尾道を観光するなら、出かける前にこれはチェックしておくべきでしょう!広島県の南東部、山陽地方のほぼ中南部に位置するこの地は、「坂と文学と映画の街」として有名です。林芙美子、志賀直哉などが居を構え、小津安二郎が「東京物語」を撮影し、最近ではアニメファンの「聖地」にもなっています。美しい自然と瀬戸内海の景色が堪能できる絶景スポットをはじめ、ちょっと変わった穴場まで、眺めの良い場所を中心にご紹介していきたいと思います。
眺めのいいスポットから尾道を楽しむ
1.千光寺からみた尾道水道【東土堂町】
尾道の中心市街地がある本州と向島を隔てる瀬戸内海の水道、尾道水道。
その尾道水道を小高い山の上の千光寺公園内に建つ寺院、千光寺の境内から眺める景色は絶景です。
観光案内のパンフレットやポストカードにも使用されるほどの美しい景色は圧巻の一言。
是非一度、千光寺に足を運んで美しい景観をご覧ください。
千光寺は806年に開基した中国地方屈指の寺で、奇石で知られています。鼓岩(つづみいわ)は別名「ぽんぽん岩」とも言われ、たたくとポンポンという音がします。玉の岩は烏帽子のような形をした岩で、光をはなつ宝石が埋められていた穴があります。巨石、八畳岩は物見櫓の跡が残っています。
■ 基本情報
- ・名称: 千光寺
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町15–1
- ・アクセス: JR西日本山陽本線尾道駅から車で15分 / JR西日本山陽本線尾道駅から徒歩20分で千光寺山ロープウェイ山麓駅、3分で山上
- ・電話番号: 0848–23–2310
- ・料金: 無料
2.しまなみ海道の多々羅大橋【瀬戸田町】
しまなみ海道の生口島と大三島の間の県境に架かる世界最大級の斜張橋、多々羅大橋。
鳥が羽を広げたような美しいフォルムは見る者を魅了し、しまなみ海道随一の美しさを誇ります。
また橋の支柱の下で手を叩くとパーンと乾いた音が反射しながら空に向かって登っていくような現象(「鳴き竜」と呼ばれる)が体験できるのも面白いですね。
多々羅大橋は本州から数えて4番目の橋で、20世紀中に架けられた斜張橋としては世界最大のものです。現在でも世界5位の規模を誇っています。主塔部の歩道に立って大きな音を出すと反響で音が聞こえ、日光東照宮の鳴き龍にたとえて「多々羅鳴き龍」と呼ばれています。
■ 基本情報
- ・名称: 多々羅大橋
- ・住所: 起点側:広島県尾道市瀬戸田町垂水 終点側:愛媛県今治市上浦町井口
- ・アクセス: 瀬戸田PA(下り)または大三島ICから下りたところにある道の駅「多々羅しまなみ公園」から徒歩数分
- ・電話番号: 0848–44–3700(本州四国連絡高速道路 しまなみ尾道管理センター)
- ・料金: 通行料金が発生
- ・公式サイトURL: http://www.jb-honshi.co.jp/technology/tatara.html
3.鳴滝山から見た市街【吉和町】
尾道と三原の境に位置している瀬戸内海国立公園内の標高402m山、鳴滝山。
山頂の展望台からは尾道市内や向島、因島、生口島(瀬戸田)などの島々を一望できます。
また展望台脇にはパラグライダーのフライト広場もあり、空をのんびり舞うパラグライダーと美しい自然のコントラストは圧巻。
鳴滝山の登山道から登ったところに、山城の鳴滝城山があり、頂上付近に八注池があります。車でも行くことができます。鳴滝山から三原市までハイキングコースが整備されていて、瀬戸内海の島々を見ることができます。三原市に位置する「みはらし連峰」は、4つのピークを巡る縦走コース。
■ 基本情報
- ・名称: 鳴滝山
- ・住所: 広島県尾道市吉和町
- ・アクセス: 山陽自動車道「尾道IC」下車。国道184号線、尾道バイパス経由「吉和IC」下車。約10分 / 尾道市内より車で約20分
- ・電話番号: 0848‐38‐9184 (尾道市観光課)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL:http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=407
4.瀬戸田サンセットビーチ【瀬戸田町】
瀬戸田サンセットビーチは瀬戸内しまなみ海道の中央に位置する生口島西岸の自然を生かした海浜公園。
全長800mを誇る遠浅で波が穏やかな海浜は、「日本の水浴場88選」にも認定され、瀬戸内海の四季の景色、美しい夕日が見れるスポットです。
ここから見る夕日は瀬戸内随一です!
サンセットビーチには、いろいろなアクティビティがありますよ♪ レンタサイクルでビーチ沿いを走るのも楽しいですよ! 4月~10月はシーカヤックができます。体験教室やインストラクターと一緒にひょうたん島まで行くコースなどがあります。キャンプ施設もあります。
■ 基本情報
- ・名称: 瀬戸田サンセットビーチ
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町垂水1506–15
- ・アクセス: しまなみ海道「生口島北IC」より車で約15分 / しまなみ海道「生口島南IC」より車で約10分
- ・営業時間: 8:30〜17:00
- ・定休日: 12月29日〜1月3日
- ・電話番号: 0845–27–1100
- ・料金: 入場料:無料
- ・公式サイトURL: http://www.onomichi-sunset-beach.jp/
5.千光寺道【東土堂町】
千光寺から尾道の市街地へと続く石段の続く坂道で、千光寺坂とも呼ばれています。
風情のある街並みや少々崩れかかった土壁の景色が温もりを感じますね。上の方へ上ると、豊かな自然と石段の融合が素晴らしく、心和らぐ癒しの坂道です。
尾道は坂が多いのですが、この千光寺坂はよく知られています。脚に自信のない方は、ロープウェイもあり、一気に千光寺公園まで行くことができますよ。千光寺公園は「恋人の聖地」に認定されていて、ここから見る夜景は絶景として知られています。
■ 基本情報
- ・名称: 千光寺坂
- ・住所: 広島県 尾道市 東土堂町 12–19
- ・アクセス: 「JR尾道駅」より約10分
- ・電話番号: 0848‐38‐9184(尾道市観光課)
6.千光寺山ロープウェイ山頂駅【東土堂町】
市街地より尾道を代表する観光スポット「千光寺公園」まで3分間で結ぶロープウェイの山頂側の駅。
車窓の風景は艮神社の大楠や天寧寺の三重塔、千光寺や瀬戸内の島々などと次々に移り変わっていきます。 尾道の空中散歩を楽しんでみませんか?
