Rodrigo Quezada
スラム街がこんなカラフルに?!カラフルな街に生まれ変わった奇跡の場所5つをご紹介します。1.ファヴェーラ(ブラジル)
http://nypost.com/2014/06/17/brushing-up-rios-slums-for-the-world-cup-with-favel…
リオデジャネイロのリゾートビーチを見下ろす岩山にへばりつくように広がる街ファベーラ(=貧困街)。ここは田舎から移住してきた人々60000人が自ら建てた家で暮らしている非公式のコミュニティです。ブラジルの格差の象徴として近年、観光ツアーも盛んになっています。しかし町の奥まで入れば、今も麻薬組織と警察の銃撃戦が日常茶飯事の危険地帯でもあります。ここを魅力ある街に変貌させたのはオランダの二人の芸術家ウルハーン氏とクールハース氏。二人は街の建物をキャンバスにして色とりどりのエネルギッシュな風景を作りました。この効果で少しずつ街への関心も見方も変わってきているようです。■ 基本情報
- ・名称:ファヴェーラ(スラム街の総称)
- ・住所:リオデジャネイロ、ブラジル
- ・アクセス:日本からフライトで約25時間。
- ・公式サイトURL:http://www.brazil.org.za/rio-de-janeiro.html
2.グアヤキル サンタナの丘(エクアドル共和国)
http://intyquillatouring.com/en/ToursDiarios/city-parque.php
グアヤキルは、グアヤス川の河口近くに開けた港町で、エクアドルの経済・貿易の一大中心地です。首都であるキトよりも人口が多く、ここラス・ペーニャス地区には色とりどりの素敵な家々が並んでいます。以前は荒廃したスラム街で治安がとても悪かったそうですが都市開発で町で一番の観光スポットに生まれ変わったそうです。きれいな遊歩道に沿っておしゃれなレストランも並んでます。
■ 基本情報
- ・名称:グアヤキル
- ・住所:エクアドル
- ・アクセス:日本からフライトで約15時間
- ・公式サイトURL:http://www.guayaquil.gov.ec/
3.バルパライソ(チリ)
バルパライソはValparaisoと書くのですが、 Valはvalley(谷)、pqraisoはparadise(天国)とほぼ同じ意味で、”天国の谷”という意味なのです。 バルパライソは、チリ第二の街で世界遺産。少し危ないスラムな面もありますがすごくアートな落書きやカラフルな建物があるバルパライソは魅力いっぱい! http://www.abcspanish.ca/portfolio-item/valparaiso-puerto-principal-en-chile/
チリのビーニャデルマルから電車で2~30分行ったところに「バルパライソ」という港町があります。
バルパライソは歴史的に多くの芸術家が住み着いた街で、貧しくても開放的な雰囲気が感じられ、この街は街全体が世界遺産に登録されています。バルパライソが世界遺産として保護される前後から、キレイな住宅街に生まれ変わって魅力が増したのだとか。入り組んだ路地や坂道の形状を回ったり、おしゃれなお土産物屋をのぞいたり、建物の色使いや素敵な壁面アートを見つけたり、美味しいケーキを出す、おしゃれなカフェでのんびりしたり楽しめるようです。
■ 基本情報
- ・名称:Valparaiso
- ・住所:チリ
- ・公式サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/959
4. ナイロビ(ケニア)
http://lindsaycarron.com/2014/10/06/stories-from-kenya/
ここナイロビでも様々なアーティストがスラム街の壁にペイントを施しています。ナイロビのキベラスラムにあるマゴソ小学校に壁画を描くために、ミヤザキケンスケ氏が「Paint it! Project」というプロジェクトを企画し、日本とケニアをつなぐ活動を行っておられます。現在、新しい校舎への壁画制作と、ケニアと日本の小学校をつなぐプログラム、そしてケニアの子供たちの展覧会を1,000人のスポンサーを集い、行うことを目指しています。下の写真はミヤザキケンスケ氏のプロジェクトより。 http://www.miyazakingdom.com/project/
■ 基本情報
- ・名称:ナイロビ
- ・住所:ケニア
- ・アクセス:日本からフライトで約8時間45分。
- ・公式サイトURL:http://www.magicalkenya.com/
5.ヴィラ・クルゼイロ(ブラジル)
http://timbuktu.me/blog/coloring-the-city-good/favela3/
先にご紹介したリオデジャネイロの街ファベーラ「ヴィラ・クルゼイロ」。オランダの二人の芸術家ウルハーン氏とクールハース氏が最初のペイントに成功を確信したあとに取りかかった作品がこちら。コンクリートの道がなんだか川のようなものに見えたらしく、鯉が川登りをする日本様式の川を思い描き、本当にここに川を描いてしまったのです。日本様式彫師のロブ・アドミラル氏にデザインを相談しながら1年を費やし書き上げました。■ 基本情報
- ・名称:ヴィラ・クルゼイロ
- ・住所:リオデジャネイロ、ブラジル
・アクセス:日本からフライトで約25時間。 - ・公式サイトURL:http://www.brazil.org.za/rio-de-janeiro.html
いかがでしたでしょうか。とてもポジティブになれる町ばかりでしたね。ただ、治安はまだまだ悪いようなので、気をつけて情報を入れてから観光してください。