長野県の地獄谷野猿公苑と言うところについてご紹介させて頂きたいと思います!今回ご紹介するコチラはニホンザルが温泉に入っている姿を見ることができるんです。ニホンザルって冬は温泉に入るイメージがありますよね。でも実はとっても珍しい光景だったんですよ!テレビなんかでもよく取り上げられていますが皆さんはご存知でしたか?コチラではその珍しい光景が見られる数少ない場所のひとつなんです。外国人観光客からはスノーモンキーとして親しまれているそうですよ。
温泉を楽しむニホンザルが住む「地獄谷野猿公苑」
Wajimacalli
http://www.hoppo-spa.com/snowmonkey/
地獄谷ってどんなところ?
場所は長野県の北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷にあります。その環境は周囲を険しく、切り立った崖に囲まれている上、噴泉が絶えず噴煙を上げています。まるで自然が猛っているかのような光景に人々はこの地を地獄谷、と呼びました。
冬は冬で標高850mもの地獄谷は厳しく、1mを越える雪に覆われ、最低気温が-10℃を下回ります。霊長類(人間以外)の生息北限とされる下北半島と並ぶほど厳しい環境と言われています。
地獄谷野猿公苑の歴史
地獄谷野猿公苑は1964年に開苑しました。それ以来ニホンザルの生態を間近で観察出来る世界でも貴重な場所として親しまれて来ました。英語圏では“Snow Monkey Mountain”とも呼ばれるほど国際的な観光地として有名です。
地獄谷温泉の写真はタイム誌など、日本国内外のメディアの紹介でもよく使用されるほど。日本で特に知られるようになったのは長野オリンピック以降。スノーボードのハーフパイプ会場が近くにあったことがきっかけでした。
世界のサル博士達がおどろく、温泉を楽しむニホンザルが住む地獄谷野猿公苑。 チンパンジーやオランウータンにゴリラ。サルの仲間はみんな熱帯に住んでいます。ニホンザルのように、冬には雪が降る温帯・亜寒帯に住むサルの仲間は他にはいないのです。
http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2015-02-27
車は通れないため、駐車場からの徒歩になります。猿に会うのもなかなか厳しい!たまに下のほうまで猿が来ていますが、近寄ったり触ったりせず、あまり興味がないふりをしましょう。カモシカやムササビと遭遇することもしばしば。観光地ですが、なかなかの秘境っぷりです。 http://skydrop705.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html
入り口にはこんな注意も。猿には猿の生活があるので、マナーを守って観察しましょうね。多少の人馴れはしていますが、あくまで本来の生態を見るための場所なのです。 http://www.hoppo-spa.com/snowmonkey/
温泉に浸かるサルなんてめずらしい、と喜んで見ているつもりで、湯煙の中から、実は彼らの方こそ人間を観察している…なんて考えすぎでしょうか? ちなみにこの地獄谷野猿公苑、一応開苑時間は設定されていますが、おサルさん達はあくまで野生のニホンザル。動物園のおサルたちの様に時間になれば見える所に出てくる、というわけではありませんのでご注意を。冬の間は積雪量も多く、吹雪になることもあるそうです。寒さ対策はしっかりして、足元も雪の上を歩くのに適した靴を履いていきましょう。そんな厳しい寒さにも見舞われる地域だからこそ見られる、おサルさんたちの愛らしいのほっこり温泉シーン。安心して楽しむためにも、人間側も各種対策をしっかりしてから行きましょうね。
■ 基本情報
- ・名称: 地獄谷野猿公苑
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
- ・アクセス:湯田中駅から『スノーモンキーホリデー観にバス』が便利(冬期)
- ・電話番号:0269-33-4379
- ・入苑料:中学生以上500円 5歳以上250円
- ・公式サイトURL: http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/
人間も温泉につかろっ♪おサルの温泉の前に!おすすめ温泉旅館★
ニホンザルが気持ちよさそうに温泉に浸かっている姿を見ていたら、どんどん温泉に入りたくなってきちゃいます!地獄谷野猿公苑に近くには人間が利用できる温泉旅館「後楽園」を始め、車で10~15分ほどのところに、「渋温泉」と「上林温泉」が点在しています! http://blogs.yahoo.co.jp/ban_ban/42495828.html
後楽館
サル達の入浴姿を見たあとは、自分達もと思っちゃいますよね!そんな時は野猿公園の対岸・後楽館へどうぞ。宿泊だけでなく、日帰り入湯もできちゃいますよ♪
http://arabesque99.blog114.fc2.com/blog-entry-599.html
運が良ければお猿と混浴になることも!彼らはあくまでフリーダムに生きているので、おびき寄せたり追い払ったりなんてことはありません。 http://www.mountaintrad.co.jp/~korakukan/
温泉に浸かったあとは、名物のチマキ。旅館地下にある大釜に温泉を汲み入れて、茹で上げます。 特製のきなこにまぶせばご馳走に! 温泉を堪能する世にも稀なサル達と出会ったあとは、自分も温泉へ。野天風呂につかって、川の流れの音を聞いていると、さっきまで温泉につかる姿をみせていたサル達が仲間を呼ぶこえがこだまします。 サル達と楽しむひと味違った温泉の旅です。
もしかしたらおサルさんと一緒に入れるかもしれない野天風呂は、冬場の寒い日が狙い目の様です。ただでさえ体が冷え切っているところにきて、お風呂のお湯は中々に熱いので、注意しながら入って下さいね。野天風呂には、男女別のものと、混浴のものがあって、どのお風呂でもおサルさんは気軽にやってくるようです。お風呂を覗き込んで湯加減を見ていたり、首までつかってほっこりしていたり、かわいらしい姿に出会えるかも知れませんよ♪
■ 基本情報
- ・名称: 後楽館
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町地獄谷温泉
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:0269-33-4376
- ・公式サイトURL:http://www.mountaintrad.co.jp/~korakukan/
渋温泉
「渋温泉」では温泉天国と言われるほど、地面を掘ればすぐお湯が出てしまうというくらい、源泉が数多く存在場所となっています。豊富な湯量と泉質が魅力で「渋温泉」の外湯は全て源泉かけ流し!どこで温泉を利用してもはずれなしです!
また、源泉によって、さまざまな泉質の違いが楽しめる点のうれしいですね!鉄分が多く褐色を帯びたものから白濁するもの、緑がかったもの、無色透明なものまで、特定の場所でいろいろな温泉が楽しめる名所の珍しいです!
温泉巡りをしてもいいですし、神経痛や美肌などお湯によって効能も違ってくるので、目的に合わせて選んでもいいですね!
石の湯
こちらはお手頃価格で共同浴場を利用出来ることで人気の「石の湯」あつめのお湯とぬるめのお湯が2種類の浴槽で仕切られており、好きな方を楽しめます。上手く交互に入るとのぼせることもなさそうですね^^
入浴料はたった500円。館内ではカレーライスなどの軽食をいただくことも出来ます。ゆったり過ごしたい時におすすめの穴場スポットです。天然温泉の石風呂は神経痛・胃腸病などに効能有ると言われています。
■ 基本情報
- ・名称: 石の湯
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
- ・アクセス: 長野電鉄長野線湯田中駅から長電バス上林温泉・奥志賀高原・白根火山行きなどで8分、渋和合橋下車すぐ
- ・営業時間: 10:00~19:00
- ・定休日: 火曜日
- ・電話番号: 0269-33-3171
- ・料金: 大人500円、小人300円
- ・公式サイトURL: http://search.shibuonsen.net/facilities/detail/ishinoyu/
のふとまる
こちらは休憩場所としておすすめな足湯スポット「のふとまる」散策や観光で歩き疲れた足を癒してくれます。大湯の屋上に設けられた足湯で屋根付きなので雨のひでも大丈夫。シンプルな木造作りの建物がまた和みます。
しかも無料で利用することが出来ます。もちろん、渋温泉の茶褐色のお湯が楽しめますよ!春夏秋冬、一年中、外湯巡りに訪れた観光客の休憩場所として親しまれています。
■ 基本情報
- ・名称: のふとまる
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
- ・アクセス:長野電鉄長野線湯田中駅から長電バス志賀高原方面行きで10分
- 渋和合橋下車、徒歩5分
- ・営業時間: 8:00~22:00
- ・定休日: 通年不定休(点検期間休)
- ・電話番号: 0269-33-2921(渋温泉旅館組合)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL:http://www.shibuonsen.net/
よろずや
登録有形文化財に登録されている見事な純木造伽藍建築の桃山風呂が名物の「よろずや」日本の大浴場ベスト10にも選ばれているほど有名な温泉です。200年の歴史がある「よろずや」伝統の重厚感を感じます。
日帰りで気軽に利用可能で、宿泊者には貸切温泉もあるほか、5つの異なる風呂を楽しむことが出来ます。その中でも人気なのが、情緒あふれる庭園を眺めながら入浴出来る庭園露天風呂。温泉だけでなく
、建物や庭園まで、五感で楽しめる温泉旅館です。
■ 基本情報
- ・名称: よろずや
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町平穏3137
- ・アクセス: 長野電鉄長野線湯田中駅から徒歩7分(湯田中駅から送迎あり、予約制)
- ・営業時間: 15:00~18:00
