三陸の岩手・大船渡へ観光♪大船渡のおすすめ宿泊施設7選 

岩手県の大船渡市。震災で大きな被害を受けた地域ですが、しだいに復興が進んでいます。となると、以前どおりの美味しい海の幸、良い温泉、絶景の観光スポットなどに行きたくなりますよねえ。震災を機にリニューアルした宿が多いのですが、みなさんの心意気は昔以上です。ぜひとも岩手の自然をあじわってくださいね。

1.大船渡温泉

大船渡湾を一望できるのが、大船渡温泉です。とにかくこの大浴場＆露天風呂からの眺めをみるだけで、来たかいがあるというもの。おまけに朝日も夕日も見られます。宿そのものが高台にあるので、視界を遮るものは何にもありません。お見事ですね。お風呂は内湯ふたつと、露天ひとつです。

お食事は大船渡でとれた新鮮な魚介類。カジキやエビはいいとして、マンボウの刺身やホヤ、天然めかぶなど何から食べていいかわからないくらい。うんとおなかをすかせて行ってほしい宿ですね。

大船渡温泉は大船渡の市街地南側、大船渡湾の入り口近くの海岸沿いでも高台に建つ温泉旅館です。海に張り出した切り立った崖の上にあるので、ここからは大船渡湾と太平洋までが見渡せます。東日本大震災の影響でこの辺りの大船渡線はバスでの運行になっており、最寄りの下船渡駅もこのバスが停まる駅です。大船渡温泉は、この駅から歩いて15分くらいの場所にあります。車で行く場合は、三陸自動車道を大船渡碁石海岸で降りて国道45号線を大船渡方面に出たら、次の信号を右に曲がってすぐです。

2.オーシャンビューホテル丸森

オーシャンビューホテル丸森は、あの大震災で奇跡的に被害を受けなかった宿です。もとから高台にあったおかげでしょう。高台にあるので、全館まるごとオーシャンビュー。いりくんだリアス式海岸をじっくり眺められます。客室がすべて海側、和風なのも落ち着きますね。

早起きしてお風呂に入り、大船渡湾からの朝日を眺めるのも格別です。付近にはコンビニなどはありませんので、必用なものは買ってからいくといいでしょう。

大船渡の市街地南側、大船渡湾の入り口近くの海岸沿いの高台に建つ旅館です。大船渡温泉よりも下船渡駅に近く、旅館のすぐ前を国道４５号線が通っているので、車でのアクセスにも便利な旅館です。それほど大きな旅館ではありませんが、全ての客室と大浴場が海側に面しています。景色のいい場所にあり、また、アクセスにも便利なうえ、お得なビジネスプランや外食される方向けの朝食のみプランなども好評です。

3.大船渡プラザホテル

大震災後、周辺がまだ復興工事途中であっても、営業を再開した気合の入っているホテル。今は、三陸海岸の海と山のおいしいものを食べられる朝夕食付きセットプランが人気。とくに夕食は三陸の旬のもので構成された懐石料理です。その時に一番おいしいものを出すため、あえてお品がきは作っていません。

シーズンには三陸産のウニ祭りも開催。岩手の大自然を片っ端から食べちゃってください♪館内はゆうせんLANしかありませんが、wi-fiルーターを借りられるので（数量限定）、ネットもOK。歩いて１０分以内にコンビニがあり、飲食店もありますよ。

東日本大震災により大船渡周辺の被害は大きく、大船渡駅もまだ更地のままです。大船渡プラザホテルは、そんな大船渡駅のすぐ近くの海側で、震災後いち早く再建しました。2016年3月には駅に近い場所に移転新築し、新しい建物で営業しています。新しい建物の１階には45台駐車可能な無料駐車場があり、車での利用も可能です。このホテルは、大船渡駅周辺の再生の核になる施設として地元でも期待されています。

