Yamaguchi Yoshiaki
国宝、犬山城のある愛知県犬山市。その魅力は、お城だけにつきません。見所も魅力もたっぷりの犬山を紹介します。
犬山とは?
犬山とは、愛知県の北西部に位置する犬山市のこと。岐阜県との県境にあって、「尾張の小京都」とも呼ばれる歴史ある都市です。
犬山の魅力
犬山の魅力は「尾張の小京都」と呼ぶのにふさわしい歴史と伝統です。国宝犬山城、木曽川の鵜飼、そのほかにも見所や味わいたいものがたくさんあります。
お笑いを町おこしに取り入れているのも楽しいところです。
犬山の歴史
犬山という名前がはじめて歴史に登場するのは、1336年ごろの文献です。1868年に「犬山藩」となるまでは尾張藩の一部でした。戦国時代には信長、秀吉、家康のそれぞれの時代に、要衝として重要視されました。
現在の犬山市になったのは1954年、犬山町と周辺の村が合併して、犬山市になりました。
犬山でできること
現地集合ツアーには、季節ごとの見所を案内してくれる季節限定のコースと、一年を通していつで見どころを案内してもらえる通年のコースがあります。ガイドブックにはない、地元の人ならではの場所にも連れて行ってもらえるかもしれません。
おすすめスポット
国宝 犬山城
現存十二天守の一つであり、白帝城と呼ばれる国宝犬山城。犬山に着たら絶対に訪れておきたい場所です。天文6年に織田信長の叔父、織田信康によって建てられて以来、様々な大名のたちの手に渡りながら、明治4年に廃城になるまで、300年以上にわたって犬山の地の中心でした。
実際に天守に入って見学することもでき、最上階からは犬山の街を一望できます。
また、すぐ近くには犬山市文化資料館「城とまちミュージアム」、東側には信長の弟の織田有楽斎が建てた国宝の茶室「如庵」や、重要文化財の旧正伝院書院のある庭園、有楽園もあります。
博物館 明治村
100年前、明治時代の日本にタイムスリップしたような気分を味わえるテーマパーク。当時の衣装を着て写真を撮ることができたり、明治期の西洋建築の建物を見学することができて、明治日本の空気を感じることができます。
明治時代のグルメに味わうこともできます。
木曽川うかい
1,300年の歴史がある伝統の漁法「鵜飼」を船に乗って見学することができます。篝火の中で行われるうかいは迫力満点です。
現在は船の上でお弁当を食べながら見学できたり、篝火はありませんが昼間にうかいを見学することもできます。
6月から10月までの期間限定ですが、一見の価値ありです。
おすすめの宿泊場所
犬山温泉
犬山には、温泉もあります。お城見学や鵜飼など、歩き回ったりアウトドアで過ごしたりして疲れた体を、温泉で癒すのがおすすめです。
イベント
犬山祭
毎年4月に開催されるお祭りで、重要無形文化財に指定されています。愛知県の有形民俗文化財に指定されている、からくり人形の乗った三層構造の車山13輌が街の中を練り歩く様は壮観です。
桃太郎あゆまつり
自然豊かな桃太郎公園で毎年8月に行われている、子供たちが主役のお祭り。あゆのつかみどりや鵜飼の実演など、楽しいお祭りです。日本ライン夏祭り納涼花火大会
毎年8月10日に行われる花火大会です。国宝犬山城を背景に木曽川から打ち上げられる花火は、犬山の夏の風物詩です。