千光寺公園には「文学のこみち」があり、尾道にゆかりのある25の文学碑が並ぶ遊歩道です。千光寺まで約1kmの道となっています。千光寺公園は春は桜、秋は菊花展が開かれ、四季折々の美しさを見せてくれます。デートスポットとしても人気ですよ♪
■ 基本情報
- ・名称: 千光寺山ロープウェイ山頂駅
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町20–1
- ・アクセス: 「JR尾道駅」より徒歩で約15分
- ・営業時間: 月~木曜日9:00~18:00/金・日曜日9:00~19:00/土曜日 9:00~21:00
- ・定休日: 強風の場合臨時運休あり
- ・電話番号: 0848–22–4900
- ・料金: (片道)大人320円、小児160円(往復)大人500円、小児250円
- ・所要時間: 3分(15分間隔で運行)
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=410
7.津蟹大橋【御調町】
津蟹大橋は、御調(みつぎ)ダムにより水没する県道の付替道路の一部として建設された橋。
広島県の安芸大橋が発祥である「ニールセンローゼ橋」であり、架設方法や色に至るまで安芸大橋で培われた技術が存分に活かされた広島のお家芸とも言うべき橋です。 ダム湖の湖面に、赤いアーチが映える四季折々の風景は息を飲む美しさですよ。
ダムによってできた湖は青龍湖と呼ばれ、ここには観光用に赤い吊り橋がかかっています。この上を歩いて渡ることができるのですが、高さがあるのでスリルを味わうことができますよ。長さは200mくらい。駐車場からはやや歩くのですが、一見の価値があります。
■ 基本情報
- ・名称: 津蟹大橋
- ・住所: 広島県尾道市御調町津蟹
- ・アクセス: 山陽自動車道三原久井ICより,約5km,約10分
8.天寧寺三重塔【東土堂町】
海雲塔とも呼ばれる国重要文化財で1388年(嘉慶二年)創建当時は五重塔だったが上層部の劣化の為、後に三重に改められました。塔としては日本でも数少ない「禅様」という様式で建てられた塔です。
三重塔の裏手に回る塔越しに見る尾道の風景が素晴らしく、地元の人々に愛されています。
海雲塔は、1367年に足利義詮が建立した塔婆です。現在は三重塔ですが、建てられた当時は五重の塔だったそうです。天寧寺の見どころは五百羅漢で、525体の仏像は明治初期から60年かけて寄贈されたものです。この五百羅漢の下には座禅堂があり、座禅体験をすることができます。
■ 基本情報
- ・名称: 天寧寺三重塔
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町17–29
- ・アクセス: JR尾道駅より徒歩15分「ロープウェイ山ろく駅」より徒歩3分
- ・電話番号: 0848–22–2078
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/temple/detail.html?detail_id=8
9.しまなみ海道因島大橋【向島町】
尾道市に架かる道路橋で瀬戸内海に浮かぶ因島と向島を結ぶ、西瀬戸自動車道「しまなみ海道」を構成する橋梁です。中央支間長770mで完成時には日本一の長さだった為、この橋を作るために培われた技術は以降の長大橋建設に大きな影響を与えました。
隣接する大浜PAから歩いていくこともできるので、約1時間の海上散歩を楽しんでみてはいかがですか?
尾道側から2番目の橋。橋は2層になっていて、上の部分は自動車、下の部分は自転車や徒歩で渡ることができます。しまなみ海道は歩行者と自転車が分離されていて、サイクリングのメッカとしても知られています。全長1270m。夕暮れの風景も大変美しく、写真スポットとしても知られています。
■ 基本情報
- ・名称: しまなみ海道因島大橋
- ・住所: 起点側:向島町立花 — 終点側:因島大浜町布刈瀬戸
- ・アクセス: 大浜PA(下り)から徒歩5分
- ・営業時間: 0848–44–3700(本州四国連絡高速道路(株)しまなみ尾道管理センター)
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/shimanami/detail.html?detail_id=472
10.高見山の展望台【向島町】
瀬戸内海国立公園内の標高283mの山、高見山。山頂の展望台からは眼下に因島大橋や瀬戸内の島々を一望できます。
春は桜、秋は紅葉に美しく染まり、朝日や夕日、そして夜には尾道の夜景を楽しむこともできるビュースポットとして人気です。
昔、この辺りを支配していた村上水軍の見晴らし台があったことから「高見山」という名が付いたそうです。立花自然活用村から山頂までは「瀬戸のうたみち」が続いています。約1kmの登山道で、22の文学碑があります。北斜面には向島洋らんセンターへと続く遊歩道があります。
■ 基本情報
- ・名称: 高見山の展望台
- ・住所: 広島県尾道市向島町立花148
- ・電話番号: 0848‐38‐9184(尾道市観光課)
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=265
11. 岩屋山から【向東町】
尾道大橋のたもとにある標高102mの山。岩屋山山頂付近には巨岩があらわになっており、奇妙な凹みや謎の線刻、不動明王像があります。また、そこへ到る坂道には石の鳥居や石仏が配され、ミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
対岸に見える千光寺と尾道の街並みを一望できる景色は何とも言えず美しいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 岩屋山
- ・住所: 広島県尾道市向東町
- ・アクセス: 尾道市街地より尾道大橋経由で約20分 / しまなみ海道「向島IC」より約10分
- ・電話番号: 0848‐38‐9184(尾道市観光課)
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=729
12.土堂突堤【東土堂町】
NHKの朝ドラマ「てっぱん」のロケ地としても有名な突堤、土堂突堤。古き良き尾道の港の景色と、朝と夕で違った趣を醸し出す景観が素晴らしいです。
突堤で波の揺れや船の行き交う景色を眺めながら、のんびりとノスタルジックな時間を過ごしてみませんか?
