日本一北にあるお城！「松前城」

出典：函館国際観光コンベンション協会
日本一北にあるお城を知っていますか？北海道、函館からバスで行く松前城が日本最北のお城です。また、北海道で唯一の日本式のお城なんです。また旧式の築城では日本最後のお城です。そんな特別な松前城を今回はご紹介します！

松前城とは?

松前城は1606年に松前慶広が築城しました。その後火災や修築を経て、現在の形式で築城されたのが1854年のことです。面積は約7万７８００平方メートルもあり、北海道の雄大さを感じることが出来ます。
天守閣は1949年の火事により消失してしまい、現在の天守閣は復元されたものです。日本の城１００選にも選ばれています。

松前城の魅力

北海道はアイヌ民族などが住んでいて、独特の文化を育んできた土地でもあります。松前城ではその北海道の貴重な文化を知ることが出来ます。また自然も豊かで、北海道の中では一番に桜が開花するところとして知られていて、春には花見客でにぎわいます。

松前城の見どころ

１．石垣の弾痕

天守閣の石垣に3箇所の弾痕があります。明治元年の戦いの際に残ったものと考えられています。当時の大砲としてはとても威力があったものだそうで、そのときの戦いの激しさがつたわってきますね。

2.しゃちほこ

しゃちほこといえば名古屋のしゃちほこを思い出す人も多いかと思いますが、この松前城にもしゃちほこがあります。高さ１．３５ｍ（メートル）で、金箔が貼り付けてあります。しゃちほこは鯨のように潮を噴くため、火を防ぐためのまじない、または城主の権力を示すために取り付けられました。

3.天守閣

天守閣から外を眺めれば、（外に出ることは出来ません）当時の城主気分を味わえるかも！？天守閣からは津軽湾を臨むことができ、とてもよい景色です。

4.松前藩屋敷

松前城から少し離れたところにありますが、当時の暮らしを再現したテーマパークです。自由に建物内に入ることができ、当時の生活の様子を垣間見ることが出来ます。とても興味深い施設です。

松前城へ行った人の声