長崎バイオパークは、ただの動物園じゃないんです♪例えば、皆さまはテレビなどで生き物が動き回るのを見て、心が癒された経験はありませんか?また、イヌやネコなどのペットを飼っていて、なでているうちにいつも温かいパワーを貰っている方もいるかもしれませんね。
愛らしいその姿は、いつも私たちに癒しと元気をもたらしてくれます。単純に眺めるだけでも充分に心が温かくなりますが、そのうち「あの毛並みが気持ちよさそうだ、実際に触りたい・・・。」「可愛らしい表情をもっと近くで見たい!!」と思うことも多いのではないでしょうか?でも、事情があって一緒に住めない。。。なんてこともありますよね。
そんな大人達の切なる願いを叶えてくれたり、子どもたちが実際に見て触れて感じて、生態や生活スタイルまで学べちゃうのがこのスポットなんです。それでは以下から、その詳細についてご紹介させていただきます♪
1. 長崎バイオパークとは?
2. 長崎バイオパークの魅力
動物たちを放し飼い
動物園と言えば、檻の中あるいは柵に囲まれたスペースの中で動く動物を眺めるのをイメージする方が多いでしょう。(いわゆる「標本展示」)しかし長崎バイオパークでは檻を設けず、動物たちのありのままの生き様を見てもらおうと「生態展示」をしています。言い替えると「放し飼い」です。(一部大型動物はこの限りでは無い)
柵や囲いを設けて動物を逃がさないようにするのではなく、動物たちが逃げずに留まりたくなるような快適な環境づくり、あるいは動物たちの習性(暗い場所は苦手で近寄らない)を利用した実体の無い囲いを設けるなど工夫しているのです。
見学者は動物と至近距離で話しかけたり触れたり出来ます。動物に対してしてはいけない行為も含め、動物との距離の取り方や「人間も動物も同じ生物なのだ」という実感を得るでしょう。
エサやり体験
エサやりスポットが園内の各所に用意されていて、子供も大人も関係なくサル、レッサーパンダ、リス、カピバラなど様々な動物に自分の手で直接エサをあげる事が出来ます。(カバやサイなどの大型動物にもエサやりが出来るイベントもあります。)最初はドキドキするかもしれませんが、動物たちへの親しみがより一層湧いてくる事でしょう。
3. 長崎バイオパークの見どころ
フラワードーム
大きなドーム型の大温室です。ランなど温かい地域で育つ植物、花の間をひらひらと飛び交うチョウなどの動物が見られ、南国の自然の中を探検しているような感覚を覚えます。柵のない所で木にぶら下がっている「PAW(ぱう)」では、イヌやネコ、モルモットなど様々な身近などうぶつとのふれあいがお楽しみいただけます。
近年、都市化が進み、マンション暮らしなどの都合でペットも飼えず、動物と接する機会の少ない子供たちが多くなっています。PAWには、一般にペットとして親しまれているネコやウサギ、インコなどの動物たちと遊んだり、モルモットなどの小動物と直接ふれあうことができます。また、熱帯魚やヘビなどのマニアックなペットも展示しております
カンガルーの丘とリスザルの森
ペットアニマルワールド [PAW]
[PAW(ぱう)]では、イヌ、ネコ、モルモットなどペットとして飼える動物を展示しています。マンション暮らしだったり、忙しくて手世話する時間が確保出来なかったり、近年はペットを飼えない家庭が増えています。そんな家庭の子供たちのために人間の普段の生活の中で馴染みのある身近な動物とのふれあいを楽しんでもらおうと設けたスポットなのです。ペットのふれあい広場PAW・共生の樹
共生の樹には、タイハクオウムやウシミミズク、ウサギやモルモット、カメなど、様々な動物たちが一緒にいます。じっとしているので樹と同化していたり、目立たなかったりして、その姿がわかりにくい動物たちを探す楽しみもあります。
ペットのふれあい広場PAW・イヌの部屋とネコの部屋
ネコの部屋では、ロシアンブルーやスコティッシュフィールドなどのネコがいて、ソファーがあったりネコが遊べる遊具があるなど、色々なネコとのふれあいが出来るようになっています。
アライグマとレッサーパンダの丘
アニメのキャラクターやマスコットにもなりやすいぐらい可愛らしい、アライグマとレッサーパンダが沢山見られます。もちろんエサをあげられます。エサをもらおうと見学者に近づいてくる姿がとにかく可愛いいと評判です。
トトーラの池と坂道
パークのゲートの前では、ルリコンゴウインコのペアとラマがお出迎えをしてくれます。インコは繋がれているわけではなく、遠くに行かずに入口周辺を、気儘に散歩したりして過ごしています。ラマとも自由に触れあったり、一緒に写真を撮ったりすることが出来ます。インコやラマからのお出迎えを受けたあとは、パークのシンボルだったホオジロカンムリヅルや、モモイロペリカンなどが、のんびりと過ごしているトトーラの池と坂道を歩いて行きます。
インカの石積みとエスパシオの丘
