嘉手納町は沖縄最大の米軍基地も！観光スポットは何がある？沖縄県「嘉手納町」の基本情報

沖縄の嘉手納と聞くと米軍基地がある所だ！それ以外に何があるのだろうか？と思い行ってみました。
嘉手納は縄文時代以前から人々が住みついていたらしく、貝塚やグズク(城)等の６か所の遺跡があります。　
甘藷(サツマイモの一種)の発祥の地で、青く美しい海、マングローブが茂る川も流れています。

嘉手納町とは？

沖縄本島の中央部(沖縄県中頭郡)にある町で、那覇市から北へ約23kmの地点に位置します。西は東シナ海に面しており、北は比謝川を境に読谷村に接し、南東部は米軍基地である嘉手納基地内で北谷町と沖縄市に接しています。町の面積は15.12 平方kmであり、面積の約83％が嘉手納基地として接収されています。残されたわずか17%の2.6km²に5,464世帯：13,790人(2015年8月現在)が暮らしています。

嘉手納町の歴史

嘉手納町の歴史は古く縄文時代以前から人々が住んでいたようです。 14世紀には屋良グスクが築かれ、そこを中心に村々が栄えたようです。 1605年に野国總管が中国から甘藷を持ち帰りました。　嘉手納町は甘藷(サツマイモ)の発祥地です。

1908年(明治４１)に北谷村に統合され北谷村字嘉手納となりました。沖縄県のほぼ中央部に位置するので、戦前は県営鉄道の終着駅があり、中頭郡における経済、文化、教育の中心として栄えました。昭和19年に日本陸軍沖縄中飛行場が建設されました。その為、第二次世界大戦では米軍の最初の上陸地となりました。

戦後は面積の88%が基地用地として接収されました。昭和23年4月頃から米軍が規制を強化し基地内を通行できなくなした為に村域が二分化されてしまいました。これにより行政上不便が生じ、昭和23年12月4日付で北谷村字から分離独立し嘉手納村となりました。

嘉手納町に行ったら出来ること

1.カヤック

マングローブカヤック、ナイトホタルカヤック(4月~11月頃)、サンセットカヤックなど１日中カヤックが楽しめます。所要時間は約2時間で川から観光名所が見られます。

■ 基本情報
- ・名称：海あしび
- ・住所：〒904-0204　沖縄県中頭郡嘉手納町水釜469
- ・アクセス：那覇方面から車で45分、恩納村方面から車で25分
- ・営業時間：午前７時頃～午後9時頃迄(予約状況による)
- ・定休日：無休
- ・電話番号： 098-956-1009
- ・料金：各ツアー　大人：￥5,800　子供：￥4,800（ネット・団体割引有）
- ・所要時間：約2時間
- ・公式サイトURL： http://www.okinawa-kayak.net/

2. 釣り

手ぶらで参加でき、釣った魚は持ち帰りできます。料理をしてくれる所も紹介してくれました。初心者でも、女性でも、子供でも楽しめます。
　

■ 基本情報
- ・名称：半日船釣りツアーたえ丸
- ・住所：〒904-0204　沖縄県中頭郡嘉手納町嘉手納171-2
- ・アクセス：那覇市内から車で約40分～50分
- 　　　　　　恩納村から車で約20分～40分
- ・営業時間：午前7時30分～午後6時頃迄
- ・電話番号： 090-1949-9994
- ・集合場所：嘉手納漁港
- ・料金：￥5,800 (6歳から）
- ・所要時間：【午前便】7：40集合（8:00~12:00)　　
  　　　　　　【午後便】12：40集合　（13:00~17:00)
- ・公式サイトURL： http://taemaru.com/index.html?1436098277

イベント

嘉手納町では以下のようなイベントがあります。　特に3）エイサー祭りや4）野国總管まつりでのエイサーは盛大です。　タイミングが合えば一見の価値があります。

1）比謝川鯉のぼりフェスタ　（4月下旬　町総合福祉センター・嘉手納漁港）　
2）嘉手納ハーリー              （旧5月4日直後の日曜日　嘉手納漁港）
3）エイサー祭り　　　　　（旧7月16日　新町通り）　
4）野国總管まつり               （10月第１土・日　兼久海浜公園）

嘉手納町はアメリカの雰囲気と沖縄らしさの両方楽しめる魅力的な町です。　米軍嘉手納基地だけでなく、すこし時間を割いて嘉手納の海や川で自然を満喫してください。