■ 基本情報
- ・名称: 土堂突堤
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町1丁目付近
- ・アクセス: 尾道駅より徒歩10分
13. 尾道大橋【向東町】
広島県尾道市の国道317号にある海上道路橋で、本州本土と向島を結ぶ斜張橋で、1968年土木学会田中賞受賞しました。日本道路公団「尾道大橋有料道路」として開通しましたが、2013年4月に広島県に移管され現在も無料で開放されています。
桁部のノスタルジアブルーと周りの景色の色合いのバランスが素晴らしいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 尾道大橋
- ・住所: 起点 : 広島県尾道市向東町 — 終点 : 広島県尾道市尾崎本町
- ・アクセス: JR尾道駅より,おのみちバスにて,向島線,因島線,瀬戸田線の各方面行き「尾道大橋」バス停下車,すぐ
- ・公式サイトURL: http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/97/onomichi-bridge.html
14.浄土寺山【尾崎町】
尾道三山に数えられる標高178.8mの浄土寺山では、尾道市内や眼下を斜めに横切る尾道水道、向島にある造船所やしまなみ海道沿線の島々を眺めることができます。
頂上付近には展望台のほか、浄土寺奥の院や巨石群、抜群の展望を誇る不動岩などもあります。 夕日や夜景スポットとしても有名で、キラキラと金色に輝く尾道水道は絶景です。
■ 基本情報
- ・名称: 浄土寺山
- ・住所: 広島県尾道市尾崎町
- ・アクセス: 尾道市内より車で約15分
- ・電話番号: 0848‐38‐9184(尾道市観光課)
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=409
15. 中野ダム【瀬戸田町】
尾道市の生口島にある中野ダムは、天端から瀬戸内海が見える為、島の中のダムを実感できるスポットです。緑あふれる自然豊かな景観と静かな雰囲気が、どこか懐かしい気分へと誘ってくれます。自然と溶け込んだダムの姿と、水面に映る山々の姿が絶景です。
■ 基本情報
- ・名称: 中野ダム
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町中野
- ・アクセス: JR呉線須波駅より車で70分
16.しまなみ海道【高須町字~因島洲】
芸予諸島の島々を縫うように作られた46.6kmの有料道路が、しまなみ海道です。
国土交通省が整備した生口島道路(6.5km)、大島道路(6.3km)が直結した全長59.4kmの自動車専用道路。
新尾道大橋以外の各橋には尾道から今治に至る原動機付自転車、歩行者専用の道路も併設され、本州と四国を結ぶ連絡道路としての役割はもちろんのこと、島々に住む人々にとっての生活道路としても大きな役割を果たしています。
しまなみ海道のどの場所も絶景を楽しめることで、ドライブに訪れる人が多くいます。晴れた日にはキラキラ輝く海を堪能できますよ。
■ 基本情報
- ・名称: しまなみ海道
- ・住所: 広島県尾道市高須町字才ヶ久保1219番10(西瀬戸尾道IC)~
- 広島県尾道市因島洲江町字深久保580番2
- ・料金:尾道から今治まで、普通車で4,830
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.go-shimanami.jp/
17.千光寺公園展望台【東土堂町】
千光寺公園展望台は、恋人の聖地に認定され、頂上の展望台から見る夜景は夜景100選にも選ばれている場所です。
ここは地元の人でも夜景のメッカとして知られているので、デートで訪れる人が多くます。
この展望台からは、尾道水道に架かる新尾道大橋(しまなみ海道)のライトアップがとても印象的!
光り輝く町並みを見ていると、時間をついつい忘れてしまうほどです。
駐車場から展望台までは5分程の場所に展望台があるのですが、遊歩道も美しくライトアップされているので、雰囲気がとても良いですよ。
■ 基本情報
- ・名称: 千光寺公園展望台
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町20-2
- ・アクセス: 山陽自動車道 福山西ICから尾道バイパス経由で15分
- ・電話番号: 0848–25–7184
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=322
18.千光寺山ロープウェイ【東土堂町】
長江口から千光寺山山頂の間を運行しているのが、千光寺山ロープウェイです。
ロープウェイに乗って、美しい尾道の町をパノラマで見渡すことができます。
季節によって木々が色を変えるので、いつ行っても違う美しい表情を見せてくれます。春になるとサクラ、秋になると紅葉など、その景色は絶景!
尾道に行った際には、ぜひ訪れていただきたい場所です。
家族旅行を始め、カップル旅行にもおすすめです。
- ■ 基本情報
- ・名称: 千光寺山ロープウェイ
19.千光寺公園【東土堂町】
尾道のシンボルにもなっているのが、千光寺公園です。
春は桜の名所100選に選定された桜が公園を全体を彩り、秋には尾道菊花展が開催されるなど、四季折々の表情を楽しむことができる公園です。
また恋人の聖地に認定されている千光寺公園展望台からは、尾道の絶景を楽しむことが可能。この場所から見る夜景は夜景100選にも選定されているので、見ておく価値ありです!
デート利用もおすすめの場所でもありますよ。
また、公園内には文学のこみちがあり、山道にある自然石に尾道にゆかりのある作家の詩が刻まれています。なので、風情あるお散歩を楽しむことができますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 千光寺公園
20.文学のこみち【東土堂町】
文学のこみちは、尾道にゆかりのある作家の詩がつづられている自然石が、点々と続く道。
その数はなんと25の文学碑があるんです。
千光寺公園の山頂からつづくゆったりとした散歩道なので、詩を一つ一つ堪能しながら、歩くと風情を感じられます。そして、この道をまっすぐに進むと千光寺にたどり着きます。
何とも言えない自然石の風合いと、作家の詩のコラボが、尾道の美しさをより一層引き立てているように感じられます。
静かな時間を過ごしたいという時におすすめの場所です。
■ 基本情報
- ・名称: 文学のこみち
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町20-2
・アクセス: 山陽自動車道 福山西ICから尾道バイパス経由で15分 - ・電話番号: 0848–25–7184
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=322
21.耕三寺・耕三寺博物館【瀬戸田町】
もと実業家の耕三寺耕三氏が母の菩提寺として建立したお寺が、耕三寺・耕三寺博物館です。
堂塔はいろいろな国宝建造物を手本として建てられおり、内15棟は国登録有形文化財に登録されています。
そして、お寺の境内一帯を博物館として公開。境内の各展示館には仏教・茶道・近代美術の名品を展示されています。また現代美術の大理石庭園 未来心の丘は必見!
