物集女城跡とは?
物集女町中条にある中世の城跡で、この地を支配していた物集女氏の居城と考えられています。約100メートルの長さで、堀や土塁の一部が残っています。調査で弥生時代から平安時代の各時期の土器が出土しており、物集女の地に昔から人々が連綿と住み続けてきたことを示しています。周辺のおすすめ観光スポット
天龍寺
かつて物集女城のあたりは、嵯峨天龍寺の荘園だったそうです。天龍寺は嵐山にある世界遺産とされているお寺です。特に有名なのは、法堂天井に描かれた雲龍図。八方睨みの龍の威光は凄まじく、見る者を圧倒します。かつては嵐山の広大な敷地のほとんどを境内としていた天龍寺。臨済宗のお寺として、禅の教えを現代に伝えています。大酒寺
物集女氏は、この神社を建立した「秦氏」の一族であると言われています。この神社は京都の太秦(うずまさ)という地にあります。古墳時代、中国の内乱から逃れるために、民衆1万人以上もの人が朝鮮からこの地に渡来してきました。その民衆を引き連れてきた、豪族「秦氏」が、大和政権の組織下にはいり、高度な文化や技術をこの地に伝え、神社などを設立し、この太秦の地を発展させてきました。大酒神社は、この太秦の地を支配していた、秦氏の氏神として建てられた神社といわれています。勝龍寺城
物集女氏は、1575年に長岡京市の、勝龍寺城において殺されました。806年に弘法大師・空海が開基したお寺です。空海が入唐時に、長安の青龍寺に学んだことから、この地に青龍寺を建てたと言われています。大干ばつ大飢餓の年、天皇が心を痛め、住職の千観上人に7日間の雨乞い祈祷を命じ、雨が降ったそうです。龍神に勝ったということから、青龍寺から「勝龍寺」に改名されました。本尊は鎌倉時代につくられた木造の十一面観音で、国の重要文化財に指定されています。周辺のおすすめグルメスポット
京料理 仕出し いっぷく亭
光明寺に隣接する京料理のお店です。数寄屋風の造りの一軒家料亭。京都らしい落ち着いた雰囲気の和の空間で、京懐石やとうふ料理、竹の子料理が楽しめます。人気は、旬の食材をふんだんにつかった、手軽に楽しめる京料理のランチ。観光の前後におすすめです。カフェ&レストラン poco a poco
全面ガラス張りの窓から、長岡天満宮と八条ヶ池周辺はの緑がいっぱいの景色が楽しめます。ランチタイムやカフェ、ディナーなどいろんなシーンで利用できます。アンティークなインテリアがとてもオシャレで、木目模様の床に、アンティーク椅子、淡いクロスのテーブルが調和して落ち着きのある雰囲気です。広い駐車場があります。ナマステタージマハル向日市店
修練した経験豊かなキャリアを持つシェフがつくる、本場の味が堪能できるイン料理店です。『カレー』や『タンドリーチキン』などは、現地から届いたスパイスを絶妙に調合したものを使用し、つくり上げられた逸品ぞろい。また、ナンなどを焼く釜もインドから取り寄せたものを使うなど、随所にこだわりが光る料理が味わえます。物集女(もずめ)城跡基本情報
■ 基本情報
- ・名称:物集女(もずめ)城跡
- ・住所:〒617-0001京都府向日市物集女町中条
- ・アクセス:阪急京都線・洛西口駅下車徒歩約15分
素材提供:トリップアドバイザー