鎌倉でジャズを楽しめるまとめ５選。大人な雰囲気の素敵なお店ばかりを紹介

鎌倉となにが合うでしょうか？　哲学、海の見える街、散策、雨のなかのあじさい、着物姿の女性・・・。他にもいろいろありそうですが、どうか、この中にジャズの聞ける街というのも加えて下さい。この＜鎌倉でジャズを楽しめるまとめ５選＞を読めば納得できるはずです。

１．鎌倉音のカーニバル

昨年10月に初めて行われました。2016年も行われるのは間違いありません。鎌倉宮の鎌倉薪能特設ステージで2013年から催されている「鎌じゃず」から生まれ変わりました。実行委員長は、市内でジャズクラブ「ダフネ」を経営している牧野晃一さん。

15年のカーニバル１日目が、ジャズの祭りである「第3回鎌倉じゃず祭」。国内外で活躍する小野リサ、雪村いづみwith春来、牧野竜太郎Feat.さんらが歌いました。２日目が「鎌倉和の音祭」でした。じゃず祭と和の音祭の料金は別になっています。今年も公式サイトで発表される予定です。　

２. ダフネ

生粋の鎌倉人で、高校時代からバンドを組んでやっていた牧野晃一さんが1968年、25歳の時に家業だった布団工場跡地にレストラン「キビヤ」を開業し、30年間営み、ジャズ演奏のできる場として、1999年にジャズクラブ「ダフネ」を開きました。キビヤの料理も今はここで食べることができます。

若手からベテラン(山下洋輔さんなど)までが出演。息子の竜太郎さんはジャズボーカリスト。サラダ各種、肉・魚料理、パスタなどに加え、ハウスワインから日本酒まで堪能できます。ライブは、平日20時00分～22時30分（日曜は19時00分～21時30分）。

３．BIRD（バード）

江の電で鎌倉駅から1駅、和田塚駅を降り、由比ヶ浜大通りの住宅街に入ったちょっと分かりにくい場所にある、まさに隠れ家っぽいジャズ喫茶の店。店の名前は、あのモダンジャズの父・チャーリー・パーカーの愛称からきているそうです。

北欧のインテリア雑貨を店内で多数目にすることができ、スピーカーなど備品はこだわりのものが使われています。店内に飾られている、フジコヘミングの絵も注目ポイントの一つ。

かかっているジャズはBGMとは言えないレベルの高さです。ジャズを聴きながらおいしいサイフォン式コーヒーや絶品のインド風カレーをぜひお楽しみください。

４．鎌倉フルール

おいしいワインと鎌倉野菜を使ったカレーなどの手作り料理を楽しみながら、ジャズを楽しめます。オーナーの葉山美沙さん自身がジャズ・ボーカリスト。メインは、もちろん夜で、オーナー自身のライブの時もありますが、ウェブサイトでライブスケジュールを明らかにしています。

月、木、土、日曜の昼は、＜カフェ・フルール＞。じっくり煮込んだキーマカレー（600円）を中心に鎌倉野菜サラダ、ハンバーグ、オムレツをあわせていかがでしょうか。

５．スイートママ

鶴岡八幡宮三の鳥居手前、若宮大路に面したお店です。店名は、器と喫茶を通してたくさんのSWEETを、という思いから決めたそうです。

1階はオーナーが選んだ食器が並べられており、2階は喫茶室。BGMはもちろんジャズ。ジャズライブのスケジュールはお店に事前に問い合わせることをおすすめします。

鎌倉とジャズというテーマで今回五つのお店を紹介しました。行ってみたいところは見つかりましたでしょうか。ぜひ、大人な時間を美しい音楽とお楽しみください。