東京ラーメンショーで一躍有名に！白ごまの風味がたまらない、大分「佐伯ラーメン」が絶品です♪

東京ラーメンショーで一番長蛇の列を作ったとも言われている、現在人気爆発中のラーメン『佐伯ラーメン』をご存知でしょうか？交通の便が悪い大分でガラパゴス的な進化を遂げたと言われていて中毒者が続出する濃厚な九州豚骨のうまみが魅力なんです。

こってりとした豚骨醤油にニンニクとごまがたっぷりと使われています。今回はこの佐伯ラーメンが食べられるお店の中からイチオシの店舗を五つご紹介いたします！

1．老舗の風格、佐伯ラーメンの代表格　『香蘭』

ここを食べておかなくては佐伯ラーメンファンを名乗れない！という位、非常に有名な老舗です。食べログでも常に上位に入っている大人気店ですよ。濃厚な豚骨スープにはごまと食べごたえのあるバラのチャーシューが乗っています。スープは思わず最後の一滴まで飲み干してしまうおいしさです。

創業は昭和51年。昔懐かしのラーメン屋といった感じの風情が特徴。お店に入るとカウンターごしにいつも大鍋で豚骨が煮込まれている光景があります。豚骨ラーメンには、ばら肉チャーシュー、もやし（しんなりしています）、薬味の青ねぎ、煎りゴマなどがどっさり入っています。パンチが効いたスープ胡椒やニンニクパウダーの香が食欲をさらにかき立てますね。脂分多めかつ塩分も強めです。中太麺がパンチある少な目のスープに絡みます。佐伯の人たちの好みに沿ったラーメンですが、それを求めて多くの人が県外からも訪れます。メニューがラーメンとチャーシュー麺、ライスにビールしかないというシンプルさが素敵。

2．クリーミーなスープが体に染みわたる　『美絆ラーメン』

こちらも佐伯ラーメンファンの間で名高い人気店です。少しとろみのある白濁したスープは、非常にクリーミー！マイルドなラーメンが好きな方にイチオシの一杯です。

美絆自慢の逸品はチャーシューメン。子供にも大人にも大人気。とっても食べやすいと評判です。のせているチャーシューは、食べれば食べるほどコクが深まっていきます。スープとの相性も抜群で、さらに胡椒と黒胡麻の風味が素敵です。それ以外にも、「たかなキムチラーメン」、「しおチャーシューメン」といったメニューがあります。ラーメン以外にも、「たかなチャーハン」や「もやし炒め」などもあります。チャーシューの美味しさを活かしたチャーシュー丼は300円というお安さ！コラーゲンたっぷりな豚足もいいですね。ビールとベストマッチするはずです。

3．モチモチの麺がスープに絡む！　『楽天らーめん堂』

「にんにくとんこつ油そば」という名前で佐伯ラーメンが提供されています。一口食べると豚骨の迫力あるうまみとともに、にんにくの香味が口の中を駆け抜けていきます。固定ファンの多い、勢いが感じられるラーメンです。

創業したのは2000年。とにかく食べた人の印象に残り、思わずリピートしてしまうような一杯を、というコンセプトでラーメンを作っています。そのためには、マニアックなものも追及し、さらに健康をも考えた自家製ラーメンでなくてはいけません。ラーメンは、基本的にコラーゲンを豚骨スープたしたこってりな味。スープは鶏ガラに合ったダブルスープにより、あっさりとは違うスープに仕上がっています。そこにオリジナル辛味と風味油を追加すると、さらに味が深化します。とんこつらーめんには「漆黒」という黒とんこつもあります。自家製麺の小麦配合は麺の太さによって調整可能。細麺や太麺に、バリかた・かた・やわなども選べます。

4．海辺の小さなお店、でも味は本格派　『ラーメン加代』

まるで海辺に建つ小さな小屋のようなラーメン屋さん。でも、知る人ぞ知る佐伯ラーメンの有名店なんです！麺とスープ、そしてトッピングもすべて含めたバランスが素晴らしいです。思わずもう一杯！と言いたくなる魅力があります。女性にもおススメのお店です。

営業時間はそこまで長くありませんが、海の近くの立地も手伝って、多くの人が訪れるラーメンです。女性の店主が平成7年に創業したというお店。なんとラーメンは初心者だったそうで、スープも独学で作っています。しかし、そこが丁寧さに繋がり、とってもまろやかな風味に仕上がっています。トンコツ特有の臭みは感じられません。スープは、ぎゅっと旨味を凝縮しているクリーミーなもので、カルボナーラのような感じになります。コラーゲンもたっぷり含まれている豚骨なので、女性のお客さんも多いようです。おしながきは、ラーメン（普通・大）、焼き飯、メシのみ。

5．ボリューム満点、ガッツリ系　『ラーメン専門店　藤原来々軒』

カウンター席のみ、地元の人も数多く通うラーメン店です。味がしっかり染みた大きなチャーシューがうれしいお店です。ガッツリ食べたい方にはチャーシューが六枚ほど乗って出てくるチャーシュー麺をおススメします。

麺は中太。トンコツ100%スープがどばっと注がれ、チャーシューにもやし、青ネギがこんもりと三つどもえに、盛られて麺が見えなくなります。食べごたえは通常サイズでも十分ありますが、思わず大盛を頼む人が多いですね。バターが乗ったバターラーメンもあり、スープに溶けた時のこってり感がたまりません。ここでラーメン修行をしてきたアルバイトさんも独立開業を果たすなど、ラーメン振興店としての側面もあります。カウンター8席ほどのお店は、お昼時にはものすごく混み合います。お店の創業は昭和40代初めのころです。お店のラーメンもどこか懐かしく、力強さがあります。