Andrea Schaffer
参道には沢山の鹿がおり観光客で賑わいをみせる東大寺。夏季には期間限定で境内のライトアップもされていて、大仏殿と南大門がライトアップされます。夕涼みしながら夜の大仏様を拝むのもいいですね。
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1.東大寺とは?
奈良時代に聖武天皇が、国の平安を願い日本中に建立させた国分寺や国分尼寺の『総国分寺』として建立されました。奈良県奈良市雑司町の地にある華厳宗大本山の寺院です。『奈良の大仏』として親しまれている国宝の盧舎那仏を本尊としています。古都奈良の文化財の一部として、1998年にユネスコの世界遺産に登録されています。2.東大寺の魅力
世界最大の木造軸組建築である大仏堂や、国宝に指定されている仏堂、多数の仏像を拝観するのはもちろんのこと、東大寺手前には、東大寺ミュージアムもあり、国宝級の仏像が展示されていて、拝観料は必要ですが東大寺に訪れたついでに立ち寄れるのも魅力ですね。3.見どころ・おすすめスポット
盧舎那仏坐像
東大寺の大仏殿の本尊であり、高さ約15メートル、重さ約250トンもあり奈良の大仏として親しまれています。天平17年に聖武天皇の発願で制作が開始ました。その後2回にわたり焼失し再興されているため、当初に制作されたものは、ごく一部しか残されていません。彫刻部門の国宝に指定されています。南大門金剛力士像
高さが8.4メートルもある巨木な木像です。鎌倉彫刻の代表作品で、大仏師の運慶・快慶によって制作されました。通常の配置とは逆になっていて、向かって右側に口を閉じた吽形像、左に口を開いた阿形像が安置されています。寄木造りとよばれる建築様式で造られています。二月堂
国宝に指定されており奈良時代に創建された十一面観音を本尊とする仏堂です。現在の建物は1669年に再建されたものです。奈良の春の風物詩として知られている『お水取り』の行事が行われている仏堂です。法華堂
国宝に指定されており不空羂索観音立像を本尊とする仏堂で、三月堂として知られています。奈良時代建築で、堂内に安置されている10体の仏像も奈良時代の作品となっています。4.訪れた方の声
十数回目の東大寺でしたが、やはり圧倒的な存在感の盧舎那仏。南大門金剛力士像阿形と吽形もリニューアルを終え、その雄姿を見せてくれます。奈良というより、日本を代表する寺院なので観光客は多いです。しかし、あまり慌てずじっくり他の建造物とあわせて見るのがいいと思います。
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大仏殿は混んでいましたが、大きな大仏様のお顔はとてもよく見えました。穏やかなお顔を見ていると、自分の心も穏やかになり、いつまでも見ていたい気分でした。大仏殿の奥の柱くぐりは10分ほど並びましたが、無事くぐることができ、心が洗われた気がしました。奈良に行くなら必ず行ってほしいところです。
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5.場所
■ 基本情報
- ・名称:東大寺
- ・住所:〒630-8211 奈良県奈良市雑司町406-1
- ・アクセス:JR大和路線・近鉄奈良線 “奈良駅” から市内循環バス “大仏殿春日大社前” より徒歩5分
- 近鉄奈良駅から徒歩約20分
- ・拝観時間:[11月〜2月] 8:00〜16:30
- [3月] 8:00〜17:00
- [4月〜9月] 7:30〜17:30
- [10月] 7:30〜17:00
- ・電話番号:0742-22-5511
- ・入堂料金:大人(大学生以上)/ 500円
- 中・高校生 / 500円
- 小学生 / 300円
- ・公式サイトURL:http://www.todaiji.or.jp/index.html