Norio NAKAYAMA
春になると古都・京都の各所で桜が咲き誇ります。1200年もの歴史が育んだ桜は古都・京都に一番似合う花ではないでしょうか。「平安神宮」は京都を代表する紅しだれざくらの名所であり、国の名勝に指定されている神苑があります。行ったらここをチェック!
1.大鳥居
2.神苑
南神苑の入口の門をくぐり、まず目に入るのが一面に空を覆っている「紅しだれ桜」です。しだれ桜の名所として、毎年多くの人が訪れるスポットです。例年の見頃は4月上旬から中旬です。
3.大極殿
重要文化財である大極殿は平安京の大内裏の正庁朝堂院の正殿で、即位、朝賀をはじめ国の主要な儀式が行われていました。平安時代の栄華を偲ぶのことのできる唯一の建物です。4.応天門(應天門)
応天門は平安京大内裏の正庁朝堂院の南面正門で、朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した二層からなる楼門です。5.釣燈籠
大極殿から応天門に至る各回廊と神楽殿・額殿東西に円筒形鋳造で火袋の窓に蒼龍・朱雀・白虎・ 玄武の四神をあしらった釣灯籠が現在145個が吊りさげています。 これは明治38年日露戦争の戦勝を記念して奉納されたものです。境内に入ると、まるで1200年前の京都にタイムスリップしたかのような雅な空気に包まれます。京都市内で平安時代を感じることができる、1番いい場所ではないでしょうか。
平安神宮とは?
平安神宮の例祭が「時代祭」です。山国隊の奏する笛、太鼓の音色を先頭に約2,000名・約2キロにわたる行列は見ごたえがあり動く風俗絵巻とも言われる時代祭。毎年10月22日(雨天順延)に行われます。
平安神宮を訪れた方の声
ルーブル諦めて、平安神宮の神苑に行きました!境内は人が多くて、ザワザワしてましたが神苑はお客が少なく、緑と静かな空気に包まれていて、とっても静か。ゆっくり堪能しました! pic.twitter.com/g1dH6F4ZjT
— はみ なんつ(低浮上の雑食) (@hmnnn_antsu) 2015, 9月 5
しだれ桜が優雅に乱れ咲き 満開の京都平安神宮神苑 2013年4月4日 http://t.co/tQX2GxFIz8 pic.twitter.com/z3beM1TjJy
— 京都もよう (@kyotomoyou) 2015, 9月 3
平安神宮行ってきた( *´ェ`* )神苑の清い氣を浴びてきたけどその前に引いたおみくじは末吉でした安定ですね^^▽すごく雅な神苑、素敵だった。 pic.twitter.com/iVV79219hD
— リィヴィン (@rvnn030) 2015, 8月 9
疲れたここでちょっと休憩
中神苑・東屋
神苑を歩いていくと中神苑の蒼龍池前に茶店があります。この茶店「東屋」の建物は、本当に侘び寂びの趣の四阿(あずまや)で池の風景に溶け込んでいます。野点傘の下の緋毛氈に座ってゆっくりと景色を楽しみながら休憩が出来ます。かき氷やアイスコーヒー、冷やしぜんざい、わらび餅もあります。合わせて読みたい参考ページ
基本情報
■ 基本情報
- ・名称:平安神宮
- ・住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町97
- ・アクセス:地下鉄東西線「東山駅」徒歩10分
- JR京都駅より市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩5分
- ・参拝時間:6:00~18:00 神苑は8:30~17:30
- ・電話番号:075-761-0221
- ・拝観料金:拝観無料(平安神宮神苑のみ有料)
- ・公式サイトURL:http://www.heianjingu.or.jp/
京都は方角を司る四神が存在するのにふさわしい場所と言われており、平安神宮ではその四神のストラップが販売されています。青い龍の「青龍」、赤の羽で顔がピンクのかわいらしい「朱雀」、白いトラの「白虎」、カメにヘビが巻きついている「玄武」。お土産にひとついかがですか。