全てにおいて煌びやかさがある場所なので、気持ちもうっとりとしてきます。
モチーフ一つ一つの繊細さは目を見張る美しさです。
■ 基本情報
- ・名称: 耕三寺・耕三寺博物館
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553–2
- ・アクセス: 生口島北ICから車で13分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0845–27–0800
- ・料金: 一般1,200円
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.kousanji.or.jp/
22.平山郁夫美術館【瀬戸田町】
瀬戸内の青い海や緑の島々、そして豊かな自然の中で少年期を過ごした、画家・平山郁夫氏の作品が展示されているのが、平山郁夫美術館です。
この美術館では、平山郁夫の今日までの偉業を余すところなく紹介していることで、芸術好きな人たちが多く訪れます。
緑豊かな自然に囲まれた和をモチーフにした外観の建物や庭園にいると、とっても心が落ち着いていくの感じられます。
■ 基本情報
- ・名称: 平山郁夫美術館
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町沢200−2
- ・アクセス:生口島駅からバスで20分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0845–27–3800
- ・料金: 一般大学800円・高校生中学400円・小学生200円
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://hirayama-museum.or.jp/
23.生口島【瀬戸田町】
全国でも有数の柑橘類の生産地であり、国産レモンの発祥地として知られているのが、生口島です。
柑橘類のテーマパークであるシトラスパーク瀬戸田などもあるので、家族で訪れても素敵な時間を過ごすことができますよ。
また、平山郁夫美術館や耕三寺、野外彫刻作品が点在する島ごと美術館など、歴史と文化を感じられる場所でもあります。
この付近でとれるタコは絶品と評判で、てんぷらやタコの混ぜご飯などは、立ち寄った際にはぜひ食べたい絶品グルメです。
■ 基本情報
- ・名称: 生口島
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町
- ・アクセス: JR三原駅→下車後、三原港から高速船で25分、瀬戸田港で下船
- ・電話番号: 0845–27–2210 (尾道市瀬戸田支所 しまおこし課)
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
24.サンセットビーチ【瀬戸田町】
瀬戸田サンセットビーチは、瀬戸内しまなみ海道の中央に位置する生口島西岸の自然を生かした海浜公園です。ここはホントに本当に日本!?と思うほど、砂浜そして海が美しい場所です。
全長800mを誇る海浜は遠浅で波が穏やかなので、小さなお子様連れの海水浴にもおすすめです。
また、ここは日本の水浴場88選にも認定されいます。
夕方には美しい夕日が見えるスポットになります。
海水浴はもちろんのこと、キャンプやカヤック、サイクリングなど年間を通じて楽しむことができる場所ですよ。
■ 基本情報
- ・名称: サンセットビーチ
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町垂水1506番地15
- ・アクセス: しまなみ海道「生口島北IC」より車で15分
- ・営業時間: 9:30~16:00 ※監守が常駐している時間
- ・電話番号: 0845–27–1100
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 3時間
- ・オススメの時期: 春~秋
- ・公式サイトURL: http://onomichi-sunset-beach.jp
25.尾道市因島フラワーセンター【因島重井町】
山に囲まれた、自然豊かな場所で美しい植物や花を楽しめるのが、尾道市因島フラワーセンターです
白滝山のふもとにある植物公園として、地元の人に親しまれています。
因島フラワーセンターは花壇、芝生広場を交流の場として無料で開放しているので、気軽に立ち寄ることができますよ。
ピクニックがてらお弁当を持っていくのもおすすめ。また、広い芝生があるので、キャッチボールやバトミントンなども楽しむことができます。
澄んだ空気の中で、ゆったりくつろげる場所でもありますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 尾道市因島フラワーセンター
- ・住所: 広島県尾道市因島重井町伊浜1182-1
- ・アクセス: しまなみ海道「因島北IC」から車で5分
- ・営業時間: 9:00〜17:00
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0845–25–1187
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/garden/detail.html?detail_id=253
26.千光寺【東土堂町】
弘法大師の開基とされる真言宗のお寺が千光寺です。
千光寺山の丁度真ん中くらいの場所にあり、尾道を代表する観光地である千光寺公園は、このお寺を中心に整備されているんですよ。
朱塗りの本堂や、残したい日本の音風景100選に選定された鐘楼はこのお寺のシンボルとなっていて、何時間見ていても飽きない美しさと品があります。
地元では初詣のスポットとしても知られています。境内には色んな形の巨石群があり、中でも玉の岩は、その昔、岩の頂に光る玉があり、このあたり一帯を照らしていたとの言い伝えがあります。
■ 基本情報
- ・名称: 千光寺
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町15−1
- ・アクセス: 尾道駅から徒歩10分
- ・電話番号: 0848–23–2310
- ・料金: 無 料
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期:年中
- ・公式サイトURL: http://www.senkouji.jp/
27.招き猫美術館in尾道【東土堂町】
招き猫美術館は、大正時代の古民家を利用して1997年に絵師園山春二氏がオープンした美術館です。
1階には招き猫神社があって、お札で健康や開運、結婚、合格などを祈願することができます。
また、園山春二氏の手描き商品の福石猫や神木猫、色紙、カレンダー、ハガキなども販売しているので、幸せになってほしいと願い友人や家族へのお土産におすすめです。
もちろん、自分へのプレゼントにして幸運を招いてもOK!
中には風水猫(赤猫・黄猫・金猫・銀猫・緑猫)の置物やストラップ、はしおき、耳掻きやのれん、てぬぐいの布製品や木製品の猫グッズも揃っているので、猫好きにはぜひ立ち寄っていただきたい場所です。
- ■ 基本情報
- ・名称: 招き猫美術館in尾道
- ・住所: 広島県尾道市東土堂町19−36
- ・アクセス: 尾道駅より徒歩20分
- ・営業時間: 11:00〜17:00
- ・定休日: 木曜日
- ・電話番号: 0848–25–2201
- ・料金: 中学生以上200円 小学生100円
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL: http://ihatov.in/
28.海龍寺【東久保町】
海龍寺は、鎌倉時代には浄土寺の曼荼羅堂と呼ばれていたそうです。
山門を入った右側には江戸時代の人形浄瑠璃家の文楽、竹本弥太夫のお墓があり、お経の塚に触れることで技芸が上達すると言われているので、芸能運をアップさせていたいという人が多く訪れる場所です。
また海龍寺は、持光寺、天寧寺、千光寺、大山寺、西国寺、浄土寺を併せて「尾道七佛めぐり」と呼ばれています。
ご本尊様の手につながっている五色の紐を持って祈ることで、願いが叶うと言われているので、ぜひ訪れた際には願い事をしてみてください。
■ 基本情報
- ・名称: 海龍寺
- ・住所: 広島県尾道市東久保町22–8
- ・アクセス: 尾道駅から車で10分
- ・電話番号: 0848–37–6251
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
29.持光寺【西土堂町】
石のまちの尾道にふさわしい堂々たる構えの石の門が特徴的なのが、持光寺です。
このお寺には国宝になっている絹本著色普賢延命像があります。
梅雨の時期になるとお寺全体がを囲むように、きれいなあじさいが咲き誇るので、別名「あじさい寺」と呼ばれています。
また、ここでは粘土で仏を作る「にぎり仏」が体験できます(1500円)。
このお寺は、一度拝むと寿命が延びるといわれているので、健康的に長生きしたい!という人はぜひ立ち寄ってみてください。
■ 基本情報
- ・名称: 持光寺
- ・住所: 広島県尾道市西土堂町9−2
- ・アクセス: JR尾道駅から徒歩5分
- ・電話番号: 0848–23–2411
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://jikouji1.blog.fc2.com/
30.因島大橋【向島〜因島】
しまなみ海道で尾道側から2番目の橋が、因島大橋です。
全長770mとなっていおり、完成時には日本一の長さとして注目されました。
また、この橋を作るために培われた技術は以降の長大橋建設に大きな影響を与えたと言われています。
橋は2層構造になっており、下の部分は徒歩や自転車などでも通行することができるので、海を真上から眺めることができます。また、隣接する大浜PAから歩いていくこともできますよ。
徒歩だと1時間程度の海上散歩を楽しむことができますよ。またサイクリング好きの人は、今までにない開放感を感じることができます。
■ 基本情報
- ・名称: 因島大橋
- ・アクセス: 向島〜因島
- ・電話番号: 0848–44–3700(本州四国連絡高速道路(株)しまなみ尾道管理センター)
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 30分
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.jb-honshi.co.jp/
31.因島【因島】
水軍と花とフルーツの島のキャッチフレーズで知られているのが、因島です 。
因島は、中世に瀬戸内で活躍した因島村上水軍の本拠地があったところ。
なので、全国でも珍しい水軍城を復元しています。
瀬戸内海の絶景ポイントである、白滝山や因島公園、因島フラワーセンター、大浜崎灯台や灯台記念館、キャンプ場などがあるので、色んな楽しみが待っている場所です。
また、ハッサクや安政柑の発祥の地と知られているので、柑橘系フルーツの味はどれも抜群に美味しんですよ。
- ■ 基本情報
- ・名称: 因島
- ・住所: 広島県尾道市因島
- ・アクセス: 因島北インター下車すぐ
- ・電話番号: 0845–26–6212(尾道市因島総合支所 しまおこし課)
- ・所要時間: 1日
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.innoshimakanko.jp/
32.因島公園【因島土生町】
因島の南に位置する天狗山一帯が因島公園になっています。
春にはなんと、1000本もの桜が咲き乱れ、秋は美しい紅葉を楽しめる場所として、観光客をはじめ地元の人からも愛されている場所です。
この公園から見る夕日は因島八景に選定されるほどの美しさ!なので、デートスポットとしても人気があるんですよ。
公園内には因島にゆかりのある作家の句碑があります。つれしおの石ぶみや林芙美子の放浪記の石碑など文学も同時に楽しむことができる場所でもあります。
■ 基本情報
- ・名称: 因島公園
- ・住所: 広島県尾道市因島土生町7−4
- ・アクセス: しまなみ海道「因島北IC」から車で約15分
- ・電話番号: 0845–26–6212
- ・料金: 無休
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.innoshimakanko.jp/
33.しまなみ街道のレンタサイクル【因島】
しまなみ街道にはたくさんのレンタサイクル屋さんがあるので、晴れている日には、自然と海をたっぷりと感じられるサイクリングに出かけてみてはいかがでしょうか?
歩道もしっかりと整備されているので、ゆったりと走ることができますよ。
半日かけて自転車を使って色んな名所をめぐるのも、また違った楽しさがあります。
大人用だけでなく、子供用自転車もあるので、家族揃ってのサイクリングを楽しむことも可能。
また、体力に自信がない人でも安心な電動アシスト自転車もあるので、疲れを感じることなく清々しいサイクリングを楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称: しまなみ街道のレンタサイクル
- ・営業時間: 7:00~18:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 施設によって異なる
- ・料金: 施設によって異なる
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.go-shimanami.jp/cycling/rental.html
34.本因坊秀策の碑【因島外浦町】
石切風切神社内の碁盤型の台座の上に建立しているのが、本因坊秀策碑です。
碑文は、三原市出身の貴族院議員法学博士花井卓蔵に依頼して、碑の裏面に刻まれています。
また、本因坊秀策碑の文字は、本因坊家最後の家元第二十一代本因坊秀哉によるものだそうです。
碑は思った以上に大きくて、少し圧倒されるような雰囲気があります。
とっても厳かな雰囲気があるので、心がすっと落ち着いていくのを感じることができる場所です。
碑に隣接された記念館にぜひ同時に立ち寄ってください。
■ 基本情報
- ・名称: 本因坊秀策の碑
- ・住所: 広島県尾道市因島外浦町69
- ・アクセス: 入川橋下車して徒歩10分
- ・電話番号: 0845–24–3715
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 15分
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://honinbo.shusaku.in/jizouin.html
35.尾道市立美術館【西土堂町】
尾道市立美術館は千光寺公園の中にあります。
この美術館は、世界的な建築家である安藤忠雄氏の設計により2003年1月11日にリニューアルオープンしました。
随時特別展企画展を展開しているので、いつ訪れても様々な芸術作品に触れることができます。
館内には、ミュージアムショップもありますよ。
また喫茶―コーナーからは自然たっぷりの景色を眺めることができるので、ゆったりとしたティータイムを過ごすことができると評判!