- ・定休日: 8月12~16日、12月30日~翌1月3日
- ・電話番号: 0269-33-2111
- ・料金: 大人1100円、小学生550円
- ・公式サイトURL: http://yudanaka-yoroduya.com/
湯田中駅前温泉 楓の湯
長野電鉄長野線湯田中駅の駅前にあるアクセスしやすい温泉施設「湯田中駅前温泉 楓の湯」駅前広場には無料で利用できる足湯もあるので、そちらもおすすめです。日帰りで気軽に訪れるにはぴったりの施設です。
足湯も露天風呂ももちろん源泉かけ流し!6月下旬ごろからは毎年好評の旬グルメ「根曲がり竹のおこわ」を購入することも出来ます!施設内には内湯に露天風呂、休憩場所っもあり。ゆったりと芯まで温まって、日ごろの疲れを癒してください★
■ 基本情報
- ・名称: 湯田中駅前温泉 楓の湯
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町平穏3227-1
- ・アクセス: 長野電鉄長野線湯田中駅からすぐ
- ・営業時間: 10:00~20:30(閉館21:00)
- ・定休日: 通年第1火曜、祝日の場合は翌日休
- ・電話番号: 0269-33-2133
- ・料金: 大人300円、小学生150円
- ・公式サイトURL: http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/kaedenoyu/index.html
9番湯大湯
宿泊客と地元住民の方に無料で開放されている有名な「渋温泉」の9湯めぐり。宿泊客は、それぞれ源泉や効能が異なる外湯を、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながら温泉を巡ることが出来ます。
最後の「渋高薬師」参詣がゴールとなっていて、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるとも言われています。その中で日帰りの方も楽しめるのが「9番湯大湯」
お湯は鉄分が多く、神経痛やリュウマチに効能があると言われています。もっとも「渋温泉」の歴史と伝統が感じられる大湯としても人気です。ここにくれば、日帰りでも、十分に「渋温泉」の雰囲気を味わえますよ!
■ 基本情報
- ・名称: 9番湯大湯
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
- ・アクセス:長野電鉄長野線湯田中駅から徒歩7分
- ・営業時間: 10:00~16:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0269-33-2921
- ・料金: 500円
- ・公式サイトURL: http://www.shibuonsen.net/onsen/
上林温泉(かんばやしおんせん)
「上林温泉」は「地獄谷野猿公苑」から徒歩30分ほどのところにある温泉街です。晴れの日などは周囲の景観を楽しみながら散策するのもいいですね!たくさんの湯量を誇るのどかな温泉街。都会の喧騒を忘れ、ゆったり過ごすのにおすすめの場所です。
有名な行事としては「上林不動尊の千駄焼き」という、立春の日に御嶽教中正講社の、行者が中心になって行うお祭りがあります。万延元年(1860年)頃より始められたと伝えられている伝統的なお祭りです。
禊後、渋温泉街から上林までの道中11カ所で〆縄切りを行いながら、上林不動尊にて、湯の花行、火加持、千駄焼きと火渡り、御供まきが行われます。
また、「志賀高原ロマン美術館」では有名な建築家黒川紀章氏の建築が観られる他、現代美術の企画展なども開催されており、美術好きにはぜひ一緒に立ち寄って欲しいスポットになっています!
上林ホテル 仙壽閣
毎分720リットル、1日1,036トンという驚異的な湯量を源泉かけ流しで楽しめる長野県最大級の温泉施設「上林ホテル 仙壽閣」(2013年からは日帰り温泉が利用出来なくなりました。)
巨岩から源泉がダイナミックに流れ落ちる露天風呂は間近で見るとすごい迫力です!壁全面から滝のように源泉が流れ落ちる大浴場や源泉が川のように流れる洗い場など豊富な湯量ならではの温泉のたのしみ方が出来る場所です!
■ 基本情報
- ・名称: 上林ホテル 仙壽閣
- ・住所: 長野県下高井郡山ノ内町平穏1410
- ・アクセス: 車 信州中野I.Cより
- 電車 湯田中駅よりバス15分
- ・電話番号: 0269-33-3551
- ・料金: 1人当たり16520円~
- ・公式サイトURL: http://www.senjukaku.com/index.html
長野県の地獄谷野猿公苑についてご紹介させていただきました。とってもかわいらしい風景ですよね。珍しいことなだけあって行けば必ず見られると言う訳では無さそうですね。もし、ニホンザルが入浴している姿を発見しても入り口にある注意書きだけはキチンと守ってくださいね。お猿さんのお風呂も最高かと思いますが、私達人間のお風呂も最高ですよ!是非、この地を訪れた際にはこの光景を楽しみに行かれては如何でしょうか。気持ち良さそうに入っていると自分まで入りたくなってきますよ。