Kentaro Ohno
室町幕府8代将軍の足利義政二より創建された銀閣寺。自身の祖父である足利義満が建てた金閣寺を参考にして作られました。華やかな北山文化とは対照的な落ち着いた佇まいが特徴的です。今回は、そんな銀閣寺の数ある見どころの中から厳選して5つご紹介いたします。
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/gitaan/diary/200511220000/
見どころその1.観音殿
もっとも有名な観音殿は、銀閣寺を象徴する建物。 一層の書院造は、この時代の文化を示す特徴的な造りで、かつては住居だったそう。
二層は「潮音閣」と呼ばれ、観音菩薩を安置しています。
見どころその2.東求堂
元は書斎として使用されていましたが、その後茶室と使われ、現代において茶室の原型と伝えられています。国宝に指定されている建物です。
見どころその3.庭園
室町時代に足利義政が残した唯一の遺構とされるのが、この庭園。波を打ったような白砂の「銀沙灘」と、富士山状に盛られた「向月台」は、月に照らされる様子を思って作られたというロマンチックなもの。
見どころその4.展望所
見どころその5.お茶の井
ここの湧水は、足利義政がお茶の際に使用したといわれるもの。この流れは、銀閣寺の庭園内の池に続きます。
6.体験者の声
銀閣寺を訪れた人の様々な感想をまとめました。
美しい庭をほめる声が多数!
「美しいお庭が銀閣寺をよりいっそう引き立ててくれます。いつ行っても趣があり、心休まる空間です。」
「苔がとても美しい庭園で、落ち着ける場所です。 日本人にも外国人にとても気に入られる場所というのがよく分かります。」
金閣寺にはない魅力があります。
「金閣寺に行ったのですが、大人的というか私個人的には、銀閣寺のほうが好きです。建物はシブいですし、庭が(銀沙灘など)ステキです。」
落ち着いたたたずまいが奏でる、荘厳な雰囲気も魅力。
「銀閣寺の厳かな雰囲気がとても素敵だと思いました。」
「庭は池泉回遊式の庭園ですが、禅宗寺院らしく砂を上手に生かした造形を見ることが出来、敬虔な気持ちにさえなります。」
■ 基本情報
- ・名称: 慈照寺(銀閣寺)
- ・住所: 京都府京都市左京区銀閣寺町2
- ・アクセス: 京都駅から京都バス18, 51系統「銀閣寺道」下車
- ・営業時間: 夏季(3/1-11/30)午前8:30 ~ 午後5:00
- 冬季(12/1- 2/末日)午前9:00 ~ 午後4:30
- ・料金: 大人・高校生500円、小・中学生300円
- ・公式サイトURL: http://www.shokoku-ji.jp/g_sanpai.html
落ち着いた心になることのできる銀閣寺。 華やかなスポットだけではなく、このような落ち着いたスポットがあることも京都の魅力のひとつですね。