千光寺公園に行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。
■ 基本情報
- ・名称: 尾道市立美術館
- ・住所: 広島県尾道市西土堂町17−19
- ・アクセス: 山陽自動車道福山西ICから15分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 月曜日
- ・電話番号:0848–23–2281
- ・料金: 展覧会に異なる
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www7.city.onomichi.hiroshima.jp/
36.天寧寺【東土堂町】
開山は普明国師と言われているのが、天寧寺です。
貞治6年(1367)に足利義詮が建立した国重文の塔婆(海雲塔)があり、これが有名な観光スポットになっています。
また、本堂左手の羅漢堂には五百羅漢の群像がズラリと並んでいて、圧倒されるような雰囲気を感じられます。
五百羅漢堂は座禅堂にもなっているので無料で体験することもできますよ。
ボタンやしだれ桜などが咲き乱れる時期は絶景だと評判!
春になると多くの花見客でにぎわう場所でもあります。
■ 基本情報
37.向上寺【瀬戸田町】
永享4年(1432年)当時の生口島の領主である、小早川信元・信昌によって建立された三重塔が国宝になっているのが、向上寺です。
和様・唐様の折衷で朱色がとっても鮮やか!
見ているとうっとりとしてしまうほどの美しさがあります。
これは、室町時代初期に建てられたものの中では最も美しいものの一つに数えられているので、一度は見ておくと良いですよ。
ゆったりとした時間が流れているお寺なので、お散歩がてら立ち寄るのもおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称: 向上寺
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田57
- ・アクセス: 瀬戸田港から徒歩10分
- ・電話番号: 0845–27–3377
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.genets.co.jp/u1/KOJOJI/
38.向島町マリンユースセンター【向島町】
向島町マリンユースセンターは、家族連れや友人連れにとって遊びの宝庫ともいえるレジャー施設です。
ここでは、キャンプやマリンスポーツ、ローラースライダーにロープウェイなどなど、色んな遊びを堪能することができるんですよ。
自然に囲まれた施設になっているので、開放感は抜群!
新鮮な空気を吸いながら、体を動かすと気分が驚くほどリフレッシュできます。
アリーナという体育館があるので、雨の日や冬でもスポーツを思う存分楽しむことができるスポットです。体を動かすのが大好きという人には特におすすめです。
■ 基本情報
- ・名称: 向島町マリンユースセンター
- ・住所: 広島県尾道市向島町立花3035-3
- ・アクセス: しまなみ海道「向島IC」から車で10分
- ・営業時間: 施設によって異なる
- ・定休日: 12月29日〜1月3日
- ・電話番号: 0848–44–6707
- ・料金: 施設によって異なる
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.fujibiru.co.jp/onomichi/
39.島ごと美術館【瀬戸田町】
生口島の島内の至るところで見れる不思議なオブジェがあります。
実はこれらが、島ごと美術館の作品なんです!
瀬戸田町一帯に、全部で17作品が屋外に展示されています。
実はこれらの作品は作家が自ら、設置場所を選んで、その場所に合った現代アートを作り出しているそうです。
とっても不思議な形のオブジェばかりなので、見つけるととっても嬉しくなってくるのと同時、不思議と心が癒されます。
■ 基本情報
- ・名称: 島ごと美術館
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町 一帯
- ・電話番号:0845–27–0051(瀬戸田町観光案内所)
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/info/detail.jsp?id=993
40.干汐海水浴場【向島町】
向島にあるとってもキレイだと評判の海水浴場が、干汐海水浴場です。
ここは海水の透明度もとても高く、砂浜もキレイなので、小さなお子さんを連れて行っても、安心して遊ばせることができます。
また、遠浅のビーチになっているので小さなカニや魚などに触れる磯遊びもできるので、1日かけて楽しめる場所でもあります。
場内にはすべり台つきの子供用のプールがあったりするので、家族もみんなで安全な水遊びをエンジョイすることができますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 干汐海水浴場
- ・住所: 広島県尾道市向島町74−4
- ・アクセス: しまなみ海道「向島IC」下車、車で約10分
- ・電話番号: 0848–44–2408
- ・所要時間: 半日
- ・オススメの時期: 春~秋
41.因島水軍城【因島中庄町】
昭和58年、水軍のふるさと因島に築城された、全国でもめずらしい城型資料館が因島水軍城です。
村上水軍は南北朝から室町戦国時代にかけて、この辺りの海路を制覇し水軍王国として活躍されたと記されています。
また、八幡大菩薩の旗を掲げ、朝鮮半島から中国、東南アジアまでその名をとどろかせました。
本丸には武具、遺品、古文書などの歴史資料が展示され、展望台を兼ねる隅やぐらは船の資料館になっています。
色んな歴史を知れるだけでなく、自然に囲まれた場所に立っているので、清々し気持ちになれる場所でもあります。
■ 基本情報
- ・名称: 因島水軍城
- ・住所: 広島県尾道市因島中庄町3228−2
- ・アクセス: 因島南ICから車で10分
- ・営業時間: 9:30~17:00
- ・定休日: 木曜日
- ・電話番号: 0845–24–0936
- ・料金: 大人 310円、小人(小学生から中学生) 150円
- ・所要時間: 1時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/sys/data?page-id=5358
42.向島洋らんセンター【向島町】
国立公園高見山の麓にあるのが、向島洋らんセンターです。
センター内では、洋らんの販売や洋らんの育て方なども教えてもらえるので、お花好きの人にとっても、とても楽しい場所ですよ。
また、スポーツの場として2000平方メートル芝生広場があるので、子供たちが走り回ったり、大人はピクニックを楽しむことができたりもします。
年間を通して、洋らんの鉢や切花の販売をしていて、宅配で全国発送も可能。
自分へのご褒美やお花好きのお友達のプレゼントとして購入するのもおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称: 向島洋らんセンター
- ・住所: 広島県尾道市向島町3090−1
- ・アクセス: しまなみ海道 向島ICから車で5分
- ・営業時間: 9:00〜17:00
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0848–44–8783
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
- ・公式サイトURL: http://www.urban.ne.jp/home/orchids/
43.鳴滝山自然公園【吉和町】
尾道と三原の境に位置している、標高は402mの鳴滝山を中心とした一帯に散策道や展望台がある場所が、鳴滝山自然公園です。
園内にある展望台からは尾道市内や向島、因島、生口島(瀬戸田)などの島々を一望できるのですが、その景色は絶景!
また展望台脇にパラグライダーのフライト広場もあり、パラグライダーを楽しんでいる人たちの姿を見ることもできます。鳴滝山から三原市までの縦走ルートも整備されているので、のんびり山歩きを楽しむことも可能です。
■ 基本情報
- ・名称: 鳴滝山自然公園
- ・住所: 広島県尾道市吉和町
- ・アクセス: 尾道市内から車で約20分
- ・電話番号: 0848‐38‐9184
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
44.シトラスパーク瀬戸田【瀬戸田町】
島の山の中腹に位置し、園内のいたるところで、世界のかんきつ類を観賞できる場所が、シトラスパーク瀬戸田です。
この場所からは、穏やかな瀬戸内の美しい海と島々を見ることもできます。
また、ここはかおり風景100選にも認定されている場所。
12種類 約800本の桜の樹が植えられているので、春になると順番に色んな種類の桜の美しさを見ることができます。
園内では、世界のめずらしいかんきつ類の花や実など見学することができたり、柑橘を中心とする香りをテーマにした展示施設で、植物の香りに触れ合うことができる体験メニューもあります。
■ 基本情報
- ・名称: シトラスパーク瀬戸田
- ・住所: 広島県尾道市瀬戸田町荻4985
- ・アクセス: しまなみ海道・生口島北ICから車で10分
- ・営業時間: 9:30~16:00
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0845–26–3030
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 2時間
- ・オススメの時期: 年中
45.国立公園高見山【向島町】
標高283mの場所に位置しているのが、国立公園に指定されている国立公園高見山です。
名前の由来は、昔このあたりを支配していた村上水軍の見張り台があったことに由来しているそうです。
頂上にある展望台からは因島大橋や瀬戸の島々を一望でき、とっても美しい景色だと評判。
また、天気の良い日は四国連山まで望むことができるんですよ。
春は桜、秋は紅葉に美しく染まるので、季節ごとにまた違った美しさを堪能できる場所でもあります。
もちろん、朝日や夕日が美しく、さら夜になると、尾道の夜景を楽しむこともできる絶景スポットとして、地元に人からも有名です。
- ■ 基本情報
- ・名称: 国立公園高見山
- ・住所: 広島県尾道市向島町立花148
- ・アクセス: しまなみ海道 向島ICから車で15分
- ・電話番号: 0848–25–7184
- ・料金: 無料
- ・所要時間:1時間
- ・オススメの時期: 年中
46.みつぎグリーンランド
「みつぎグリーンランド」は、尾道の大自然が満喫できる、充実した設備が完備のキャンプ場です。テントサイト以外にも、冷暖房やシャワー、キッチン、トイレなどが完備したバンガローや、キノコ型のユニークなケビンなど、宿泊施設が充実。
川遊びが楽しめる「水辺の広場」や、遊具が設置された子供広場もあり、子ども達の楽しそうな姿が見られます。夏休みの思い出づくりに、いかがですか?
■ 基本情報
- ・名称: みつぎグリーンランド
- ・住所: 〒722–1562 広島県尾道市御調町津蟹163−5
- ・アクセス: 尾道駅より所要時間:35分 距離:約25キロ
- ・電話番号: 848–78–0153
- ・料金: 入園料 高校生以上320円
- ・公式サイトURL: https://www.mitsugi-greenland.com/
47.おのみち住吉花火まつり
住吉神社地先尾道水道海上で開催される、西日本有数の花火大会「おのみち住吉花火まつり」では、スターマインや、音楽花火、華麗な水中花火など、嗜好を凝らした約13000発の花火が打ち上げられます。
また、当日は、花火大会以外にも神輿や海上提灯なども披露され、30万人以上の人で賑わいます。数多の花火が夜空をノスタルジックに彩り、活気あふれる1日をお楽しみください。開催日は、毎年7月の最終土曜日です。
■ 基本情報
- ・名称: おのみち住吉花火まつり
- ・開催場所: 住吉神社地先尾道水道海上
- ・開催日:7月の最終土曜日
- ・公式サイトURL: http://onomichi-cci.or.jp/hanabi/%E3%81%8A%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%A1%E4%BD%8F%E…
48.養老温泉本館
昭和35年に開湯し、長く愛されてきた養老温泉が楽しめる、山間の温泉施設「養老温泉本館」。館内は初めて来た人でも、懐かしさを感じてしまう趣のある素朴な昭和の造りです。
泉質は単純弱放射能冷鉱泉のラドン温泉で、冷水を沸かしなおしたお湯は、新陳代謝を促進させ、よく温まると評判です。日帰り入浴以外にも、瀬戸内海の幸や山の幸が堪能できる、食事つきプラン、宿泊プランもあります。
■ 基本情報
- ・名称: 養老温泉本館
- ・住所: 〒722–0215 広島県尾道市美ノ郷町三成2502−1
- ・アクセス: JR尾道駅より車で15分
- ・電話番号: 0848–48–1411
- ・料金: 日帰り入浴500円
- ・公式サイトURL: http://yourou-onsen.jp/
49.爽籟軒庭園
「爽籟軒庭園」(そうらいけん)は、江戸時代の豪商で、名士を多く輩出している橋本家の別荘として建築された爽籟軒にある純和風の庭園です。
四季折々の自然の姿を見ることが出来る、素晴らしい庭園で、尾道市の名勝にも指定されています。庭園にある茶室は、京都山崎にある国宝の「妙喜庵待庵」の写しとして現存する、大変貴重なもので、事前申し込みをすれば、茶会に利用することもできます。
■ 基本情報
- ・名称: 爽籟軒庭園
- ・住所: 722–0045 広島県尾道市久保2–6–6
- ・アクセス:尾道駅より徒歩20分
- ・営業時間: 10:00〜16:00
