猫好きさん必見⭐︎立川の観光名所阿豆佐味天神社の【ただいま猫】に心和みます♪

神社での催し物は四季に伴い賑やか♪

お正月

０時から炊き上がる「かがり火」。大きく燃え上がる火にあたる事で、その年の１年健康に暮らしていけるという伝えから、一年で最もたくさんの人で賑わいます。また、「元旦だるま市」はかがり火と同時刻に開かれるため、日本一早いスタート時間で有名です。品揃えも豊富で、大小とわずたくさんのだるまがズラリと勢揃いして皆さんを待っています。

節分

節分と言えばもちろん「豆まき」。こちらでは近所の保育園生たちも一緒に行う事もあるようです。先生たちと一緒にたくさんの鬼が現れるので、子供たちも元気良く掛け声をかけながら豆を投げる姿が想像出来て、とても微笑ましいですね。大人の方ももちろん参加出来ます。

おまつり

秋に開催される「新興渡御」また「奉納演芸会」は、お神輿を担ぎなら祭囃子を奏でます。ひょっとこのお面や獅子舞など激しく動きまわります。小さい子は少しビックリしてしまうかもしれませんね。このお祭りに参加する方の思いが熱く、お祭り＝露店、花火という考えを表さない姿が「これが本来の神社のお祭り」だという人もいます。その思いは代々受け継がれており、芸術の神もおられる事から、演奏は全てプロに頼まず自分たちで奏でる事をモットーにされています。

七五三

健康の神がいるこの阿豆佐味天神社で七五三を行う方は大勢います。七五三の時期には、いつもと違う着物に身を包み少し恥ずかしそうにしている可愛らしい子供たちと、その姿を暖かく見守る親族の方で溢れかえります。その時期に訪れた時は、自分が七五三を迎えた時の事や、また自分の子供を祝った時の事などを思い出し、思わず一緒に笑みが溢れてしまいそうです。ここ数年でさらに参拝者が増えておりますので、ご参加の際はしっかり予約を取りましょう。服装についての説明も記載されていますので、事前に確認してくださいね。

イベントも充実している阿豆佐味天神社は、厄除けや縁結び、安産、戌の日、また交通安全や五穀豊穣などでも参拝にいらっしゃる方が後を絶ちません。

阿豆佐味天神社の見どころ「猫返し神社」

境内社には養蚕の神、蚕影神社（こかげじんじゃ）があります。この土地は昔、養蚕業が大変盛んでした。しかし、大事な生活を妨害する者が現れます。それはネズミ。人々は大変困りました。その時ネズミから生活を守るために思いついた事が、ネズミの天敵である「猫」をそばに置く事でした。この事がきっかけとなり、この神社には猫の銅像があります。その猫は「ただいま猫」と呼ばれています。なぜ「ただいま猫」なのでしょう？

そう呼ばれるようになったのはここ数年の事です。きっかけはピアニストで有名な山下洋輔さん。彼はある日、大事に育ていていた愛猫が行方不明になったそうです。毎日毎日探し回りましたが、なかなか見つけられませんでした。「もう帰ってこないかもしれない・・・」そう思いながら、それでも懸命に探し続けるうちに、自宅からは何キロも離れているこの神社まで探し歩いていました。何かの縁だと感じたのでしょう、この猫の神がいる神社へ「無事に早く帰ってきますように」と願掛けをし帰宅しました。すると驚く事に、まさに翌日、ずっと姿を見せなかった愛猫が帰ってきたのです！

偶然だろうと思いつつも、その後も愛猫がいなくなる度にここへ参拝へ来てみると、その都度きちんと無事に帰ってくるのだそうです。ある雑誌のエッセイに「猫返しの神社だ」と冗談で書いたところ、噂はどんどん広がり、やがて全国の愛猫家が訪れるようになりました。「ずっと姿を消していた猫が帰ってきた！」という声が次々に上がり、あっと言う間に全国から猫探しの方が集まるほどの「猫返し神社」となっています。

猫の像が可愛いという声も多く、面白いのが「ネズミのように耳が大きい」という事。ネズミ退治の毎日で、だんだん姿が似てきてしまったのでしょうか。
  

参加者の声  

何度も楽しめる神社、素敵ですね。豆まきでチョコレートが一緒に現れるとは、ユニークな発想です。


早速願掛けに行かれたようですね。きっとご利益が訪れる事でしょう。早く帰ってきますように。
是非一度、可愛い猫を拝みに行きたいですね。絵馬も可愛いイラストがついてるものがあるようです。猫好き以外の方でも、一つの観光地としてこれからももっと人気のスポットになるでしょうね⭐︎