4.ごいし荘別邸　海さんぽ

ごいし荘別邸　海さんぽは、国立公園の中にあります。豊かな自然に囲まれた宿ですが、それだけに震災では建物が全壊。完全リニューアルのグランドオープンです。目の前には碁石海岸が広がり、海側客室からは碁石浜の絶景が見られます。もちろんお食事は、たっぷりの新鮮魚介類です。

震災を経験しているだけに、新しい宿は津波の高さ以上に作られています。さらに安全地域までの避難経路も確保。普段は散策路としてお客さんが有効活用していますが、いざという時の備えも万全です。

大船渡市の南側の大船渡湾を囲むように張り出した半島は、切り立った崖の上から巨大な奇岩の風景が望める観光地・碁石海岸になっています。その碁石海岸の最も南には、まるで囲碁に使う碁石のような小石が海岸を埋め尽くす碁石浜があります。海さんぽは、こんな碁石浜の近くにあります。全１３室の小さな旅館ですが、とびきりの海の幸とおもてなしの心遣いが好印象の、口コミ評価の高い宿です。

5.やすらぎの宿　廣洋館

三陸海岸を一望できる宿です。こちらも震災で被害にあい、2013年７月にグランドオープンしたばかり。食事は三陸産の地場食材がメイン。天然めかぶなど、おいしさにびっくりしますよ。ロビーにはオーディオセットがあり、ジャズが流れているのもすてきです。

お風呂は２４時間入浴可能で、内風呂だけですが、バルコニーに出られるので解放感があります。

高台なのでお風呂からも、お部屋からもロビーからも、とにかく絶景（↓の写真みたいな光景が、ホントにあります）。

ここは大船渡市の市街地から東に向かう県道９号線で行く、綾里湾の最も奥まった場所にある旅館です。この辺りはリアス式の海岸が続く場所で、急な斜面の海岸が続く岬とその岬に挟まれた湾が続き、山の緑と海と空の青が美しい風景が見られます。そして、湾の奥にある廣洋館の周囲の海岸は、白い砂浜に穏やかな波が押し寄せる場所。時間を忘れてやすらぐことのできる宿です。

6.大船渡インター ホテル椿

大船渡駅から歩いて３分という、ホテル椿。こちらは、もと「旅館 海風苑」でした。大津波により全壊しましたが、大船渡インター ホテル 椿としてリニューアルオープンしました。館内禁煙なので、匂いが気になる人も大丈夫。無料のランドリー室も便利です。

ツインルーム(障がい者対応)は、障がい者対応のシャワールームとトイレがあるので、車いすでも大丈夫です。


館内にはくつろぎスペースも完備。小さいですが、使い勝手のいい宿です。

大船渡インターホテル椿は、東日本大震災の前は大船渡駅のすぐ東側にあった旅館 海風苑でしたが、全壊してしまい、新しい場所で名前を変えて営業を再開したホテルです。このホテルは大船渡市の市街地北側、釜石に向かう国道４５号線沿いにあるます。三陸自動車道の大船渡インターで、国道４５号に降りたら大船渡市街とは反対方向に出てください。道路沿いに椿の花をあしらった看板のある新しいホテルが見えてきます。

7.光潮荘

　
光潮荘は、大船渡町の高台にある小さな宿泊施設です。B＆Bというとおり、素泊まり（ベッドのみ）もでき、朝食（ブレックファスト）もいただける、とってもアットホームな宿です。客室数は９部屋、お部屋からは大船渡湾が広がっています。

朝、目が覚めてから朝日を浴びると、解放感でいっぱいになります。ビジネスでも観光でも使いやすいですよ。そして、かわいいワンちゃんがお出迎えしてくれます。

ここは、大船渡市の南側、大船渡湾の入り口近くの高台にある、客室が９室の小さな旅館です。車で行く場合は、三陸自動車道の大船渡碁石インターを降りたら、国道４５号線を気仙沼方面に曲がってください。信号のないT字路の坂道を登った先にあります。大船渡湾を望む東向きの高台にあるので、宿からは美しい景色が見えます。夕食は外で食べるからリーズナブルな宿がいい、という方にはぴったりな宿です。