レストランへ行って、ワインを飲もうと思ってワインリストをもらって愕然としたことありませんか?
読めない… 読めるけど味はわからない… よくよく見ないと、どれが赤ワインなのかさえ分からない。 よく分からないから適当に値段で選んで、結局自分が飲んでいるワインの情報すらよく分からない。そんな経験、誰にでもあると思います。 読みがながカタカナでふってあっても意味がないですよね。 そして結局ビールを頼んでしまったり、お財布と相談して決めたり。 おいしければなんでもいい!その考えもありですが、もう一歩踏み込んでワインライフを少し楽しくしてみませんか?
1.泡、白、赤、そしてロゼ、どれにするか決める
まず、泡、白、赤、そしてロゼ、どれにするか決めましょう。 そして「赤でこのくらいの値段で…」と予算のワインの値段に近いものを指差しましょう。 女性同士や予算が相手に見えても構わない場合は言ってしまっても構いません。
2.お店のソムリエさんに相談する
Kevin Dinkel
自分の好みが少しでもわかっている場合…
以前飲んでおいしかったワインのキーワード、何かありませんか?
例えば、何種類か飲んだ後に「これが一番好き!」と言ったらソムリエさんに「渋いのが好きなんですね」と言われたこと、おいしいなと思ったワインのうち記憶にあるものがイタリアのワインだ、などなど。
もし何か一つでもキーワードがあればそれを伝えましょう。
ソムリエさんはプロです。そのキーワードに少しでも近いものを持ってきてくれます。
3.お料理に合わせてもらう
Hotel du Vin & Bistro
そういえば今までなにも考えずに飲んでた、どうしよう…そんな方は…
お料理に合わせてもらいましょう。今日のお料理に合う赤ワイン、白ワイン。
あとは普段よくワインを飲むほうですか?それともたまにしか飲まないけど今日はワインを飲んでみたい気分ですか?
それも伝えましょう。意外にこれも重要なポイントです。
4.キーワードを覚えて帰る
そして最後に、その日飲んだワインからまた一つキーワードを覚えて帰りましょう。 ワインのことはそこまで分からない、でもレストランでの注文はスムーズにできるようになります。もちろん、ワイン名を全て覚えても構いませんが、なにしろ長いのです。
フランスのピノ・ノワール、カリフォルニアのシャルドネといった産地+品種で覚えても良いし、品種名が覚えられなければ、北イタリアのすっきりとした白ワイン、チリのしっかりめ赤ワイン、これだけで重要なキーワードになります。
少し簡単になってきませんか? フランスの北のほうで造られた桃の香りのする白ワイン、などなんでもいいのです。 そしてそのキーワードのワインが好きだったのか嫌いだったのか、もう少し重いほうがよかったのか、それより甘みのあるワインが良いのか、それを覚えておきましょう。 そして次にワインを飲みに別のお店へ行った際に伝えましょう。
終わりに
同じお店に行くと尚良いのですが、別のお店に行ってもその地方の大体の傾向から、ソムリエさんがこんなワインのことを伝えられている、と分かるのです。
全く別のワインを持ってきてもらうことで、そのタイプが好きだと気づいたり、やっぱりこの前のほうが好き、となったりするのです。 そのうちに、自分の好きなタイプが分かってきます。 例えば、いつもキーワードに「すっきり」が入っているな、とか。 いつもカリフォルニアのワインだなぁ、など。
また携帯で写真を撮るのもおすすめです。その写真をソムリエさんに見せて、この前これがおいしかったので似たようなワインありませんか?と。 きっとソムリエさんが喜んで選んできてくれるはずです。
酔って気持ちよくなって家路につく前に!キーワードを一つ覚えて帰りましょう。
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