- ・営業日: 【営業日】毎週土曜日・日曜日、祝日、1月2日、3日(4月1日〜10月31日)10:00〜17:00(11月1日〜3月31日)
- ・電話番号: 0848–20–7492
- ・料金: 入園料:大人100円(20名以上の団体は80円)【茶室「明喜庵」】使用料:3,000円
- ・公式サイトURL: http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/normal_top.html
50.なかた美術館
ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵し、展覧会やコンサートなどを開催している「なかた美術館」。
小高い丘の緑あふれる場所にあり、敷地内には遊歩道も完備されているので、芸術鑑賞だけでなく散策も楽しめます。併設されているレストランから見える日本庭園は、昭和57年に京都・小林造園により作庭されたもの。喧騒を離れ、心安らぐ時間が過ごせる美術館です。
■ 基本情報
- ・名称: なかた美術館
- ・住所: 〒722–0012 広島県尾道市潮見町6番11号
- ・アクセス: 山陽自動車道「尾道I.C」から、国道184号線経由で15分
- ・営業時間: 9:00~17:30 (入館は17:00まで)
- ・定休日: 月曜日
- ・電話番号: 0848–20–1218
- ・料金: 一般800円
- ・公式サイトURL: http://www.nakata-museum.jp/
51.港まつり
尾道で開催される春の大祭「尾道みなと祭」。2日間にわたり開催される祭りでは、交通規制が実施され、パレードや「ええじゃんSANSA・がり」のコンテスト、スタンプラリーなど、楽しい催しが沢山開催されます。
祭りの楽しみの一つの食べあるきは、屋台村でどうぞ。尾道ラーメンやお好み焼きなど、尾道のグルメが堪能できますよ!
■ 基本情報
- ・名称: 港まつり
- ・開催場所: コチラを参照ください
- ・電話番号: 0848–38–9184
- ・公式サイトURL: http://www.onomichi-matsuri.jp/port_festival/
52.尊光寺
明暦3年に浄泉寺祐綽の弟子である「慶順」によって開基されたと伝えられている「尊光寺」。JR山陽本線、国道2号線以南に残る唯一の寺院で、昭和48年に鉄筋コンクリート建築として建て替えが行われました。
尾道市内に現存する寺院では珍しい現代建築のモダンな寺院で、山門のデザインは目をひく、鐘楼門形式です。
■ 基本情報
- ・名称: 尊光寺
- ・住所: 〒722–0045 広島県尾道市久保2丁目5−3
- ・アクセス:「ロープウェイ山ろく駅」より徒歩約10分。
- ・電話番号: 0848–37–4342
- ・公式サイトURL: http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/sys/data?page-id=5263
53.尾道商業会議所記念館
尾道は古くから港町として栄えた歴史があり、全国では30番目に商工会議所を設立しました。尾道商業会議所記念館は、2004年に尾道市の重要文化財に指定されている、1923年に建築された建物を改修・復元した建物です。
尾道市の商業に関する資料の展示を行っている他、休憩や談笑など、市民や観光客の憩いの場として利用されています。
■ 基本情報
- ・名称: 尾道商業会議所記念館
- ・住所: 〒722–0035 広島県尾道市土堂1丁目8−8
- ・アクセス: JR山陽本線 尾道駅より東に徒歩5分(商店街の中にあります。)
- ・営業時間: 10時から18時
- ・定休日: 木曜
- ・電話番号: 0848–20–0400
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=272
54.林芙美子像
幼少期を尾道で過ごし、生涯にわたってこの地を愛していた、放浪記をはじめ、数々の文芸作品を世に出した、日本を代表する小説家、林芙美子の像は、尾道駅徒歩2分の場所に設置されています。
銅像の前には、お馴染みの「海が見える 海が見えた 五年振りに見る尾道の海は懐かしい」の一節が書かれた碑が立ち、命日には今でも献花が手向けられ、朗読会が開催されます。待ち合わせのスポットとして利用されることも多いそうですよ!
■ 基本情報
- ・名称: 林芙美子像
- ・住所: 広島県尾道市東御所町
- ・アクセス: 「JR尾道駅」より徒歩2分 本通り商店街入口
55.おのみち海辺の美術館
おのみち海辺の美術館は、尾道市主催の絵画コンクール「絵の街尾道四季展」でグランプリを受賞した作品が展示されている、防波堤のことです。
整備された遊歩道からは、受賞作品とのどかな海の景色が望め、晴れた日に散策するのにぴったりです。大きな声を出しても、歌を歌ってもOKで、赤ちゃんが泣いても周りに気を使う必要が無い、青空美術館です。
■ 基本情報
- ・名称: おのみち海辺の美術館
- ・住所: 広島県尾道市土堂の海岸一帯
- ・アクセス: JR尾道駅より海岸通りを東へ徒歩5分
- ・電話番号: 0848‐38‐9184
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.ononavi.jp/sightseeing/museum/detail.html?detail_id=571
尾道の観光スポットについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?名所がとてもたくさんあるので驚かれたのではないでしょうか。この坂の多い土地には、ノラ猫を大事にする風土があり、気ままに過す彼らを眺めたり、写真を撮ったりする愛好家も多く訪れるんですよ。いろんな角度から楽しめるから狭いようでいて、実は広い港町なんですね。とても一日では廻りきれないし、もったいないので、ぜひゆっくり休みを取って出かけてみてくださいね。
写真提供:尾道観光協会