りますが、ここでは、東京足立区にある「足立区立郷土博物館」をご紹介します。
足立区立郷土博物館とは?
足立区立郷土博物館は、昭和61(1986)年に開館し「足立のまつり」「足立の歴史」「足立のくらし」「ギャラリー」の4つのコーナーで郷土の歴史と文化を紹介していました。開館以来収集してきた資料や情報をもとに、「足立区」の成り立ちを特徴づける「江戸東京の東郊」をテーマに展示を改修し、平成21(2009)年にリニューアルオープンしました。どんな魅力が?
足立区立郷土博物館では、東郊の近代的な発展の歴史的な展示と資料が常設されています。未開地域が多かった東郊が、江戸に幕府が開かれ急激に開発が進んでいった様子がわかる「農家と耕地模型」や伝統的な農業設備の一種である「肥溜め模型」が展示されていたり、東郊の生産物の流通の拠点となった「千住市場」の様子が展示されていたりして、見て楽しいところが魅力です。また、郷土芸能鑑賞会や博物館実習などが開催されたり、博物館で収蔵されている浮世絵の展示会が開催されたりしています。見どころ・周辺お勧めスポット
郷土博物館の浮世絵
足立区立郷土博物館には、1000点を超える浮世絵コレクションが収蔵されています。これらは松方三郎コレクション400点を中心に、昭和61(1986)年の開館以来収集されてきたものです。江戸時代の足立区の様子を描いた歌川広重や葛飾北斎の作品をはじめとして、風景画や美人画・役者絵・芝居絵などさまざまな作品があります。これらの浮世絵は、企画展や館蔵浮世絵展で展示されたり、館内のパソコンコーナーでいつでも画像を閲覧することができます。イベント
足立区郷土博物館では、1年と通して特別展示や収蔵資料展、博物館実習が行われたり、毎月第2土曜日の無料公開日に、歴史・民俗・文化財・伝統技術に関する映画の上映が行われたり、足立区郷土芸能保存会の皆さんによるお囃子や獅子舞が披露される郷土芸能鑑賞会が開かれたりと、大人からお子さんまで、誰もが何度訪れても楽しめる色々なイベントが開催されています。大谷田公園
足立郷土博物館から約700mのところにあります。足立区内で1番大きな梅園がある公園です。園内にある約150本のウメのうち、約110本が梅園内に植えられており、梅園には四阿(あづまや)、木道があり、梅が開花する時期に合わせて開園します。(1月末から3月末まで)大谷田公園では、平成22年から改善作業に取り組んでおり、目の高さで梅の花を楽しめるような剪定をしたり、古くなった木や元気のない木を新しい木に植え替えたり、土壌を改良したりなどを行い、訪れた人たちがウメの花をより楽しめる努力をしています。また、大谷田公園にはバーベキュー施設があり、家族や仲間同士で楽しめる公園です。口コミ
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■ 基本情報
- ・名称:足立区立郷土博物館
- ・住所:東京都足立区大谷田5丁目20番1号
- ・アクセス:JR亀有駅北口より 東武バス 八潮駅南口行 足立郷土博物館下車 徒歩1分
- 東武バス 六ツ木都住行 東渕江庭園 下車 徒歩4分
- ・開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
- ・休館日:月曜日/年末年始(12月28日から1月4日)/その他 館内消毒日
- ・電話番号:03ー3620ー9393
- ・入館料:一般200円(高校生以上) 団体(20名以上)は半額 70歳以上は無料
- 障害者手帳保持者およびその介護者1名は無料
- ・公式サイトURL: http://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/shisetsu/toshokan/019.html
いかがでしたか。ぜひ1度「足立区立郷土博物館」を訪れて、歴史・芸術・民俗など、普段はなかなか触れることのできない世界を楽しんでみてはいかかでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー