今や製造地である長野県だけではなく、広く全国的に有名になっている「御岳百草丸」。あの黒くて小さな丸薬が、どのような原料からどうやって作られているか知りたいと思いませんか? 今回は、その「御岳百草丸」の製造工程の見学コースを紹介します。
天然由来の生薬として江戸時代の中期・天明2年(1782年)より受け継がれている御岳百草丸。長野県製薬では私たちの健康を願い、日々製造業務にいそしんでいます。
見学時期及び時間は、4 月~11 月:9 時~16 時…毎日 ( 土・日・祝祭日も見学可能 ) / 12 月~3 月:9 時~16 時…月曜日~金曜日 ( 土・日・祝祭日・長野県製薬休業日は休み)です。見学人数は個人でも団体でも可能で、15名以上の団体にはガイドが付いて案内をしてくれるようですよ。
ほかにも生薬配合の目薬や湿布やハンドクリームも展示されているので、ぜひご覧くださいね。
工場では、女性の方が専属で付いてくれ、1つ1つ説明してもらいました。
まず原料となるキハダという樹木について説明を受け、そのキハダの内皮を原料とすると説明してもらいました。 その後、製剤工程、充填室、包装室、梱包室と回り、最後にビデオを見るというものでした。 ちなみに、工場見学で知ったのですが、 御岳百草丸には、胃に潜むピロリ菌にも効果があるということでした! 先日の人間ドックで胃潰瘍があるといわれた私にはかなり魅力です!!
この工場は観光客の工場見学に前向きで、上の写真の看板や工場見学通路の真面目な説明パネルに、その意欲がよく表れているようです。
工場見学の楽しみの1つであるお土産は、なんと「御岳百草丸」の試供品! この試供品から飲み始めて、fanになった方もいるようですよ。
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長野県製薬とは?
http://blogs.yahoo.co.jp/skybigfuji/16166239.html
「長野県製薬」は、岐阜県にそびえる霊峰・御嶽山のふもと、長野県木曽郡王滝村にあります。この緑豊かな木曽路で医薬品の製造や開発に取り組んでいます。また、王滝村に工場を移転した昭和51年(1976年)からは工場見学も開始。天然由来の生薬として江戸時代の中期・天明2年(1782年)より受け継がれている御岳百草丸。長野県製薬では私たちの健康を願い、日々製造業務にいそしんでいます。
長野県製薬の工場見学をするには?
http://s.webry.info/sp/93329355.at.webry.info/201407/article_4.html
気になる工場見学の申し込み方法ですが、事前に電話 (TEL 0264-46-3003)や Fax (0264-46-3005)または メール([email protected])にてお申し込み下さい。受付時間は月曜日~金曜日は9 時~17 時 (土・日・祝祭日、長野県製薬休業日を除く)です。見学時期及び時間は、4 月~11 月:9 時~16 時…毎日 ( 土・日・祝祭日も見学可能 ) / 12 月~3 月:9 時~16 時…月曜日~金曜日 ( 土・日・祝祭日・長野県製薬休業日は休み)です。見学人数は個人でも団体でも可能で、15名以上の団体にはガイドが付いて案内をしてくれるようですよ。
http://kuropagu.exblog.jp/20968858/
なお、見学日当日に製造ラインが停止している可能性もあるので予めご了承下さいね。見学所要時間は約30~40分間です。 長野県製薬工場見学の見どころ
1 . 工場入口の植林
http://blog.livedoor.jp/otaki_kuripi/archives/45817809.html
長野県製薬の工場見学は、工場内に入る前から始まっています。門の近くには、御岳百草丸の原料の1つになるキハダが植えられています。このキハダの外皮を剥ぎ取ると内側にやや黄色身を帯びた樹皮が現れます。この内側の樹皮を乾燥させたものが、御岳百草丸の主原料・オウバクです。http://blog.livedoor.jp/otaki_kuripi/archives/45817809.html
工場見学を進めて行くと、このオウバクがどのように御岳百草丸へと姿を変えて行くのかが分かるでしょう。2 . オウバクエキスを抽出 (製剤工程)
次はこのオウバクからオウバクエキスを抽出後、濃縮する工程です。7 ~ 8メートルの高さがあるフロア内にステンレス製の抽出槽タンクが2基設置されています。このタンクは直径約2メートル、高さが約1.5メートル。大きいですね! この中にそれぞれ150キロずつのオウバクを入れ、熱湯を通してエキスを抽出します。3 . オウバクエキスの濃縮 (製剤工程)
抽出されたオウバクエキスは、その後、蒸発缶→温水槽→水洗塔を通過して濃縮されます。これらの作業はすべてオートメーション化され、「オウバクエキスを煮出す→濾す→濃縮」という工程を繰り返して「御岳百草顆粒」や飲みやすい丸剤の「御岳百草丸」が作られます。4 . 瓶詰め・包装工程 (充填室・包装室・梱包室)
コーティングされ丸薬となった御岳百草丸は、オートメーション化された工程で瓶詰の後、包装されます。褐色小瓶に入った御岳百草丸は、ここでお馴染みの紫色の箱の中に入り完成です。5 . 生薬資料展示コーナー
http://blog.livedoor.jp/otaki_kuripi/archives/45817809.html
工場見学の最後は生薬資料展示コーナーへ。ここでは御嶽山に生えている高山植物のほか、有毒植物や薬として使うことができる物が展示されています。たとえば牛の胆石は「牛黄(ゴオウ)」と呼ばれ、強心作用・鎮静作用・解熱作用・血圧調節作用などに効果があるようです。この牛黄の粉末も販売していますよ。ほかにも生薬配合の目薬や湿布やハンドクリームも展示されているので、ぜひご覧くださいね。
6 . 直売売店
http://toyotetsu-bustabi.com/?p=1088
工場見学後には工場直売の売店があるので、 気軽に製品を買える点が嬉しいですね。100%オウバクエキスからできている「御嶽百草」は、薬局での店頭販売があまりされていない薬なので、胃腸の弱っている方へのお土産にいかがでしょうか。「百草シップ」も気になりますね。参加者の声
長野県製薬株式会社へ行き、工場見学をさせて頂きました お盆に当日突然お邪魔したのですが 工場は動いていないが施設は見られるということで見せたいただきました! 百草にはこんな歴史があるなどいろいろ分かったのでためになりました‼︎ pic.twitter.com/sA8i68fP99
— mepon1206 (@mepon1206) 2015, 8月 18
まず原料となるキハダという樹木について説明を受け、そのキハダの内皮を原料とすると説明してもらいました。 その後、製剤工程、充填室、包装室、梱包室と回り、最後にビデオを見るというものでした。 ちなみに、工場見学で知ったのですが、 御岳百草丸には、胃に潜むピロリ菌にも効果があるということでした! 先日の人間ドックで胃潰瘍があるといわれた私にはかなり魅力です!!
http://maruta.be/tabinoblog/tag/%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E8%A6%8B%E5%AD%A6
http://toyotetsu-bustabi.com/?p=1088
■ 基本情報
- ・名称:長野県製薬
- ・住所:長野県木曽郡王滝村此の島100-1
- ・アクセス : 【電車・バス】◆JR中央本線「木曽福島駅」下車後、バスに乗換え「県製薬前」下車徒歩2分
◆JR中央本線「木曽福島駅」下車後、タクシーにて25分 - 【自動車】◆中央自動車道伊那I.Cより70分
- ・見学時間と時間:4 月~11 月:9 時~16 時…毎日 ( 土・日・祝祭日も見学可能) / 12 月~3 月:9 時~16 時…月曜日~金曜日 ( 土・日・祝祭日・長野県製薬休業日は休み)
- ・定休日:基本的に毎週土曜日・日曜日 および祝祭日・ 夏季・ 年末年始など会社休業日
- ・電話番号:0264-46-3003
- ・料金:無料
- ・所要時間:30分 ~ 40分
- ・公式サイトURL:http://www.hyakuso.co.jp/index.html
工場見学の楽しみの1つであるお土産は、なんと「御岳百草丸」の試供品! この試供品から飲み始めて、fanになった方もいるようですよ。