弁です。冗談には上段には卵焼きや豚肉の梅肉あえ、下段には炊き込みご飯がはいっています。旅気分は一気に盛り上がりますね。黄門さまを見習って、日本全国を回りますか、助さん!(笑)。
水戸の名物駅弁として、とても人気があった商品ですが、いったんは販売終了。満を持して再発売です。茨城県産の食材が詰め込まれたお弁当です。
茨城県産の食材を使っていて、青梅の甘露煮・豚肉の梅和えなど水戸にちなんだ梅をテーマにしたおかずが入っているそうですよ。炊き込みご飯と一緒に食べると味もひとしお。印籠弁当は、凝った弁当箱なので、食べ終わった後にお弁当箱として利用することもできますよ♪
http://yacchi-san.at.webry.info/200803/article_4.html
■ 基本情報
- ・名称: 印籠弁当
- ・製造者: お弁当の万年屋(有)こうじや
- ・販売者: 株式会社 日本レストランエンタプライズ
- ・販売場所: 水戸駅
- ・料金:1080円(税込み)
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
2.昔おにぎり弁当
http://blog.livedoor.jp/ekiben_eqhs/archives/52212588.html
昔ながらのおにぎりをメインにしたお弁当。量は少ないですが、ちょっと小腹がすいたときに欲しいですね。おにぎりの中身は、もちろん水戸の梅干し。もうひとつはシャケです。ご飯は常陸大子産コシヒカリという、地元のこだわり。日本人のお弁当は、やっぱりこれですねえ。
小腹にちょうどいい、とは申しましたが、おにぎりはけっこう大きなサイズです。下の写真で分かるように、コンビニサイズのおにぎりをイメージすると、やられます。隣の焼きサバずしとくらべても、遜色がない大きさですね。
昔ながらの手作りおにぎり風で、鮭・梅干しのおにぎりが各1つ・唐揚げ・玉子焼き・エビフライ・大根の桜漬けなどが入っています。なんとなく、スーパーやコンビニで売っているおにぎりセットに近い感じです。しかし、一口食べると味はスーパーやコンビニでは真似できない本格的なものなんですよ。
http://www.yamada-k-taro.com/dekachika20120322.htm
■ 基本情報
- ・名称: 昔おにぎり弁当
- ・製造者: しまだフーズ 有限会社
- ・販売者: 株式会社 日本レストランエンタプライズ
- ・販売場所: 水戸駅・いわき駅
- ・料金:550円(税込み)
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
3.黄門弁当
http://allone-law-acc.com/blog/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%81%AE%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%…
黄門さま関係のお弁当をもうひとつ。こちらは黄門さまが食べたのではないか、といわれるメニューを再現したものです。あくまでも「食べたんじゃないか」というものですが、ちゃんと調べて研究し、調理法にもこだわっています。
中身が盛りだくさんですね。豚の角煮、鮎の香り揚げ、えび焼売、ゆば野菜まんじゅう、あんこう唐揚、にしんみりん干し、がんもどき・人参・こんにゃく・れんこん・かぼちゃの煮物、松茸炊き込みご飯、鮭の親子ちらし、青梅甘露煮、しば漬、梅麩。これら全部が江戸時代からあるわけですね。すごいなあ。
黄門弁当は、徳川光圀が食べたと言われる御膳料理を現代風にアレンジした特製弁当です。鮎せんべいを鮎の香り揚げにしたり、湯葉揚げを湯葉の野菜まんじゅうにしたり・・・ニシン焼きをニシンのみりん干しにしてみたりするなど若い人でも楽しめるように工夫されているんですよ♪
http://allone-law-acc.com/blog/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%81%AE%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%…
研究の成果か、値段はやや強気の¥1300。それでも一度は、食べてみたいですね。小さなおかずがいっぱい入っていて、これぞ幕の内という感じです。ビール片手につまむのもいい。
http://allone-law-acc.com/blog/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%81%AE%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%…
■ 基本情報
- ・名称: 水戸黄門弁当
- ・製造者: しまだフーズ 有限会社
- ・販売者: 株式会社 日本レストランエンタプライズ
- ・販売場所: 水戸駅
- ・料金: 1,300円(税込み)
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
4.牛べん
http://blog.livedoor.jp/ekiben_eqhs/archives/52212590.html
「牛べん」。なんてシンプルでわかりやすく、かつインパクトがあるネーミングでしょう。茨城県常陸牛振興協会が認定した黒毛和牛を使った、豪華な牛肉弁当です。お肉はすき焼き風の甘めのタレで味つけしてあり、玉ねぎとのバランスがいい。煮卵、湯葉の高野豆腐巻きも入っています。
http://blog.livedoor.jp/ibatiku/archives/1734920.html
この「~べん」はシリーズになっており、磯べん(¥1050)も人気です。たこの炊き込みご飯のうえに、煮タコがのっかっています。いちおう限定販売となっていますが、水戸駅ではいつでも買えるようですよ。あんこうの天ぷらといった、かくれた水戸名物が入っているのも心にくい。
こちらの牛弁べんは、あまりにも美味しいのであっという間に食べ終わってしまいます。男性にはちょっと量が物足りなく感じるかもしれません。女性や子供にはちょうどいい量になっています。美味しいお肉を食べるなら牛べんで♪
http://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/08ibaraki_mito.htm
■ 基本情報
- ・名称: 牛べん
- ・製造者: しまだフーズ 有限会社
- ・販売者: 株式会社 日本レストランエンタプライズ
- ・販売場所: 水戸駅・いわき駅・上野駅
- ・料金: 1,050円(税込み)
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
5.豚べん
http://blog.livedoor.jp/ekiben_eqhs/archives/52212593.html
牛べんとどうしてもセットで買いたい、豚べん。またしても、シンプルでわかりやすく、インパクトが、ってもういいですね(笑)。こちらは茨城県の銘柄豚ローズポークの肩ロースを使用。味は味噌だれで、しつこくないのがいい。ご飯のおともにこれ以上のものはないでしょう。
そして水戸駅のお弁当販売所。こちらの写真は駅弁復活前のものですが、こういうのをみると、吸い込まれるように行っちゃいますね。電車がスピードアップして、日本中がうんと近くなりましたけど、やっぱり駅弁は旅を楽しくする最強アイテムです。
こちらのお弁当、結構ニンニクがきいているのでデートなどの前には気をつけて下さいね。豚肉なので冷めてしまうとお肉が固くなってしまうのがちょっと残念なところです。味はもちろん美味しくてお墨付き♪
http://sumidagawa-sampo.cocolog-nifty.com/hobby/2010/03/post-ce38.html
■ 基本情報
- ・名称: 豚べん
- ・製造者: しまだフーズ 有限会社
- ・販売者: 株式会社 日本レストランエンタプライズ
- ・販売場所: 水戸駅・いわき駅・上野駅・東京駅
- ・料金: 1,000円(税込み)
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
6.潮目の駅弁
「しおめのえきべん」と読むこの駅弁は、水戸駅から発車している、スーパーひたちの車内で主に販売されているので、スーパーひたちに乗らないと食べる事の出来ない、価値の高い駅弁です。
気になる中身は、潮目という名の通り、潮の流れに関するものをイメージした海の幸をふんだんに使っています。JR東日本の乗務員さんがプロデュースしているので、他の駅弁とはまた違った楽しみがあります。開けると、香りと共にふわ~っと広がります。
端っこにトマトゼリーがついていて、後味さっぱりとしています。福島県産コシヒカリをたくさん使っている駅弁をぜひ旅のお供に!
駅弁の販売場所は、上りホームにあるいわき駅弁当売店・ひたち号車内販売・湯本駅の2階にある「湯本美食ホテル」などの店舗で売っているそう。お弁当は数量限定での販売なので、見つけたらすぐ買わないと無くなっちゃうかもしれませんよ。
■ 基本情報
- ・名称: 潮目の駅弁
- ・料金: 1200円
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
7.常陸之國美味紀行
「茨城から全国へ」をテーマに、茨城県で作られた食材を使って作った駅弁の登場です。日の丸弁当のように大きな梅干しが目に入ってきます。夏は塩分も採れて熱中症予防にもなるので、もし長距離で旅行される方や、電車には乗らないけどお弁当をと思う方はぜひ購入してくださいね。
見た目も茨城を感じることが出来るので、食べると自慢できる駅弁です。中のおかずの中でおすすめは、「梅シュウマイ」です。シュウマイで梅味はなかなかないですし、なによりご飯が進んで食欲も沸いてきます。
幕ノ内弁当の内容になっていますが、侮れませんよ。
「常陸之國美味紀行」には、「茨城県の食材にこだわる」と書かれていてごはんは茨城県産のお米を使用しているそうです。茨城名物の梅を模した梅型の麩や、梅しそ味のシュウマイなどが入っています。レンコン・ワカサギ・ウナギ・薩摩芋ノデザートなど色々楽しむことができるのもお得ですよ♪
■ 基本情報
- ・名称: 常陸之國美味紀行
- ・料金: 1100円
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
8.磯べん
磯というので、海の幸を連想しますよね。もちろん期待は裏切りません。たこの炊き込みご飯をメインとした茨城名物をふんだんに使っていて、他の駅弁に負けないくらい茨城の食材を感じることが出来ます。
あんこうのてんぷらやアサリの佃煮が入っていて、ご飯が進んで進んで仕方がありません。とにかく味が濃くておいしい。もう少し入っていたら・・・と思う量がまたおかわりしたくなるポイントでもあるんですよね。ずるい!
磯の香りを思う存分楽しんでくださいね。
特にオススメなのが、お弁当のメインとなるご飯・・・タコの炊き込みご飯です。タコがこれでもかとたっぷり入っていて、食感もあってタコの旨味が十分に楽しめますよ!これは、見た目以上に美味しいお弁当です。
■ 基本情報
- ・名称: 磯べん
- ・料金: 1050円
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
9.豚さん弁当
名前がかわいらしいですが、ボリューム満点でお腹も心も満足できるのがこちらの駅弁です。気になる中身ですが、メインの豚肉は茨城県産の豚ローズポークを使っていて、ふわっと柔らかくて、口当たりがなめらか。癖になるおいしさです。
しかもこのカツですが、梅・チーズ・ヒレの3種類が楽しめるので、食べても食べても飽きないんです。これがまた私たちを楽しませてくれるんです。お弁当を開けた時のインパクトは思わず「お~!」と言ってしまうこと間違いなしです。
このボリュームでお値段1050円と安いのもうれしいですね。
こちらのお弁当は3種類のカツの他にもお米はもちろん、蒟蒻・レンコン・シイタケ・ニンジンなどが入っている地産地消のメニューなんです!水戸名物の梅の甘露煮なんかも入っているんですよ♪口直しにちょうどいいですよね。
■ 基本情報
- ・名称: 豚さん弁当
- ・料金: 1050円
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
10.またべえ 焼き鯖すし
酢飯できゅっと味が締めてあって、茨城県産のコシヒカリを使って作られています。しかも、コシヒカリ100%というところが素敵。脂の乗った焼きサバはご飯との相性が抜群なんです!家では焼き加減が難しいですが、こちらの駅弁では脂も余すことなくしっかり楽しめます。
焼き鯖すしは最近では空弁でも登場するくらいの人気があるんですよ。実際にお店を構えているとあって、テレビでも紹介された商品でもあります。薬味として大葉が挟んであるのも特徴で、鼻から抜ける風味は他の駅弁では感じられない絶妙な味です。
駅弁の中でも外せない商品です。
「またべえの焼き鯖すし」はお弁当にも大人気の棒寿司なんですよ♪間に挟まれている大葉や甘酢生姜が、鯖の脂のバランスを整えてくれます。鯖は焼いているので魚が苦手な人にも美味しく食べることができるのだそう!1本1本手作りのようなのでかなり手が込んだ1品です。
■ 基本情報
- ・名称: またべえ 焼き鯖すし
- ・料金: 1080円
- ・公式サイトURL: http://www.jrmito.com/ekiben/index.html
水戸駅で購入できる駅弁をご紹介しましたが、たくさんの種類があって迷ってしまったと思います。旅行がさらに楽しくなること間違いなしですね。どれもお値段がお手軽なので、お好きなお弁当を楽しんでくださいね。料金はすべて税込み表記です。