トトーラの池と坂道を歩いて行くと、古代インカの遺跡さながらの大階段と、様々な草花が咲き並ぶインカの石積みとエスパシオの丘があります。エスパシオの丘には、バイオパークのマスコットキャラクター「ラマボーイ」のモデルとなっているラマが草を食んでいたり、人によく慣れていてエサを手の平から食べるマーラなどがいます。大階段の下では、池の上にある小屋の周りに張り巡らされた、ロープや木々で遊ぶクモザルの姿が楽しめます。
そうしの滝とフラミンゴの池
そうしの滝を過ぎて坂道を登って行くと、フラミンゴの池があります。フラミンゴの池には鮮やかな赤色をしたベニイロフラミンゴや、柔らかいピンク色をしたチリーフラミンゴなどがいます。フラミンゴたちにエサやりをすることが出来て、エサを手から直接食べてくれるという体験が楽しめます。
アンデス広場とラマの岩山
アンデス広場とラマの岩山には、ラマたちのほかに、オグロ・プレーリードッグやアルパカ、アルダブラゾウガメ、ケヅメリクガメなどが暮らしています。
カピバラの池とオマキザルの島
バイオパークの一番奥にもなる丘上には、カピバラの池とオマキザルの島があり、パークでも一番人気のカピバラと、物を器用に尾に巻き付けるフサオマキザルが棲んでいます。カピバラはバイオパークの公式キャラクター「カピタン」のモデルとなっていて、放し飼いになっている彼らは、野生のカピバラと違ってとても人なつこく、人を見るとエサをもらおうと寄ってきます。
夏のイベントとして7月16日~8月31日までの間、スイカに目の無いカピパラが、スイカにむしゃぶりつくカピバラ・カバのスイカタイムがあります。冬になると、ゆったりと温泉気分を楽しむカピバラを見ることが出来る、打たせ湯付きの石積み専用露天風呂がオープンします。
キリンの見える坂道
アライグマとレッサーパンダの丘から、木々に囲まれた坂を降りて行くと、丘の中腹あたりに広がる台地にキリンの見える坂道があります。キリンの見える坂道では、キリンだけでなくアフリカに生息している動物たちが、野生の姿そのままに混合飼育によって暮らしています。2頭のアミメキリンや、暑い夏の時期には寝転んでいることが多いチャップマンシマウマ、飛ぶことが出来ない地球上で最大の鳥のダチョウなどがいます。
カバの池とキツネザルの島
カンガルーの丘とリスザルの森から丘を降りると、バイオパークの人気者、カバのモモ家族と、マダガスカル島とその周辺の島だけに住む、貴重なキツネザルがいるカバの池とキツネザルの島があります。カバのモモは人工哺育で育ったために泳げなかったカバで、合計16回もの水泳特訓を行い、2歳になってカバ池で暮らせるようになりました。キツネザルは、クロキツネザル、ブラウンキツネザル、ワオキツネザルが飼育され、クロキツネザルは放し飼いの群れがいるので、園内で出会うこともあります。
ザリガニ釣り
アンデス広場とラマの岩山にあるアンデス池では、春から秋にかけて毎日開催される、大人も子どもも大興奮、毎年恒例、大人気のザリガニつり体験のイベントが行われます。ザリガニつり体験は、制限時間20分のうちにどれだけザリガニをつり上げられるか、参加料は1竿300円となっています。2016年は7月31日限定で、ザリガニつり大会が開催され、20分間に何匹釣れるかを競い、上位10名にはプレゼントが贈呈されます。
4.長崎バイオパーク訪問者の声
5.長崎バイオパークの基本情報
基本情報
- ・名称:長崎バイオパーク
- ・住所:長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
- ・アクセス:(公共交通機関)長崎駅前→(路線バス※大串行)→二股→バイオパーク
- (無料シャトルバス)ハウステンボス方面より(詳細は公式サイト確認)
- ・営業時間:9:00~17:00(入園締切 16:00)
※ただし、8月1日~8月31日は 9:00~17:30(入園締切 16:30) - ・定休日:年中無休
- ・電話番号:0959-27-1090
- ・入園料:大人 1,700 円 中高生 1,100 円 3歳~小学生 800 円
- ※ペットアニマルワールド[PAW]は別途入園料あり
- ・公式サイトURL:http://www.biopark.co.jp/info/admission/
地図はこちら
長崎バイオパークの魅力についてご紹介させていただきました。他にはあまりない、本来の生活スタイルになるべく近づけるために作られた環境の中、自由に暮らす生態展示を体験できるところが最大の見どころではないでしょうか?大人が癒されに行くことはもちろん、普段動物に触れ合う機会が少ない小学生や中学生のお子さまにとっても、人間との共存方法や他の生物の生き方について学べちゃう素敵なスポットなんです。なにより、間近で見られる可愛い表情やしぐさにもキュンとすること間違いありません♪ぜひ、一度訪れてみてくださいネ♪