富田林は歴史ある町。基本情報をみて歴史や魅力を知ろう

富田林とは?

富田林は、大阪府の南河内地域に位置する自然と歴史に恵まれたまちです。特に寺内町には歴史的に貴重な町並みが残されており、市の南部には緑豊かな丘陵と美しい田園風景が広がり、自然景観にあふれています。また、西部丘陵地域は環境水準の高いニュータウンとなっており、歴史・自然・都会を楽しめます。

富田林の魅力

歴史的建造物からなる街並みが保存されている「富田林寺内町」があり、重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。神社もたくさんあり、今話題のテニスの錦織選手の名前と同じことで有名になった「錦織神社」も富田林にあります。
夏には大阪の２大花火大会の１つ「PL花火大会」があり、毎年たくさんの人が訪れます。

富田林の歴史

富田林は先史時代より人々が暮らし、弥生時代には石川を望む丘陵上には石川流域に繁栄したであろう氏族の首長たちの古墳が多く造営されています。
仏教文化では新堂廃寺等の寺院が建立され、平安の時代には、美具久留御魂神社・佐備神社、室町時代には錦織神社も創建されています。
太平記の時代には楠正成の山城が築かれ、足利軍を迎え撃ちました。応仁の乱でもいくつかの山城が築かれ、永禄年間に京都興正寺門跡第16世証秀上人が「富田の芝」と呼ばれていた荒地を買い受け、寺と人々の協力によって寺内町が造営されました。
浄土真宗の御坊を中心に形成された寺内町の富田林は、江戸期には商品・産品流通、明治期には施設が整備され、南河内地域の中心地として発展してきました。

富田林に行ったら出来ること

甲子園球場５個分の広大な敷地の「サバーファーム」は人気スポットです。春にはイチゴ狩り、秋にはイモ堀りなど、サバーファームでは１年中大地の恵みを実体験できる農業公園です。
歴史に触れたい人は、日本の道100選にも選ばれいる寺内町「富田林寺内町」に行くことをおすすめします。趣のある街並みを楽しむことができます。