【体験レポ】水の都ベネチア、雨の日はどうなっちゃうの？雨の日のベネチアの楽しみ方とは？

ベネチアと言えば水の都！水面とほぼ同じ高さに建物が並び、大運河と共に生きる街のイメージですよね！そんな水の都ベネチア、雨の日はどうなると思いますか？雨の日のベネチアについてご紹介いたします♪

ベネチアってどこ？

ベネチア（ヴェネツィア・ベニス）はイタリア北東部に位置する水上都市です。街中を運河が走り、自動車は入る事が出来ません。アドリア海に浮かぶ美しい水の都ベネチアは、エリア一体が世界遺産に登録されています。

雨の日はどうなっちゃうの？

写真でもわかる通り、晴天時も海面は街の高さと少ししか変わりません。近年は高潮や温暖化による海面上昇で街全体が水没の危機に面しています。そんなベネチアですから、雨が降ると浸水してしまうスポットが多数！現地の人達にとっては日常茶飯事だそうですが、観光客にとっては信じられない光景です。


こちらが浸水してしまったサンマルコ広場に呆然とたたずむカモメ達です。あのナポレオンが「世界一美しい広場」と称えたサンマルコ広場もこんな姿に。。浸水しても歩けるように、広場には足場台で作られた道が設置されていました。

雨だからこそ出来るレアな体験を楽しもう！

せっかくのベネチアなのに雨…落ち込むのはまだ早い！雨でしか体験できないベネチアの楽しみ方がありますよ♪雨の中での楽しみ方をご紹介いたします♪

これさえあれば無敵！レインブーツを手に入れよう♪

雨が降ると、お店等で大体7ユーロから10ユーロの簡易レインブーツを売り始めます。このレインブーツ、靴の上からそのまま装着します。装着後は浸水した箇所も歩ける！！むしろこんなに水浸しの街をスイスイ歩く経験なんてココでしか出来ないかも！？

ココだからこそ使える！派手な傘で雨を楽しもう♪

露店などで折り畳み傘が多く売られていました。しかもその傘、なんとベネチア柄！！ココだからこそ使える傘ですよね～！！急に雨に降られた方は、ベネチア柄の傘を購入してベネチア散策を続けるのも楽しいですよ♪

雨でも関係ない！室内の観光スポットをご紹介♪

豪華な装飾！サンマルコ寺院

豪華な装飾のサンマルコ寺院は室内なので雨でも関係ない♪建物内部の豪華さから、ヴェネチアがいかに繁栄した都市だったかを知る事ができますね！ただし、皆考える事は同じで、雨が降ると入場の列が少し長くなりがちです。余裕を持って訪れましょう！

室内でのんびり！美術館や博物館を周ろう！

2013年にオープンしたヴェネチアの香水に関する博物館「モチェニゴ博物館」やヴェネチア派の14世紀～18世紀の絵画が展示されている「アカデミア美術館」を周るのも良いですね♪色彩を重視したというヴェネツィア派の絵画は、鮮やかな絵画が多くあるのでフレスコ画などとは違う美しさがありますね！

雨でもラクラク移動♪ヴァポレットで移動しよう！

主要なエリアは徒歩で観光可能なベネチアですが、大雨の中長時間歩くのは中々大変ですよね。そんなときはベネチアの公共交通機関である水上バスのヴァポレットを利用しましょう！1日券（20ユーロ）を買ってしまえば、何回乗り降りしてもOK！せっかくだから上手く使いましょう♪ヴァポレットは室内の席もあるので、雨でも安心です♪


いかがでしたでしょうか？雨のベネチアも悪くない！そう思って観光を楽しんでもらえればと思います♪せっかくのベネチア観光ですから、全力で楽しんで下さいね！